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公開番号
2024142363
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023054477
出願日
2023-03-30
発明の名称
プリンタ
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20241003BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】二次電池の劣化を抑制できるプリンタを提供する。
【解決手段】プリンタは、無接点受電部、装着部、印刷部、およびCPUを備える。無接点受電部は、外部から第1電力が入力される。装着部は、二次電池から第2電力が入力される。印刷部は、第1電力および第2電力の少なくともいずれかを利用して媒体に印刷する。CPUは、第2電力を使うことなく第1電力を利用して印刷部に印刷を実行させる第1印刷モードと、第1電力および第2電力を利用して印刷部に印刷を実行させる第2印刷モードと、のいずれかを選択的に実行する(S21、S25)。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
外部から第1電力が入力される第1入力部と、
二次電池から第2電力が入力される第2入力部と、
前記第1電力および前記第2電力の少なくともいずれかを利用して媒体に印刷する印刷部と、
前記印刷部を制御して前記媒体に印刷する為の制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第2電力を使うことなく前記第1電力を利用して前記印刷部に印刷を実行させる第1印刷モードと、
前記第1電力および前記第2電力を利用して前記印刷部に印刷を実行させる第2印刷モードと、
のいずれかを選択的に実行する
ことを特徴とするプリンタ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
印刷データに基づく必要電力量に基づいて、前記第1印刷モードと前記第2印刷モードとのいずれかを選択して実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項3】
前記第1印刷モードは、前記印刷データで特定される印刷時間に前記第1電力に基づき受電可能な受電電力量が、前記必要電力量以上となる場合に実行され、
前記第2印刷モードは、前記受電電力量が前記必要電力量よりも小さい場合に実行される
ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
【請求項4】
前記必要電力量は、前記印刷データのうち印刷パターンと印刷幅とに基づき演算される
ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
【請求項5】
前記必要電力量は、前記印刷データのうち、更に、前記制御部が決定する印刷速度、前記印刷部のヘッドの温度、前記ヘッド周辺の環境温度に基づき演算される
ことを特徴とする請求項4に記載のプリンタ。
【請求項6】
前記第1印刷モードは、
前記第1電力に基づく印刷が可能であり、且つ前記第2電力に基づく印刷ができない場合に実行され、
前記制御部は、
前記第1電力に基づく印刷ができず、且つ前記第2電力に基づく印刷ができない場合、印刷を実行しない停止モードを選択して実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項7】
前記制御部は、
前記プリンタが印刷を実行する為の印刷指示を受け付ける度に、前記第1印刷モードと、前記第2印刷モードとを選択的に実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項8】
前記第1入力部には、非接触で前記外部から前記第1電力が入力される
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項9】
前記制御部は、
前記第1電力に基づき、前記プリンタの待機状態を継続する待機モードを選択して実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項10】
前記制御部は、
前記第1電力に基づき、前記二次電池を充電する充電モードを選択して実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の印字装置は、印字部、二次電池、非接給電器、非接触受電部、および制御部を備える。印字部は、用紙に情報を印字する。二次電池は、第1電力を印字部に供給する。非接触受電部は、外部の非接触給電器から電力を受給して、第1電力より小さな第2電力を印字部に供給する。制御部は、二次電池に充電されている電力が充分である場合、二次電池から印字部に第1電力を供給し、二次電池に充電されている電力が不足している場合、非接触受電部から第2電力を印字部に供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-128230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記印字装置は、主として二次電池からの電力で駆動するので、充電回数の増加等に伴い二次電池の劣化が早まる可能性があった。
【0005】
本発明の目的は、二次電池の劣化を抑制できるプリンタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るプリンタは、外部から第1電力が入力される第1入力部と、二次電池から第2電力が入力される第2入力部と、前記第1電力および前記第2電力の少なくともいずれかを利用して媒体に印刷する印刷部と、前記印刷部を制御して前記媒体に印刷する為の制御部と、を備え、前記制御部は、前記第2電力を使うことなく前記第1電力を利用して前記印刷部に印刷を実行させる第1印刷モードと、前記第1電力および前記第2電力を利用して前記印刷部に印刷を実行させる第2印刷モードと、のいずれかを選択的に実行することを特徴とする。
【0007】
プリンタは、第1電力のみで電力量が十分な場合、第1電力のみに基づき第1印刷モードを実行する。更に、プリンタは、第1電力のみでは電力量が不十分な場合、第1電力に加えて、二次電池の第2電力も使用して第2印刷モードを実行する。第1電力を主として使用するので、プリンタは、二次電池の劣化を抑制できる。
【0008】
本発明において、前記制御部は、印刷データに基づく必要電力量に基づいて、前記第1印刷モードと前記第2印刷モードとのいずれかを選択して実行してもよい。プリンタは、印刷データの必要電力量に基づきモードを選択できる。
【0009】
本発明において、前記第1印刷モードは、前記印刷データで特定される印刷時間に前記第1電力に基づき受電可能な受電電力量が、前記必要電力量以上となる場合に実行され、前記第2印刷モードは、前記受電電力量が前記必要電力量よりも小さい場合に実行されてもよい。プリンタは、受電電力量と必要電力量との関係でモードを選択できる。
【0010】
本発明において、前記必要電力量は、前記印刷データのうち印刷パターンと印刷幅とに基づき演算されてもよい。プリンタは、必要電力量を正確に演算できる。
(【0011】以降は省略されています)
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