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公開番号2025040611
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-25
出願番号2023147525
出願日2023-09-12
発明の名称ラベルプリンタ
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 21/16 20060101AFI20250317BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザがテンプレートと印刷データとの組合せを把握していなくても、所望のラベルを印刷できるようにする。
【解決手段】ラベルプリンタ1の記憶部30は、1以上のテンプレート31と、ラベルID41とテンプレートID42とを含む第1データベース32と、ラベルID41と印刷データ43とを含む第2データベース33とを記憶する。制御部20は、入力されたラベルID41を取得し(S14)、第1データベース32からラベルID41に対応するテンプレートID42を取得し(S17)、第2データベース33からラベルID41に対応する印刷データ43を取得し(S22)、取得されたテンプレートID42を有するテンプレート31に、取得された印刷データ43を当てはめて画像データを生成し(S23)、印刷部13に、生成された画像データをテープ7に印刷させる(S26)。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
入力部と、印刷部と、制御部と、記憶部と、を備え、
上記記憶部は、
ラベルの書式を示し、テンプレート識別子を有する1以上のテンプレートと、
ラベル識別子と、上記ラベル識別子に対応づけられた上記テンプレート識別子とを含む第1データベースと、
上記ラベル識別子と、上記ラベル識別子に対応づけられた印刷データとを含む第2データベースとを記憶し、
上記制御部は、
上記入力部から入力された、印刷すべきラベルの上記ラベル識別子を取得する第1取得処理と、
上記第1データベースから、上記第1取得処理により取得された上記ラベル識別子に対応する上記テンプレート識別子を取得する第2取得処理と、
上記第2データベースから、上記第1取得処理により取得された上記ラベル識別子に対応する上記印刷データを取得する第3取得処理と、
上記第2取得処理により取得された上記テンプレート識別子を有する上記テンプレートに、上記第3取得処理により取得された上記印刷データを当てはめて、ラベル印刷用の画像データを生成する生成処理と、
上記印刷部に、上記生成処理により生成された上記画像データをシートに印刷させる印刷処理とを実行するラベルプリンタ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
表示部をさらに備え、
上記制御部は、
上記記憶部に上記第1データベースが記憶されていることに応じて、上記第1取得処理、上記第2取得処理、上記第3取得処理、および上記生成処理を実行し、
上記記憶部に上記第1データベースが記憶されていないことに応じて、
印刷すべきラベルの上記テンプレート識別子を入力し、上記印刷データを指定することを上記表示部に表示させる第1表示処理と、
上記入力部から入力された上記テンプレート識別子と、上記入力部により指定された上記印刷データとを取得する第4取得処理とを実行し、
上記生成処理において、上記第4取得処理により取得された上記テンプレート識別子を有する上記テンプレートに、上記第4取得処理により取得された上記印刷データを当てはめて、上記画像データを生成する請求項1に記載のラベルプリンタ。
【請求項3】
上記制御部は、
上記記憶部に、上記第2取得処理により取得された上記テンプレートIDに関する上記第2データベースが記憶されていることに応じて、上記第3取得処理および上記生成処理を実行し、
上記記憶部に、上記第2取得処理により取得された上記テンプレートIDに関する上記第2データベースが記憶されていないことに応じて、
印刷すべきラベルの上記印刷データを入力することを上記表示部に表示させる第2表示処理と、
上記入力部から入力された上記印刷データを取得する第5取得処理とを実行し、
上記生成処理において、上記第2取得処理により取得された上記テンプレート識別子を有する上記テンプレートに、上記第5取得処理により取得された上記印刷データを当てはめて、上記画像データを生成する請求項2に記載のラベルプリンタ。
【請求項4】
上記制御部は、
上記第2取得処理または上記第3取得処理においてエラーが発生することに応じて、上記エラーの発生を上記表示部に表示させるエラー通知処理を実行し、
上記入力部から復帰指示が入力されたことに応じて、上記第1取得処理の実行前の状態に遷移する復帰処理を実行する請求項2に記載のラベルプリンタ。
【請求項5】
上記シートは、剥離紙と、所定の形状に切断され、上記剥離紙の上に並ぶラベル部とを有する請求項1から4のいずれかに記載のラベルプリンタ。
【請求項6】
