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公開番号
2025043353
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-31
出願番号
2023150625
出願日
2023-09-18
発明の名称
左官用マルチこて及びマルチこてセット
出願人
有限会社ノゾミ工業
代理人
個人
主分類
E04F
21/16 20060101AFI20250324BHJP(建築物)
要約
【課題】振動取っ手と手動取っ手を容易に交換することができ、こて板に対して取っ手が外れにくく、振動体の振動がこて板に伝わりやすい左官用マルチこて、及び複数のこて板及び複数の取っ手を嵩張らずに収納し、これらを任意に組み合わせて使用することができる左官用マルチこてセットを提供する。
【解決手段】背面の長手方向に背板5が設けられ、背板5にスライド溝6が形成されたこて板2と、握り柄9と、握り柄9から下方に延びる首部10と、首部10の下端にこて板2のスライド溝6に差し込まれる差し込み部11とを有する取っ手3と、背板5のスライド溝6に差し込まれた差し込み部11の全体を背板5に密着させて固定する固定部材4とからなる。取っ手3は、差し込み部11に振動体17が設けられた振動取っ手3aと、振動体が設けられない手動取っ手3bとを交換して前記こて板2に取り付け可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
背面の長手方向に背板が設けられ、前記背板にスライド溝が形成されたこて板と、
握り柄と、前記握り柄から下方に延びる首部と、前記首部の下端に前記こて板の前記スライド溝に差し込まれる差し込み部とを有する取っ手と、
前記背板の前記スライド溝に差し込まれた前記差し込み部を前記背板に密着して固定する固定部材と、からなり、
前記取っ手は、前記差し込み部に振動体が設けられた振動取っ手と、振動体が設けられない手動取っ手とを交換して前記こて板に取り付け可能であることを特徴とする左官用マルチこて。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記振動取っ手の前記握り柄に内部空間が形成され、前記内部空間に前記振動体に駆動電流を供給する電源が収容され、
前記振動取っ手の前記握り柄に、前記電源をオンオフする電源スイッチと、前記振動体の振動の強度を切り換える切換スイッチとが設けられ
前記振動取っ手の前記差し込み部に複数の前記振動体が長手方向に列設されていることを特徴とする請求項1に記載の左官用マルチこて。
【請求項3】
前記取っ手は、前記握り柄に着脱可能なグリップ部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の左官用マルチこて。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の大、中、小の少なくとも3個の振動取っ手と、
請求項1又は3に記載の大、中、小の少なくとも3個の手動取っ手と、
請求項1に記載の大、中、小の少なくとも3種類の複数枚のこて板と、
が1つのケースに収納されていることを特徴とする左官用マルチこてセット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は左官用マルチこて及びマルチこてセットに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
モルタルやコンクリートの打設時に表面の不陸を調整するのに左官用こてが使用され、モルタルやコンクリートの表面が乾かないうちに迅速に作業が行われる。近年、モルタルやコンクリートの表面に振動を与えて、空気を抜き、水を浮かせることにより、均し作業を効率良く迅速・容易にするため、電動こてが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1、6には、こて板に振動体を取り付け、取っ手に電池を収容した電動こてが記載されているが、振動体の取り付け位置が首部の付け根の回りにあるため、こて板全体に振動を伝えることができない。特許文献2、4、5、7には、取っ手内部に振動体と電池を設けた電動こてが記載されているが、取っ手内部の振動体の振動が取っ手を握る手に伝わるため、手がしびれるだけでなく、こて板の振動が不十分である。特許文献3には、こて板の左右両側にケーブルを介して外部電顕に接続された振動体を取り付けた電動こてが記載されているが、ケーブルが作業の邪魔になるという問題があった。
【0004】
特許文献8には、こて板に振動体を移動・着脱可能に設け、取っ手に電池を設けた左官こてが記載されているが、作業の状況に応じて振動体を移動させるのが煩雑である。
特許文献9には、振動モータと電池とスイッチをケースに収容した振動発生体をこて板に着脱可能に設けた左官用こてが記載されているが、振動発生体の取り付け位置が握り柄の先端に限定されているため、作業に応じて振動を発生させる位置を変えることができない等の問題があった。
【0005】
このような電動左官こては、コストが高いうえ、振動体を作動させずに一般の左官こてとして使用するには重く使いにくく、こて板の大きさが変えられないため、色々な場面に対応できないという問題があった。また、従来の左官用こては、取っ手とこて板が一体であるため、従来の木製岡持や、プラスチック製の左官道具箱に収納するのに嵩張り、ケースが大型になる反面、あまり多くの道具を収納できないという問題があった。
【0006】
特許文献10には、握り柄に対してこて板部を取り替え得るようにした左官こてが記載されているが、ホルダと差し入れ部の係合が外れやすく、力圧を加えて作業をする間にガタ付いたり、揺れて、損傷が生じやすいという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2005-351058号公報
特開2002-89031号公報
特開2000-17827号公報
実用新案登録第3045879号明細書
特開平9-57179号公報
特開平9-49314号公報
実開平4-36046号公報
実開平4-86849号公報
特開平3-241170号公報
特開平9-324527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、振動取っ手と手動取っ手を容易に交換することができる左官用マルチこて、こて板に対して取っ手が外れにくい左官用マルチこて、振動体の振動がこて板に伝わりやすい左官用マルチこて、及び複数のこて板及び複数の取っ手を嵩張らずに収納し、これらを任意に組み合わせて使用することができる左官用マルチこてセットを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するため手段は以下の通りである。
(1)背面の長手方向に背板が設けられ、前記背板にスライド溝が形成されたこて板と、
握り柄と、前記握り柄から下方に延びる首部と、前記首部の下端に前記こて板の前記スライド溝に差し込まれる差し込み部とを有する取っ手と、
前記背板の前記スライド溝に差し込まれた前記差し込み部を前記背板に密着して固定する固定部材と、からなり、
前記取っ手は、前記差し込み部に振動体が設けられた振動取っ手と、振動体が設けられない手動取っ手とを交換して前記こて板に取り付け可能である。
【0010】
手段1によれば、固定部材により差し込み部の全体が背板に密着して固定されるので、こて板に対して取っ手が外れにくいうえ、振動体の振動が背板を介してこて板の全体にいきわたり、振動を施工面に確実に伝えることができる。
また、こて板から取っ手を取り外すことで、嵩張らずに収納することができる。
さらに、振動取っ手と手動取っ手を交換可能であるので、従来の手動こての取っ手を振動取っ手に交換すれば、高価な振動ごてを購入する必要がなくなり、安価なコストで、振動こてとして使用できる。
(【0011】以降は省略されています)
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