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公開番号2025038146
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2024221831,2021162029
出願日2024-12-18,2021-09-30
発明の名称情報処理装置、通信端末、情報処理方法、およびプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04W 64/00 20090101AFI20250311BHJP(電気通信技術)
要約【課題】基地局から取得した情報に基づいて、車両の位置および移動方向を判定することができること。
【解決手段】情報処理システムは、車両の走行路において車両と通信を行う基地局に関する基地局情報、および基地局情報に含まれる設計情報および統計情報の少なくとも一方に基づいて車両が移動する走行路を定義した情報を含む基地局トポロジー情報が格納された第1記憶部と、基地局と車両に設けられた通信部との間のハンドオーバー情報を取得して第1記憶部に格納する第1のプロセッサを有する第1の装置と、第1の装置の第1記憶部から、基地局トポロジー情報とハンドオーバー情報とを取得し、ハンドオーバー情報を基地局トポロジー情報に対応付けて、車両の位置情報および移動方向情報を判定する第2のプロセッサを有する第2の装置と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
基地局の設計情報および統計情報の少なくとも一方に基づいて、車両の走行路において前記車両との通信を行う基地局における基地局トポロジー情報を取得し、
前記車両に設けられた通信部と前記基地局との間のハンドオーバー情報を、前記車両が移動する走行路を定義する前記基地局トポロジー情報に対応付けて、前記車両の位置情報および移動方向情報を判定するプロセッサを備える
情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記基地局トポロジー情報は、複数の基地局によって網羅される複数のセルの順番によって、前記車両が移動する走行路を定義する情報を含む
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記車両における前記ハンドオーバー情報は、前記車両の移動に伴って切り換えられる複数の基地局の切り換えの履歴の情報を含む
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記基地局トポロジー情報は、第1周波数帯を用いて通信を行う複数のプライマリセルの順番の情報と、第2周波数帯を用いて通信を行う複数のセカンダリセルによる順番の情報と、を含む
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1周波数帯を用いる前記プライマリセルの領域に対して、前記第2周波数帯を用いる前記セカンダリセルの領域が小さい
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1周波数帯が3GHz未満の周波数帯であるとともに、前記第2周波数帯が3GHz以上の周波数帯である
請求項4または5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、定期的または断続的に、前記ハンドオーバー情報を取得する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
車両の走行路において車両と通信を行う基地局に関する基地局情報、および前記基地局情報に含まれる設計情報および統計情報の少なくとも一方に基づいて前記車両が移動する走行路を定義した情報を含む基地局トポロジー情報が格納された第1記憶部と、前記基地局と車両に設けられた通信部との間のハンドオーバー情報を取得して前記第1記憶部に格納する第1のプロセッサを有する第1の装置と、
前記第1の装置の前記第1記憶部から、前記基地局トポロジー情報と前記ハンドオーバー情報とを取得し、前記ハンドオーバー情報を前記基地局トポロジー情報に対応付けて、前記車両の位置情報および移動方向情報を判定する第2のプロセッサを有する第2の装置と、
を備える情報処理システム。
【請求項9】
前記基地局トポロジー情報は、複数の基地局によって網羅される複数のセルの順番によって、前記車両が移動する走行路を定義する情報を含む
請求項8に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記車両における前記ハンドオーバー情報は、前記車両の移動に伴って切り換えられる複数の基地局の切り換えの履歴の情報を含む
請求項8に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理システム、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の携帯または他のモバイル端末と車との間の近接通信の情報を中央サーバーに集めて、車の走行距離を判定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第8655544号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
基地局から取得した情報に基づいて、車両の位置情報のみならず車両の移動方向を判定することができる技術が求められていた。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、基地局から取得した情報に基づいて、車両の位置および移動方向を判定することができる情報処理装置、情報処理システム、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る情報処理装置は、基地局の設計情報および統計情報の少なくとも一方に基づいて、車両の走行路において前記車両との通信を行う基地局における基地局トポロジー情報を取得し、前記車両に設けられた通信部と前記基地局との間のハンドオーバー情報を、前記車両が移動する走行路を定義する前記基地局トポロジー情報に対応付けて、前記車両の位置情報および移動方向情報を判定するプロセッサを備える。
【0007】
本開示に係る情報処理システムは、車両の走行路において車両と通信を行う基地局に関する基地局情報、および前記基地局情報に含まれる設計情報および統計情報の少なくとも一方に基づいて前記車両が移動する走行路を定義した情報を含む基地局トポロジー情報が格納された第1記憶部と、前記基地局と車両に設けられた通信部との間のハンドオーバー情報を取得して前記第1記憶部に格納する第1のプロセッサを有する第1の装置と、前記第1の装置の前記第1記憶部から、前記基地局トポロジー情報と前記ハンドオーバー情報とを取得し、前記ハンドオーバー情報を前記基地局トポロジー情報に対応付けて、前記車両の位置情報および移動方向情報を判定する第2のプロセッサを有する第2の装置と、を備える。
【0008】
本開示に係るプログラムは、プロセッサに、基地局の設計情報および統計情報の少なくとも一方に基づいて、車両の走行路において前記車両との通信を行う基地局における基地局トポロジー情報を取得し、前記車両に設けられた通信部と前記基地局との間のハンドオーバー情報を、前記車両が移動する走行路を定義する前記基地局トポロジー情報に対応付けて、前記車両の位置情報および移動方向情報を判定することを実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、基地局から取得した情報に基づいて、車両の位置および移動方向を判定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態による情報処理システムの構成を概略的に示す図である。
図2は、実施形態による管理サーバの構成を概略的に示すブロック図である。
図3は、実施形態による通信事業者サーバの構成を概略的に示すブロック図である。
図4は、実施形態による車両の構成を概略的に示すブロック図である。
図5は、実施形態による車両の走行判定方法を説明するためのフローチャートである。
図6は、実施形態による車両の位置情報および移動方向の判定方法を説明するための図である。
図7は、実施形態による車両の位置情報および移動方向の判定方法の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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