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公開番号2024107852
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023012002
出願日2023-01-30
発明の名称シート剥離装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B29C 63/02 20060101AFI20240802BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】装置全体の横幅(フットプリント)を大きくすることなく、ラミネート定着装置と連結でき、かつ、排出されるラミネート済みのシートをまとめて回収できるシート剥離装置を提供する。
【解決手段】2枚のシートが重ねられ、その一部が接合された2枚重ねシートの2枚のシートを剥離し、2枚のシートの間に少なくとも1枚のシート状媒体を挿入するシート剥離装置に関する。
本発明のシート剥離装置は、シート剥離装置シート状媒体を挟持した2枚重ねシートをラミネート処理するラミネート定着装置を搭載可能な上面と、ラミネート定着装置の排出口から排出されるラミネート処理されたシート状媒体を挟持した2枚重ねシートを積載する、上面に設置された排紙トレイと、ラミネート定着装置と連結し、シート剥離装置から、シート状媒体を挟持した2枚重ねシートをラミネート定着装置に搬送する搬送部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
2枚のシートが重ねられ、その一部が接合された2枚重ねシートの前記2枚のシートを剥離し、前記2枚のシートの間に少なくとも1枚のシート状媒体を挿入するシート剥離装置であって、
前記シート状媒体を挟持した2枚重ねシートをラミネート処理するラミネート定着装置を搭載可能な上面と、
前記ラミネート定着装置の排出口から排出されるラミネート処理された前記シート状媒体を挟持した2枚重ねシートを積載する、前記上面に設置された排紙トレイと、
前記ラミネート定着装置と連結し、シート剥離装置から、前記シート状媒体を挟持した2枚重ねシートを前記ラミネート定着装置に搬送する搬送部と、を備えることを特徴とするシート剥離装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記シート剥離装置の前記上面に対する、前記ラミネート定着装置の高さを調整する高さ調整機構を備えることを特徴とする、請求項1に記載のシート剥離装置。
【請求項3】
前記ラミネート定着装置の前記排出口に対する、前記排紙トレイのシート排出方向における位置を調整する位置調整機構を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のシート剥離装置。
【請求項4】
前記ラミネート定着装置は、前記シート剥離装置の前記上面に着脱可能に搭載されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のシート剥離装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート剥離装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
2枚のシートが重ねられ、一辺が接合(接続)された2枚重ねシート(ラミネートシート又はラミネートフィルム)内に、中紙類(用紙、写真など)を挿入し、熱と圧力を加えて2枚重ねシートを接着するラミネート処理という技術が知られている。
【0003】
ラミネート処理は、従来、ユーザが一連の作業を手作業で行っていたため、多数枚のラミネート処理を行う場合、大変手間が掛かっていた。
【0004】
そのため、回転部材に2枚重ねシートを巻き付け、幾何学的な関係から内周側シートと外周側シートの間に巻き付け周長差を生じさせることで、2枚重ねシートの2枚のシートを剥離するシート剥離装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
また、ラミネート処理を自動化する目的で、フィルムの2枚のシートを分離する装置に、ラミネート加工装置を直列に連結させた構成も提案されている(特許文献2参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献2の構成は、シートを分離する装置の搬送方向下流にラミネート加工装置が水平に配置されているため、横幅(フットプリント)が大きいという問題があった。
【0007】
また、ユーザがラミネート処理済みのシートを1枚ごとに取り除く構成であり、多数枚のラミネート処理を行う場合、作業性が悪くなるという問題もあった。
【0008】
そこで本発明は、装置全体の横幅(フットプリント)を大きくすることなく、ラミネート定着装置と連結でき、かつ、排出されるラミネート済みのシートをまとめて回収できるシート剥離装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題は、2枚のシートが重ねられ、その一部が接合された2枚重ねシートの前記2枚のシートを剥離し、前記2枚のシートの間に少なくとも1枚のシート状媒体を挿入するシート剥離装置であって、前記シート状媒体を挟持した2枚重ねシートをラミネート処理するラミネート定着装置を搭載可能な上面と、前記ラミネート定着装置の排出口から排出されるラミネート処理された前記シート状媒体を挟持した2枚重ねシートを積載する、前記上面に設置された排紙トレイと、前記ラミネート定着装置と連結し、シート剥離装置から、前記シート状媒体を挟持した2枚重ねシートを前記ラミネート定着装置に搬送する搬送部と、を備えることを特徴とするシート剥離装置によって解決される。
【発明の効果】
【0010】
本発明のシート剥離装置は、その上面にラミネート定着装置を搭載できるため、装置全体の横幅(フットプリント)を大きくすることなく、一連のラミネート処理を実施できる。また、その上面に設置された排紙トレイにより、排出されるラミネート済みのシートをまとめて回収できる。したがって、従来に比べて作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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