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公開番号
2025042400
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149388
出願日
2023-09-14
発明の名称
画像形成方法、画像形成装置及び画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250319BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】DTG印刷後に残る染み出し痕を解消し、かつ、生産性が高い画像形成方法を提供する。
【解決手段】浸透性を有する被印刷物上の所定の領域に、前処理液を付与する前処理液付与工程と、前記前処理液を付与した領域にインクを付与し、画像を形成するインク付与工程と、前記画像の周囲の、前記インクが含有する有機溶媒が染み出した領域を含む所定の領域に対し、水を含む無色液体を付与して前記有機溶媒を拡散させる無色液体付与工程とを含むことを特徴とした画像形成方法である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
浸透性を有する被印刷物上の所定の領域に、前処理液を付与する前処理液付与工程と、
前記前処理液を付与した領域にインクを付与し、画像を形成するインク付与工程と、
前記画像の周囲の、前記インクが含有する有機溶媒が染み出した領域を含む所定の領域に対し、水を含む無色液体を付与して前記有機溶媒を拡散させる無色液体付与工程とを含むことを特徴とした画像形成方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記無色液体を付与した後、加熱処理を行うことにより不要な水分を蒸発除去し、前記インクを前記被印刷物に定着させる加熱処理工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
【請求項3】
前記前処理液を付与した領域を含む所定の領域に、前記インク付与工程により、白インクを付与して白インクによる下地を形成し、前記白インクによる下地上の所定の領域にカラーインクを付与してカラー画像を形成することを特徴とした請求項1から2のいずれかに記載の画像形成方法。
【請求項4】
浸透性を有する被印刷物上の所定の領域に、前処理液を付与する前処理液付与部と、
前記前処理液を付与した領域にインクを付与し、画像を形成するインク付与部と、
前記画像の周囲の、前記インクが含有する有機溶媒が染み出した領域を含む所定の領域に対し、水を含む無色液体を付与して前記有機溶媒を拡散させる無色液体付与部とを有することを特徴とした画像形成装置。
【請求項5】
前記無色液体を付与した後、加熱処理を行うことにより不要な水分を蒸発除去し、前記インクを前記被印刷物に定着させる加熱処理部をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記前処理液を付与した領域を含む所定の領域に、前記インク付与部により、白インクを付与して白インクによる下地を形成し、前記白インクによる下地上の所定の領域にカラーインクを付与してカラー画像を形成することを特徴とした請求項4から5のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項7】
浸透性を有する被印刷物上の所定の領域に、前処理液を付与する前処理液付与部を有する装置と、
前記前処理液を付与した領域を含む所定の領域にインクを付与し、画像を形成するインク付与部と、前記画像の周囲の、前記インクが含有する有機溶媒が染み出した領域を含む所定の領域に対し、水を含む無色液体を付与して前記有機溶媒を拡散させる無色液体付与部とを有する装置と、
を含むことを特徴とした画像形成システム。
【請求項8】
前記前処理液を付与した領域を含む所定の領域に、前記インク付与部により、白インクを付与して白インクによる下地を形成し、前記白インクによる下地上の所定の領域にカラーインクを付与してカラー画像を形成することを特徴とした請求項7に記載の画像形成システム。
【請求項9】
浸透性を有する被印刷物上の所定の領域に、前処理液を付与する前処理液付与部と、前記前処理液を付与した領域を含む所定の領域にインクを付与し、画像を形成するインク付与部とを有する装置と、
前記画像の周囲の、前記インクが含有する有機溶媒が染み出した領域を含む所定の領域に対し、水を含む無色液体を付与して前記有機溶媒を拡散させる無色液体付与部を有する装置と、
を含むことを特徴とした画像形成システム。
【請求項10】
