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公開番号
2025044462
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152033
出願日
2023-09-20
発明の名称
高圧タンクの製造方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
B29C
70/32 20060101AFI20250326BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】本発明は、従来と比較してより確実に補強層の破断強度を高めることができる高圧タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の製造方法は、円筒形状の胴部5の両端部5eにドーム部6を有するライナ2の外表面に補強層4を備える高圧タンクの製造方法であって、硬化性樹脂を含む所定張力のバンドB(繊維束)を前記ライナ2の前記外表面に巻き付ける巻回工程と、前記外表面に巻き付けたバンドB(繊維束)に含まれる前記硬化性樹脂を硬化させて前記補強層を形成する補強層形成工程と、を有し、前記巻回工程は、前記胴部5の両端部5eにおける前記バンドB(繊維束)の張力が前記両端部5eの間に規定される前記胴部5の一般部5gにおける前記バンドB(繊維束)の張力よりも低減するように行われることを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
円筒形状の胴部の両端部にドーム部を有するライナの外表面に補強層を備える高圧タンクの製造方法であって、
硬化性樹脂を含む所定張力の繊維束を前記ライナの前記外表面に巻き付ける巻回工程と、
前記外表面に巻き付けた前記繊維束に含まれる前記硬化性樹脂を硬化させて前記補強層を形成する補強層形成工程と、
を有し、
前記巻回工程は、前記胴部の両端部における前記繊維束の張力が前記両端部の間に規定される前記胴部の一般部における前記繊維束の張力よりも低減するように行われることを特徴とする高圧タンクの製造方法。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記巻回工程は、前記ライナの前記胴部に対する前記繊維束のフープ巻きにて行われることを特徴とする請求項1に記載の高圧タンクの製造方法。
【請求項3】
前記補強層は、前記ライナの前記外表面に積層された複数の単位層からなり、前記単位層は、帯状の前記繊維束が前記ライナの軸方向に並列することで形成されることを特徴とする請求項1に記載の高圧タンクの製造方法。
【請求項4】
複数の前記単位層のぞれぞれは、互いに独立して前記胴部の両端部における前記繊維束の張力が前記胴部の前記一般部における前記繊維束の張力よりも低減されていることを特徴とする請求項3に記載の高圧タンクの製造方法。
【請求項5】
前記胴部の前記一般部において径方向に積層された複数の前記単位層の前記繊維束の張力は、外周側の前記単位層に向かうほど低減されていることを特徴とする請求項4に記載の高圧タンクの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高圧タンクの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、高圧タンクとしては、ライナの円筒形状の胴部の外周面に補強層を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この高圧タンクの製造方法は、トウプリプレグ(硬化性樹脂含有の繊維束)のフープ巻きにてライナの胴部の外周面に第1補強層を形成する工程と、この第1補強層上にトウプリプレグのヘリカル巻きにて第2補強層を形成する工程と、トウプリプレグに含まれる硬化性樹脂を硬化させる工程と、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-73617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の高圧タンクの製造方法(例えば、特許文献1参照)は、ライナの胴部の軸方向に沿って胴部全体に亘って繊維束を巻き重ねていく際に、胴部の両端部で繊維束の巻き崩れを生じることがある。このような繊維束の巻き崩れを生じると補強層の破断強度が低下するおそれがある。
【0005】
本発明の課題は、従来と比較してより確実に補強層の破断強度を高めることができる高圧タンクの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を達成した本発明の高圧タンクの製造方法は、円筒形状の胴部の両端部にドーム部を有するライナの外表面に補強層を備える高圧タンクの製造方法であって、硬化性樹脂を含む所定張力の繊維束を前記ライナの前記外表面に巻き付ける巻回工程と、前記外表面に巻き付けた前記繊維束に含まれる前記硬化性樹脂を硬化させて前記補強層を形成する補強層形成工程と、を有し、前記巻回工程は、前記胴部の両端部における前記繊維束の張力が前記両端部の間に規定される前記胴部の一般部における前記繊維束の張力よりも低減するように行われることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の高圧タンクの製造方法によれば、従来と比較してより確実に補強層の破断強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る製造方法によって得られる高圧タンクの縦断面図である。
本発明の実施形態に係る製造方法によって得られる高圧タンクの部分拡大横面図である。
本発明の実施形態に係る製造方法で使用される高圧タンク製造装置の構成説明図である。
本発明の実施形態に係る製造方法で行われる繊維束のフープ巻きの説明図である。
本発明の実施形態に係る製造方法で行われる繊維束の巻回工程の説明図である。
本発明の実施形態に係る製造方法で行われる繊維束の高ヘリカル巻きの説明図である。
本発明の実施形態に係る製造方法で行われる繊維束の低ヘリカル巻きの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、本発明を実施するための形態(実施形態)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。まず、本実施形態に係る製造方法にて得られる高圧タンクの構造について説明する。
図1は、高圧タンク1の縦断面図である。図2は、高圧タンク1の部分拡大横面図である。
本実施形態の高圧タンク1は、例えば、燃料電池車に搭載され、燃料電池システムに供給するための水素ガスを貯留するものを想定している。ただし、高圧タンク1は、これに限定されるものではなく、他の高圧ガスについて使用されるものであってもよい。
【0010】
図1に示すように、高圧タンク1は、ライナ2と、このライナ2に連結される口金3と、ライナ2から口金3に亘ってこれらの外側を覆う補強層4と、を備えている。
口金3は、例えば、アルミニウム合金などの金属製材料にて形成されるものを想定している。口金3は、内側に給排孔を有する円筒状の口金本体3aと、この口金本体3aの軸方向の一端側に形成されるフランジ部3bとを有している。
(【0011】以降は省略されています)
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