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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025040041
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146696
出願日
2023-09-11
発明の名称
液体吐出ヘッドの梱包形態
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250314BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 本発明は、液体吐出ヘッドの損傷を抑制する液体吐出ヘッドの梱包形態を提供することを目的とする。
【解決手段】 液体を吐出するための液体吐出ヘッド10と、前記液体吐出ヘッドの長手方向の端部を保護する保護部材600と、前記長手方向の端部に前記保護部材が装着された液体吐出ヘッドを梱包するための箱部材901と、を備え、前記箱部材の内部のうち前記保護部材と当接する位置には、内部に空間981を形成している緩衝部982を有する緩衝部材920が備えられていることを特徴とする液体吐出ヘッドの梱包形態。
【選択図】 図18
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出するための液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの長手方向の端部を保護する保護部材と、
前記長手方向の端部に前記保護部材が装着された液体吐出ヘッドを梱包するための箱部材と、
を備え、
前記箱部材の内部のうち前記保護部材と当接する位置には、内部に空間を形成している緩衝部を有する緩衝部材が備えられていることを特徴とする液体吐出ヘッドの梱包形態。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記箱部材は段ボールである、請求項1に記載の液体吐出ヘッドの梱包形態。
【請求項3】
前記緩衝部は段ボールであり、
前記緩衝部は、前記段ボールが折り畳まれることで前記空間を形成している、請求項1に記載の液体吐出ヘッドの梱包形態。
【請求項4】
前記緩衝部材は、前記液体吐出ヘッドの短手方向において、前記箱部材の側面と前記液体吐出ヘッドの端部との間に、内部に第2の空間を形成している第2の緩衝部をさらに有する、請求項1に記載の液体吐出ヘッドの梱包形態。
【請求項5】
前記液体吐出ヘッドは液体を吐出するための吐出素子基板を有し、
前記液体吐出ヘッドは、前記吐出素子基板が前記箱部材の側面に向く向きで前記箱部材に梱包されており、
前記液体吐出ヘッドの前記吐出素子基板を有する面の反対側の端部は、前記第2の緩衝部と当接している、請求項4に記載の液体吐出ヘッドの梱包形態。
【請求項6】
前記保護部材は、前記緩衝部と前記第2の緩衝部により形成された隅部に当接している、請求項4に記載の液体吐出ヘッドの梱包形態。
【請求項7】
前記箱部材のうち前記液体吐出ヘッドが載置される面の段目は、前記箱部材の長手方向を向いている、請求項2に記載の液体吐出ヘッドの梱包形態。
【請求項8】
前記液体吐出ヘッドは液体を吐出するための吐出素子基板を有し、前記液体吐出ヘッドには前記吐出素子基板を覆うカバー部材が装着されている、請求項1に記載の液体吐出ヘッドの梱包形態。
【請求項9】
前記保護部材は前記液体吐出ヘッドの長手方向における両端部を保護し、前記保護部材が前記カバー部材を挟み込むことで、前記カバー部材を前記液体吐出ヘッドに固定している、請求項8に記載の液体吐出ヘッドの梱包形態。
【請求項10】
前記箱部材の内部には、前記カバー部材とは別に、前記吐出素子基板を覆うための予備のカバー部材が格納されている、請求項8に記載の液体吐出ヘッドの梱包形態。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッドの梱包形態に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出装置には、吐出素子基板を有し液体を吐出するための液体吐出ヘッドが搭載される。この吐出素子基板が損傷または汚染すると、吐出素子基板から吐出される液体の吐出精度が低下し、吐出不良を生じるおそれがある。そこで、液体吐出ヘッドを輸送する際には、吐出素子基板の損傷及び汚染を防ぐために、吐出素子基板を覆うカバー部材を液体吐出ヘッドに装着し、液体吐出ヘッドを袋部材で包装した状態で、緩衝材(保護部材)と共に箱部材に納めることが行われている。
【0003】
このような梱包形態の一例として、特許文献1には、カートリッジを輸送する際に、カートリッジをチャック部材付きの袋部材で包装することが記載されている。そして、特許文献1に記載のカートリッジは、袋部材に収容された後、左右両側から緩衝材となる発泡スチロール等の保護部材を装着し、箱部材に梱包される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-72781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のように梱包した場合であっても、輸送中の衝撃や落下時の衝撃などにより箱部材が破損し、保護部材までもが破損するおそれがある。保護部材が破損すると、保護部材により保護されたカートリッジに衝撃が伝わり易くなる。特に、カートリッジが液体吐出ヘッドである場合には、衝撃により液体吐出ヘッドが損傷してしまう場合がある。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑み、液体吐出ヘッドの損傷を抑制する液体吐出ヘッドの梱包形態を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の液体吐出ヘッドの梱包形態は、液体を吐出するための液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドの長手方向の端部を保護する保護部材と、前記長手方向の端部に前記保護部材が装着された液体吐出ヘッドを梱包するための箱部材と、を備え、前記箱部材の内部のうち前記保護部材と当接する位置には、内部に空間を形成している緩衝部を有する緩衝部材が備えられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
箱部材に梱包された保護部材及び液体吐出ヘッドの損傷を抑制する液体吐出ヘッドの梱包形態を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
液体吐出ヘッドを下方から見た斜視図。
液体吐出ヘッドを上方から見た斜視図。
液体吐出ヘッドの模式的断面図。
液体吐出ヘッドの模式的断面図。
液体吐出ヘッドの模式的断面図。
液体吐出ヘッドから保護部材を取り外す手順を示す説明図。
液体吐出装置に液体吐出ヘッドが装着されたときの模式的斜視図。
液体吐出ヘッドの長手方向における一端部を示す部分拡大図。
液体吐出ヘッドの他端を示す部分拡大図。
液体吐出ヘッドの一端部を上方から見た斜視図。
液体吐出ヘッドの両端部に保護部材を取り付けた斜視図。
保護部材の斜視透視図。
液体吐出ヘッドの両端部に保護部材を取り付けた上面図、側面図及び断面図。
液体吐出ヘッドを袋部材に挿入した状態の斜視図、袋部材の内部を減圧して密封した状態を説明する説明図。
液体吐出ヘッドの袋部材を開封した状態の斜視図。
箱ユニットの分解斜視図。
箱部材の中に緩衝部材を配置した概略図。
箱部材の中に液体吐出ヘッドを配置した箱ユニットの概略図。
箱部材の中にパッドを配置した箱ユニットの概略図。
液体吐出ヘッドの梱包形態を示す斜視図。
箱部材の形状および折り方を説明する概略図。
緩衝部材の形状および折り方を説明する概略図。
収納部材の形状および折り方を説明する概略図。
箱ユニットの分解斜視図。
箱部材の中に緩衝部材を配置した概略図。
箱部材の中にパッドを配置した箱ユニットの概略図。
液体吐出ヘッドの梱包形態を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施形態は本発明事項を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明の解決手段に必須のものとは限らない。尚、同一の構成要素には同一の参照番号を付す。
(【0011】以降は省略されています)
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