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公開番号
2025040987
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148004
出願日
2023-09-13
発明の名称
インクジェット印刷装置
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250318BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】インクジェット印刷装置において、簡単な制御でインクの着弾ズレを抑制する。
【解決手段】インクジェット印刷装置1は、媒体Mに対してインクIKを吐出するインクジェットヘッド10と、このインクジェットヘッド10内で保持されるインクIKの液面に作用する圧力を調整する圧力調整部(例えばエアポンプ42)と、媒体Mとインクジェットヘッド10とのギャップLに基づき、上記圧力を調整するように圧力調整部を制御する制御部71とを備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体に対してインクを吐出するインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッド内で保持されるインクの液面に作用する圧力を調整する圧力調整部と、
前記媒体と前記インクジェットヘッドとのギャップに基づき、前記圧力を調整するように前記圧力調整部を制御する制御部と
を備えることを特徴とするインクジェット印刷装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記ギャップに基づき、前記インクジェットヘッドによって1回で吐出されるドロップ数が規定数以下の領域を含む画像データを、当該領域が除外され前記ドロップ数が前記規定数を超えるように変換された画像データに変更し、当該変更された画像データを用いて前記インクジェットヘッドを制御する
ことを特徴とする請求項1記載のインクジェット印刷装置。
【請求項3】
前記インクジェットヘッドは、インクを吐出するノズルが前記媒体の搬送方向に直交する方向に配列された少なくとも1つのノズル列を有する少なくとも1つのヘッドモジュールを有し、
前記制御部は、前記搬送方向における下流側に位置する前記ノズル列の前記圧力の負圧を、前記搬送方向における上流側に位置する前記ノズル列の前記圧力の負圧よりも大きくするように前記圧力調整部を制御する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェット印刷装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記インクジェットヘッドの解像度と、インクの色と、前記インクジェットヘッド又はインクの温度と、前記インクジェットヘッドの駆動電圧値とのうち少なくとも1つに更に基づいて、前記圧力を調整するように前記圧力調整部を制御する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェット印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェットヘッドを備えるインクジェット印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像を高速に記録する場合にインクの吐出量を多くし、画像を高精細に記録する場合にインクの吐出量を少なくするために、インクジェットヘッドの駆動電圧と、ノズル内のインクの液面に作用する圧力とを調整する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6422680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ベルトプラテンにより媒体を吸引搬送し、用紙幅に複数並べられたヘッドモジュールからインクを吐出して媒体に画像を形成するインクジェット印刷装置においては、ヘッドモジュールから吐出されたインク滴に対し、搬送、用紙吸引、吐出風など様々な気流が作用する。特に高解像度の場合は小滴を多く使用するため、気流の影響を受けやすい。吐出されたインク滴が気流を受けると、インクの着弾ズレが大きくなり画像が劣化する。
【0005】
一方で、インクの小滴が気流の影響を受けにくくするために、駆動電圧を高くすることや駆動波形を変更することなどによって吐出速度を速くしたり吐出量を増やしたりすると制御が複雑になる。しかも、消費電力や発熱量を増加させるという問題も発生する。
【0006】
本発明の目的は、簡単な制御でインクの着弾ズレを抑制することができるインクジェット印刷装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの態様では、インクジェット印刷装置は、媒体に対してインクを吐出するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッド内で保持されるインクの液面に作用する圧力を調整する圧力調整部と、前記媒体と前記インクジェットヘッドとのギャップに基づき、前記圧力を調整するように前記圧力調整部を制御する制御部とを備える。
【発明の効果】
【0008】
前記態様によれば、簡単な制御でインクの着弾ズレを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施の形態に係るインクジェット印刷装置の内部構造を示す正面図である。
一実施の形態に係るインクジェット印刷装置の内部構造を示す平面図である。
一実施の形態に係るインクジェット印刷装置のインク循環部等を示す構成図である。
一実施の形態に係るインクジェット印刷装置の制御構成を示す図である。
一実施の形態におけるノズル圧と吐出量との関係を示す図である。
一実施の形態におけるノズル圧と吐出速度との関係を示す図である。
一実施の形態における(a)1ドロップ、(b)2ドロップ、及び(c)3ドロップの着弾状態例を示す図である。
一実施の形態に係るインクジェット印刷装置の動作を説明するためのフローチャートである。
一実施の形態におけるギャップごとの設定値例を示す図である。
一実施の形態における回り込み気流を説明するための底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施の形態に係るインクジェット印刷装置について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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