前記前処理液を付与した領域を含む所定の領域に、前記インク付与部により、白インクを付与して白インクによる下地を形成し、前記白インクによる下地上の所定の領域にカラーインクを付与してカラー画像を形成することを特徴とした請求項9に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成方法、画像形成装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット技術を用いて、布生地上に直接インクを吐出して印刷を行うDTG(Direct to Garment)印刷が既に知られている。DTG印刷では、印刷対象である布生地に着色剤を強固に定着させるため、印刷前に前処理液を塗布する工程が存在する。前処理液を塗布することにより、布生地繊維に定着しにくい白の顔料を含有するインクや、インクが定着しにくいポリエステル繊維が使用可能となる。
【0003】
従来は、前処理液を塗布した後、ヒートプレス機で一度乾燥させてから印刷を行い、再度ヒートプレスを行ってインクを定着させていた。近年、この作業工程を短縮し、生産性を高めることを目的として、前処理液吐出ヘッドを内蔵した画像形成装置が開発されている。前処理液の塗布と印刷を同一の装置で行うため、画像を印刷する領域に正確に前処理液を塗布することが可能となり、前処理液の使用量を削減できる利点も有する。
【0004】
前処理液吐出ヘッドを内蔵した画像形成装置では、画像の印刷が終わるまで乾燥する工程を含まないため、布生地の印刷面が濡れた状態となり、液体(前処理液及びインク)の付着量に応じて濡れている範囲が拡大していく。白布生地に対して印刷する場合、使用される液体は前処理液とカラーインクのみでよいが、色布生地(黒、赤、青、緑等)に対して印刷する場合、そのままカラーインクを印刷しても布生地色の影響で正確な色表現ができない。そこで、布生地色の影響を無くす為、カラーインクの下地として大量の白インクを印刷することにより布生地色を隠蔽する。白インクの量が少ないと、布生地色が透けて印刷画像の色味に影響する他、摩擦や洗濯によって白インクの下地ごと印刷面が剥離してしまう。
【0005】
白布生地に対して印刷する場合、使用する液体が少ないため、印刷中の濡れ広がりは問題とはならない。一方で、色布生地に対して印刷する場合、下地として用いる大量の白インクによる濡れ広がりに起因して、印刷領域外に染み出し痕が発生する問題がある。染み出し痕の要因となるのは前処理液及びインクが含有する湿潤剤であり、湿潤剤は高沸点であるため、DTG印刷で行われるヒートプレス機等による加熱処理でも蒸発除去させることができない。湿潤剤は高い水溶性を有するため、染み出し痕は洗濯を行うことで除去することができるが、その場合、洗濯による廃液が生じるため環境負荷が大きくなるだけでなく、乾燥及びしわ伸ばしといった工程が追加で必要となり、生産性が大きく低下する。
【0006】
染み出し痕を解消する技術として、例えば、特許文献1に記載の前処理装置が開示されている。特許文献1では、前処理剤(PT)に起因する染み出しを改善するための前処理の前処理剤(PPT)が、PTと反応してゲル化の跡が残るという課題を、さらに別の前処理剤を使用することにより解決できることが開示されている。
【0007】
しかしながら、特許文献1で開示されている前処理装置は、PT自体の塗布ムラ、及びPTとインクとの相互作用により生じる染み出し痕を防ぐものであり、色布生地上に下地として白インクを大量に使用した際に発生する染み出し痕を解消することはできない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、以下の目的を達成することを課題とする。すなわち、本発明は、DTG印刷後に残る染み出し痕を解消し、かつ、生産性が高い画像形成方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、浸透性を有する被印刷物上の所定の領域に、前処理液を付与する前処理液付与工程と、前記前処理液を付与した領域にインクを付与し、画像を形成するインク付与工程と、前記画像の周囲の、前記インクが含有する有機溶媒が染み出した領域を含む所定の領域に対し、水を含む無色液体を付与して前記有機溶媒を拡散させる無色液体付与工程とを含むことを特徴とした画像形成方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、DTG印刷後に残る染み出し痕を解消し、かつ、生産性が高い画像形成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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