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公開番号2025043571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023150926
出願日2023-09-19
発明の名称インクジェット記録装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20250325BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】洗浄液を十分に且つ均等に供給できるインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】インクジェット記録装置は、複数のノズルのインク吐出口が下向きに開口するノズル面が設けられ、昇降可能に支持された記録ヘッドと、ノズル面に接触して所定の移動方向に移動することでノズル面を拭き取るブレード93と、洗浄液供給源から補給された洗浄液を収容し、ブレードの移動開始位置とノズル面との間に供給する洗浄液供給部材73と、を備え、洗浄液供給部材は、補給された前記洗浄液が収容される収容部111を有し、収容部は天面が開口する構成とすることにより、洗浄液を十分に且つ均等に供給することが可能となる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数のノズルのインク吐出口が下向きに開口するノズル面が設けられ、昇降可能に支持された記録ヘッドと、
前記ノズル面に接触して所定の移動方向に移動することで前記ノズル面を拭き取るブレードと、
洗浄液供給源から補給された洗浄液を収容し、前記ブレードの移動開始位置と前記ノズル面との間に供給する洗浄液供給部材と、を備え、
前記洗浄液供給部材は、
補給された前記洗浄液が収容される収容部を有し、
前記収容部は天面が開口していることを特徴とするインクジェット記録装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記収容部の底面には、前記移動方向と交差する前記ブレードの幅方向の中央部に、盛り上がり部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記洗浄液供給源から前記収容部に洗浄液が補給される補給口を更に備え、
前記離間位置において、前記盛り上がり部の頂部は前記補給口と対向していることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記収容部には、前記ブレードの移動開始位置と前記ノズル面との間に洗浄液を供給する複数個の供給口が形成され、
前記複数個の供給口の一つは、前記盛り上がり部の頂部に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
前記凹部には、前記ブレードの移動開始位置と前記ノズル面との間に洗浄液を供給する複数個の供給口が形成され、
前記複数個の供給口の一つは、前記離間位置において前記補給口と対向していることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
【請求項6】
前記収容部の底面は、前記盛り上がり部の頂部から周囲に向かって下方に傾斜していることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
【請求項7】
前記ブレードを含み、該ブレードが前記ノズル面と接触するワイプ位置と前記ノズル面から離間した離間位置とに移動可能なワイプユニットを備え、
前記洗浄液供給部材は前記ワイプユニットと一体に設けられ、
前記ワイプユニットが前記ワイプ位置に移動すると、前記洗浄液供給部材は、前記ブレードの移動開始位置と前記ノズル面との間の供給位置に移動し、
前記ワイプユニットが前記離間位置に移動すると、前記洗浄液供給部材は、前記洗浄液供給源から前記収容部に洗浄液が補給される補給位置に移動することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録ヘッドのノズル面を洗浄液を用いて拭き取るブレードを備えるインクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置には、記録ヘッドのノズル面に沿ってブレードを移動させて、ノズル面を拭き取るワイプユニットが備えられている。ブレードがノズル面に沿って移動する際、ブレードの移動開始位置とノズル面との間に洗浄液が供給される。ブレードは供給された洗浄液を保持しながらノズル面に沿って移動する。
【0003】
特許文献1に記載のインクジェット記録装置の記録ヘッドには、洗浄液が収容される中空状の収容部と、収容部に連通し、ブレードの移動開始位置とノズル面との間にクリーニング液を供給する供給口と、が設けられている。洗浄液供給源から補給口を介して収容部に補給されたクリーニング液は、供給口から下向きに突出された状態で保持される。その後、ブレードが移動開始位置から移動すると、突出したクリーニング液がブレードで拭き取られてブレードに保持され、その後、ブレードによって、ノズル面が洗浄液を用いて拭き取られ、ノズル面に付着していたインク等が除去される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-108711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1のように、洗浄液の収容部が天面と底面、四方の側面とで囲まれた中空状の場合、補給された洗浄液が各面間の隅に膜を張ってしまうことがある。すると、一部の供給口が膜で塞がれて、ブレードの移動方向と交差する幅方向において、供給されるクリーニング液の量が不均一になったり、収容部へ補給されるクリーニング液の量が少なくなったりして、十分な洗浄効果が得にくいという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は上記事情を鑑み、洗浄液を十分に且つ均等に供給できるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のインクジェット記録装置は、複数のノズルのインク吐出口が下向きに開口するノズル面が設けられ、昇降可能に支持された記録ヘッドと、前記ノズル面に接触して所定の移動方向に移動することで前記ノズル面を拭き取るブレードと、洗浄液供給源から補給された洗浄液を収容し、前記ブレードの移動開始位置と前記ノズル面との間に供給する洗浄液供給部材と、を備え、前記洗浄液供給部材は、補給された前記洗浄液が収容される収容部を有し、前記収容部は天面が開口していることを特徴とする。
【0008】
本発明において、前記収容部の底面には、前記移動方向と交差する前記ブレードの幅方向の中央部に、盛り上がり部が形成されていることを特徴としてもよい。
【0009】
本発明において、前記洗浄液供給源から前記収容部に洗浄液が補給される補給口を更に備え、前記離間位置において、前記盛り上がり部の頂部は前記補給口と対向していることを特徴としてもよい。
【0010】
本発明において、前記収容部には、前記ブレードの移動開始位置と前記ノズル面との間に洗浄液を供給する複数個の供給口が形成され、前記複数個の供給口の一つは、前記盛り上がり部の頂部に形成されていることを特徴としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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