上記シートは、ロール状である請求項1から4のいずれかに記載のラベルプリンタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベルを印刷するラベルプリンタに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
ラベルの書式を示すテンプレートを複数記憶し、ユーザによって選択されたテンプレートに従い、印刷すべきデータ(以下、印刷データという)をシートに印刷するラベルプリンタが知られている(例えば、特許文献1)。ユーザは、特許文献1に記載のラベルプリンタを用いてラベルを印刷するときには、テンプレートを指定する操作と、印刷データを指定する操作とを個別に行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-100893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のラベルプリンタでは、ユーザは、テンプレートと印刷データとを互いに独立に指定する。このため、ユーザは、どのテンプレートとどの印刷データとを組合せれば、所望のラベルを印刷できるかを把握している必要がある。ユーザがテンプレートと印刷データとを誤った組合せで指定すると、ラベルプリンタは意図しないラベルを印刷してしまう。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザがテンプレートと印刷データとの組合せを把握していなくても、所望のラベルを印刷できる手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本発明のラベルプリンタは、入力部と、印刷部と、制御部と、記憶部と、を備えている。上記記憶部は、ラベルの書式を示し、テンプレート識別子を有する1以上のテンプレートと、ラベル識別子と、上記ラベル識別子に対応づけられた上記テンプレート識別子とを含む第1データベースと、上記ラベル識別子と、上記ラベル識別子に対応づけられた印刷データとを含む第2データベースとを記憶している。上記制御部は、上記入力部から入力された、印刷すべきラベルの上記ラベル識別子を取得する第1取得処理と、上記第1データベースから、上記第1取得処理により取得された上記ラベル識別子に対応する上記テンプレート識別子を取得する第2取得処理と、上記第2データベースから、上記第1取得処理により取得された上記ラベル識別子に対応する上記印刷データを取得する第3取得処理と、上記第2取得処理により取得された上記テンプレート識別子を有する上記テンプレートに、上記第3取得処理により取得された上記印刷データを当てはめて、ラベル印刷用の画像データを生成する生成処理と、上記印刷部に、上記生成処理により生成された上記画像データをシートに印刷させる印刷処理とを実行する。
【0007】
上記のラベルプリンタによれば、ラベルプリンタが、入力されたラベル識別子に対応するテンプレートおよび印刷データを取得するので、ユーザは、ラベル識別子を入力するだけで所望のラベルを印刷できる。したがって、ユーザがテンプレートと印刷データとの組合せを把握していなくても、所望のラベルを印刷できる。
【0008】
(2) 好ましくは、上記ラベルプリンタは、表示部をさらに備え、上記制御部は、上記記憶部に上記第1データベースが記憶されていることに応じて、上記第1取得処理、上記第2取得処理、上記第3取得処理、および上記生成処理を実行し、上記記憶部に上記第1データベースが記憶されていないことに応じて、印刷すべきラベルの上記テンプレート識別子を入力し、上記印刷データを指定することを上記表示部に表示させる第1表示処理と、上記入力部から入力された上記テンプレート識別子と、上記入力部により指定された上記印刷データとを取得する第4取得処理とを実行し、上記生成処理において、上記第4取得処理により取得された上記テンプレート識別子を有する上記テンプレートに、上記第4取得処理により取得された上記印刷データを当てはめて、上記画像データを生成してもよい。
【0009】
(3) 好ましくは、上記制御部は、上記記憶部に、上記第2取得処理により取得された上記テンプレートIDに関する上記第2データベースが記憶されていることに応じて、上記第3取得処理および上記生成処理を実行し、上記記憶部に、上記第2取得処理により取得された上記テンプレートIDに関する上記第2データベースが記憶されていないことに応じて、印刷すべきラベルの上記印刷データを入力することを上記表示部に表示させる第2表示処理と、上記入力部から入力された上記印刷データを取得する第5取得処理とを実行し、上記生成処理において、上記第2取得処理により取得された上記テンプレート識別子を有する上記テンプレートに、上記第5取得処理により取得された上記印刷データを当てはめて、上記画像データを生成してもよい。
【0010】
(4) 好ましくは、上記制御部は、上記第2取得処理または上記第3取得処理においてエラーが発生することに応じて、上記エラーの発生を上記表示部に表示させるエラー通知処理を実行し、上記入力部から復帰指示が入力されたことに応じて、上記第1取得処理の実行前の状態に遷移する復帰処理を実行してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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