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公開番号
2025042251
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149146
出願日
2023-09-14
発明の名称
制御装置、制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250319BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷中の印刷ジョブがキャンセルされた場合に、後加工機での処理に影響を与えることなく損紙を低減すること。
【解決手段】
ジョブキャンセル要求があると「印刷中」の印刷ジョブを特定し、印刷停止指示後に停止可能な直近のページである停止予定ページを特定する。印刷ジョブ管理部は、停止予定ページにおいて印刷中となる印刷ジョブがキャンセル対象か否かを判定する。ジョブ情報補正部は、停止予定ページにおいて印刷中となるキャンセル対象の印刷ジョブにおいて、停止予定ページより後に印刷予定の印刷対象ページがジョブ情報ページ以外にもある場合、停止予定ページよりも後に印刷予定の印刷対象ページを削除する。ジョブ情報補正部は、キャンセル対象の印刷対象ページの一部が削除された場合、印刷前に予め用意したジョブ情報を補正して、実際の印刷結果と一致するジョブ情報ページを再生成する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ロール状の記録媒体に印刷を行う印刷装置に対して複数の印刷ジョブを印刷させる制御装置であって、
前記複数の印刷ジョブのそれぞれについて、前記印刷ジョブにおいて印刷予定のページと当該印刷予定のページに関する情報を含むジョブ情報とを前記印刷装置に印刷させる管理手段と、
前記複数の印刷ジョブのうち少なくとも1つの印刷ジョブに対するキャンセル要求を受け付ける受け付け手段と、
前記ジョブ情報を補正する補正手段と、
を備え、
前記管理手段は、前記キャンセル要求を受け付けたキャンセル対象の印刷ジョブにおいて印刷予定のページの一部又は全てを削除し、
前記補正手段は、前記印刷予定のページの一部が削除された印刷ジョブの前記ジョブ情報を補正する、
ことを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記管理手段は、前記印刷予定のページの全てを削除した場合、前記ジョブ情報も削除する、
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記管理手段は、前記印刷予定のページが削除された印刷ジョブより後に印刷予定の印刷ジョブを繰り上げて前記印刷装置に印刷させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記印刷装置から印刷状況を取得する取得手段をさらに備え、
前記管理手段は、前記受け付け手段により前記キャンセル要求が受け付けられた際の前記印刷状況に基づき、前記キャンセル対象の印刷ジョブにおいて印刷予定のページの一部又は全てを削除する、
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記管理手段は、前記受け付け手段により前記キャンセル要求が受け付けられた際の前記印刷状況に基づき、前記受け付け手段により前記キャンセル要求が受け付けられた際に停止可能な直近のページより後に印刷予定のページを特定し、前記キャンセル要求を受け付けたキャンセル対象の印刷ジョブにおける印刷予定のページのうち、前記特定したページより後に印刷予定のページを削除する、
ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記管理手段は、前記キャンセル対象の印刷ジョブにおいて前記印刷予定のページを削除した場合、前記印刷予定のページが削除された印刷ジョブより後に印刷予定の印刷ジョブの印刷を停止させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記管理手段は、前記キャンセル対象の印刷ジョブにおいて前記印刷予定のページの一部を削除した場合、又は、前記キャンセル対象の印刷ジョブにおいて前記印刷予定のページの全てを削除し、かつ、前記印刷予定のページが削除された印刷ジョブより後に印刷予定の印刷ジョブを前記印刷予定のページが削除された印刷ジョブより前に印刷予定の印刷ジョブに連続して印刷できない場合、前記印刷予定のページが削除された印刷ジョブより後に印刷予定の印刷ジョブの印刷を停止させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記管理手段は、前記キャンセル対象の印刷ジョブにおいて前記印刷予定のページの全てを削除し、かつ、前記印刷予定のページが削除された印刷ジョブより後に印刷予定の印刷ジョブを前記印刷予定のページが削除された印刷ジョブより前に印刷予定の印刷ジョブに連続して印刷できる場合、前記印刷予定のページが削除された印刷ジョブより後に印刷予定の印刷ジョブの印刷を停止させない、
ことを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
前記管理手段は、前記受け付け手段により前記キャンセル要求が受け付けられた際に印刷中のページから前記印刷予定のページが削除された印刷ジョブより後に印刷予定の印刷ジョブの最初のページまでの猶予時間が、前記印刷予定のページが削除された印刷ジョブより後に印刷予定の印刷ジョブの印刷準備に要する準備時間以上である場合、前記印刷予定のページが削除された印刷ジョブより後に印刷予定の印刷ジョブの印刷を停止させない、
ことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
【請求項10】
前記管理手段は、前記複数の印刷ジョブを解析して、各印刷ジョブの前記ジョブ情報を取得し、
前記ジョブ情報は、対応する前記印刷ジョブにおいて印刷予定のページの数を示す情報を含む、
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロール状の記録媒体に印刷を行う印刷装置の制御技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、給紙から排紙まで一貫してロール状態で供給される記録媒体に印刷する印刷装置が知られている。また印刷結果を商品化するためには印刷実行後に後加工機において裁断やくり抜き、カス上げ等の処理が必要である。そのため、後加工処理を効率的に行うべく、ロールに含まれる印刷物の情報となる各ページの印刷長やジョブ全体の印刷長、ジョブのキャンセルや再印刷により不要になった印刷物についてのジョブ情報が印刷される。
【0003】
特許文献1では、正常に印刷が行われた正常紙を特定するためのジョブ情報と、印刷を行った際に発生した損紙を特定するためのジョブ情報を印刷する。これにより、特許文献1では、後加工機は、各ジョブ情報を読み取って処理を行うことで、印刷予定であった印刷ジョブがキャンセルされても適切な処理が可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-191215号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1では、印刷中の印刷ジョブがキャンセルされると、その印刷ジョブ全体が再利用不可の損紙として扱われ、損紙が多く発生するという課題がある。
【0006】
そこで本発明では、印刷中の印刷ジョブをキャンセルされた場合に、後加工機での処理に影響を与えることなく損紙を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ロール状の記録媒体に印刷を行う印刷装置に対して複数の印刷ジョブを印刷させる制御装置であって、前記複数の印刷ジョブのそれぞれについて、前記印刷ジョブにおいて印刷予定のページと当該印刷予定のページに関する情報を含むジョブ情報とを前記印刷装置に印刷させる管理手段と、前記複数の印刷ジョブのうち少なくとも1つの印刷ジョブに対するキャンセル要求を受け付ける受け付け手段と、前記ジョブ情報を補正する補正手段と、を備え、前記管理手段は、前記キャンセル要求を受け付けたキャンセル対象の印刷ジョブにおいて印刷予定のページの一部又は全てを削除し、前記補正手段は、前記印刷予定のページの一部が削除された印刷ジョブの前記ジョブ情報を補正する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、印刷中の印刷ジョブをキャンセルされた場合に、後加工機での処理に影響を与えることなく損紙を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置を含む印刷システム全体の構成図
画像形成装置におけるコントローラのブロック図
画像形成装置の機能構成を示すソフトウェアブロック図
実施形態1におけるジョブリストの一例
実施形態1における装置情報の一例
実施形態1における印刷処理全体を説明するためのフローチャート
実施形態1における印刷ジョブのキャンセル処理を説明するためのフローチャート
実施形態1におけるジョブ情報ページの一例を示す図
印刷状況の具体例における凡例を説明する図
実施形態1における印刷ジョブのキャンセル処理を説明するための印刷状況の具体例を示す図
実施形態1における印刷ジョブのキャンセル処理を説明するための印刷状況の具体例を示す図
実施形態1における印刷ジョブのキャンセル処理を説明するための印刷状況の具体例を示す図
実施形態2における印刷ジョブのキャンセル処理を説明するためのフローチャート
実施形態2における印刷継続判定処理を説明するためのフローチャート
実施形態2における停止判定する一例を説明する模式図
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置101を含む印刷システム構成を概略的に示した図である。画像形成装置101は、印刷部103より、記録媒体Pにインクを吐出することで記録物P’を形成するインクジェットプリンタである。記録媒体Pは給紙ユニット102より画像形成装置101へ供給され、画像形成装置101で記録物P’を形成された後、排紙ユニット105により記録物P’が回収される。記録媒体Pはローラ106によって搬送経路上を通過する。画像形成装置101は記録物に対し印刷画像取得部104で取得した画像を検査する。なお、「記録」には、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する場合を含む。または媒体の加工を行う場合も含まれ、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わない。また本実施形態では「記録媒体」としてロール状の紙を想定するが、ロール状であれば紙以外の布、プラスチック・フィルム等であってもよい。インクの成分については特に限定はないが、本実施形態では色材である顔料、水、樹脂を含むインクを用いる場合を想定する。
(【0011】以降は省略されています)
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