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公開番号2025037480
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2023144436
出願日2023-09-06
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人あお葉国際特許事務所
主分類F21S 43/241 20180101AFI20250311BHJP(照明)
要約【課題】発光時の外観が細幅化されたデザイン性の高い車両用灯具を提供する
【解決手段】車両用灯具100は、少なくとも1つの光源8,所定の方向に延在し、光源8から出射された光を導く柱状の導光部42と、導光部42の外周面に連続して外方へ延在し、導光部42で導かれる光を外方へ出射する板状の出射部43と、導光部42および出射部43の外周縁に形成されたフランジ部48とを備える導光体4、および、導光体4と整合する形状を有し、外周縁にボディフランジ部24を有し、導光体4と灯室6を画成するランプボディ2を備え、導光体4とランプボディ2とは、フランジ部48と、ボディフランジ部24とで接合されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
少なくとも１つの光源；
所定の方向に延在し、前記光源から出射された光を導く柱状の導光部と、前記導光部の外周面に連続して外方へ延在し、前記導光部で導かれる光を前記外方へ出射する板状の出射部と、前記導光部および前記出射部の外周縁に形成されたフランジ部とを備える導光体；および、
前記導光体と整合する形状を有し、外周縁にボディフランジ部を有し、前記導光体と灯室を画成するランプボディ；を備え、
前記導光体と前記ランプボディとは、前記フランジ部と、前記ボディフランジ部とで接合されていることを特徴とする車両用灯具。
続きを表示（約 400 文字）【請求項２】
前記導光部は、前記灯室内に突出する少なくとも１つの入射面を有し、
前記光源は、前記ランプボディの、前記導光部の前記入射面に正対する位置に配置されていることを特徴とする請求項１に記載の車両用灯具。
【請求項３】
前記導光部の端面が前記入射面であり、
前記導光部の少なくとも一端が湾曲して、前記入射面が前記灯室内に突出されていることを特徴とする請求項２に記載の車両用灯具。
【請求項４】
前記導光体において、前記光の出射方向から見た場合の、出射面以外の部分には、光を遮断する遮光部が、２色成形により前記導光体と一体に設けられていることを特徴とする請求項１または２に記載の車両用灯具。
【請求項５】
前記導光体の前記出射部の板状部には、加飾部が形成されていることを特徴とする請求項１または２に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両用灯具に関し、より詳細には、導光体を有する車両用灯具に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、所定の方向に延在する柱状の導光部を有する導光体を備え、その一端に光源を配置して、光源から出射された光を導光部によって導いて、導光部に連続する板状の出射部の出射面から、灯具前方へ出射させて、細幅に発光する車両用灯具が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
近年、車両の形状や、デザイン性の観点から、車両用灯具における発光部のさらなる細幅化が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１７－１８３１４３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に記載されたような円柱状の導光体を用いて、細線状の発光状態を構成するには、導光体の径を小さくしたり、出射面の幅を小さくしたりすることが考えられる。しかし、特許文献１に係る車両用灯具では、単体の灯具であればアウターレンズに対応するインナーレンズ(２４)とクリアランスランプボディ（２７）とで灯室が画成されている。すなわちインナーレンズ（２４）が灯具の外形意匠を形成している。（特許文献１の図３、段落００３２参照）。
【０００６】
このため、発光時の外観は、導光体の幅よりも太くなってしまい、さらなる細幅化が困難であるという問題があった。
【０００７】
本発明は係る事情を鑑みてなされたものであり、発光時の外観が細幅化されたデザイン性の高い車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記目的を達成するために、本発明の１つの態様に係る車両用灯具は下記の如く構成されている。
１．車両用灯具は、少なくとも１つの光源；所定の方向に延在し、前記光源から出射された光を導く柱状の導光部と、前記導光部の外周面に連続して外方へ延在し、前記導光部で導かれる光を前記外方へ出射する板状の出射部と、前記導光部および前記出射部の外周縁に形成されたフランジ部とを備える導光体；および、前記導光体と整合する形状を有し、外周縁にボディフランジ部を有し、前記導光体と灯室を画成するランプボディ；を備え、前記導光体と前記ランプボディとは、前記フランジ部と、前記ボディフランジ部とで接合されている。
【０００９】
２．上記１の態様において、前記導光部は、前記灯室内に突出する少なくとも1つの入射面を有し、前記光源は、前記ランプボディの、前記導光部の前記入射面に正対する位置に配置されていることも好ましい。
【００１０】
３．上記１および２の態様において、前記導光部の端面が前記入射面であり、前記導光部の少なくとも一端が湾曲して、前記入射面が前記灯室内に突出されていることを特徴とすることも好ましい。
（【００１１】以降は省略されています）

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