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公開番号2025047869
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156624
出願日2023-09-22
発明の名称ステアリング構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B62D 1/18 20060101AFI20250327BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ステアリングコラムの組付作業を容易にする。
【解決手段】ステアリング構造は、インパネR/F12とステアリングコラム20を備える。インパネR/F12は、コラム締結部15とコラム傾動支持部16を含む。ステアリングコラム20は、インパネR/F12のコラム締結部15に締結されるインパネ締結部21と、そのインパネ締結部21とリンク機構24を介して接続されたロッド30を伸縮させる電動部32を含む。インパネR/F12のコラム傾動支持部16は、ステアリングコラム20のインパネR/F12への組付作業において、ステアリングコラム20のインパネ締結部21をコラム締結部15に締結した後、ステアリングコラム20を、コラム傾動支持部16に接続する前に、ステアリングコラム20のチルト軸部22が、インパネR/F12のチルト軸受部18からずれた位置に移動することを抑制するためのストッパ19を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
インパネリインフォースとステアリングコラムを備え、
前記インパネリインフォースは、コラム締結部とコラム傾動支持部を含み、
前記ステアリングコラムは、
前記インパネリインフォースの前記コラム締結部に締結されるインパネ締結部と、
前記インパネリインフォースの前記コラム傾動支持部に支持されるチルト軸部と
前記インパネ締結部とリンク機構を介して接続されたロッドを伸縮させる電動部と、を含み、
前記ステアリングコラムは、前記電動部が前記ロッドを伸縮させることで、前記コラム傾動支持部に支持された前記チルト軸部を中心として、前記インパネリインフォースに対して、前記インパネ締結部を除くステアリングコラム本体をチルト可能に構成されており、
前記インパネリインフォースの前記コラム傾動支持部は、前記ステアリングコラムの前記インパネリインフォースへの組付作業において、前記ステアリングコラムの前記インパネ締結部を前記インパネリインフォースの前記コラム締結部に締結した後、前記ステアリングコラムを、前記インパネリインフォースの前記コラム傾動支持部に接続する前に、前記ステアリングコラムの前記チルト軸部が、前記インパネリインフォースのチルト軸受部からずれた位置に移動することを抑制するためのストッパを備える、
ことを特徴とするステアリング構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ステアリング構造に関し、特に、電動チルトを有するステアリング構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両には、ステアリングホイールの角度位置調節機構としてのチルトと、前後位置調整機構としてテレスコピックを備えるものがある。チルトテレスコピックは、チルトとテレスコピックの2つを合わせた名称である。
【0003】
従来、マニュアル調整式のチルトテレスコピック、或いはチルトのみを有する自動車が一般的であり、電動式のチルトテレスコピック(以下、電動チルトテレスコピックと言う)は一部の高級車のみに採用されていた。しかし、近年、比較的車両価格の安い自動車にも電動チルトテレスコピックの採用範囲が拡大している。
【0004】
例えばチルトに関し、マニュアル調整式では、ロックを解除して、ステアリングホイールを上下に動かして適切な位置で止め、ロックをかけることで、ステアリングホイールの角度位置を調整する。一方、電動式では、スイッチ操作により自動でステアリングホイールを上下させ、スイッチ操作を止めることで、ステアリングホイールの角度位置を調整する。
【0005】
特許文献1には、ステアリングコラムをインパネリインフォースで支持する構造の一例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-137253号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
チルトテレスコピックがマニュアル調整式から電動式に代わることで、ステアリングコラムをインパネリインフォースに接続する作業(組付作業)において、ステアリングコラムの接続位置が、インパネリインフォースの被接続位置からずれてしまい、それらの接続がしにくい問題が生じている。以下に、具体的に説明する。
【0008】
図1は、自動車のステアリング構造の一部を概略的に示す分解斜視図である。なお、図1および以下で説明する図2には、ストッパ19が存在しているが、課題が生じる構造(比較技術)ではストッパ19が存在していない。また、図1には、以下で説明する、ステアリングコラム20のリンク機構24(図2参照)や電動部32等の構造物が省略されている。
【0009】
図1に示すように、ステアリング構造は、インパネリインフォース12(以下、インパネR/F12と記す)とステアリングコラム20を備える。インパネR/F12は、コラム締結部15とコラム傾動支持部16を含む。ステアリングコラム20は、インパネR/F12のコラム締結部15に締結されるインパネ締結部21と、インパネR/F12のコラム傾動支持部16に支持されるチルト軸部22を含む。
【0010】
ステアリングコラム20のインパネR/F12への組付作業では、まず、ステアリングコラム20のインパネ締結部21をインパネR/F12のコラム締結部15に締結し、その後、ステアリングコラム20のチルト軸部22(穴74)を、インパネR/F12のチルト軸受部18(2つの穴50)に位置合わせして、長いボルト52を横から挿入してそれらを接続する。
(【0011】以降は省略されています)

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