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公開番号2024174482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2023092332
出願日2023-06-05
発明の名称積層フィルム
出願人日東電工株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20241210BHJP(照明)
要約【課題】積層フィルムの厚みを薄くした場合であっても、光源からの光の入射効率が高い積層フィルムを提供する。
【解決手段】本積層フィルムは、複数の層が積層される積層フィルムであって、積層方向に沿う端面と、前記端面に交差し、光源からの光を入射させる光入射面と、前記光入射面を通して入射される光を導光する導光層と、前記導光層により導光される光を抽出可能な光抽出部を含む光抽出層と、を有し、前記導光層が配置される側とは反対側における前記光抽出層の表面である第1面と、前記光抽出層が配置される側とは反対側における前記導光層の表面である第2面と、の間の厚みは1000μm以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の層が積層される積層フィルムであって、
積層方向に沿う端面と、
前記端面に交差し、光源からの光を入射させる光入射面と、
前記光入射面を通して入射される光を導光する導光層と、
前記導光層により導光される光を抽出可能な光抽出部を含む光抽出層と、を有し、
前記導光層が配置される側とは反対側における前記光抽出層の表面である第1面と、前記光抽出層が配置される側とは反対側における前記導光層の表面である第2面と、の間の厚みは1000μm以下である、積層フィルム。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記光入射面に配置され、前記光源からの光を入射させる光入射部材をさらに有する、請求項1に記載の積層フィルム。
【請求項3】
前記光入射部材は、一部が前記光入射面に向き合い、且つ他の一部が前記端面に向き合うように配置される、請求項2に記載の積層フィルム。
【請求項4】
前記光入射部材における前記光源が位置する側とは反対側に配置される反射部をさらに含む、請求項3に記載の積層フィルム。
【請求項5】
前記反射部は、前記光入射部材の前記光源が位置する側とは反対側の面に配置される反射シートである、請求項4に記載の積層フィルム。
【請求項6】
前記導光層の厚みは、30μm以上である、請求項1または請求項2に記載の積層フィルム。
【請求項7】
前記導光層と前記光抽出層との間に配置され、前記導光層よりも屈折率が低い第1部分と、前記第1部分よりも屈折率が高い第2部分と、を含むパターン層を有する、請求項1または請求項2に記載の積層フィルム。
【請求項8】
前記光抽出層の端部は、平面視において、前記導光層の端部よりも前記導光層の内側に位置し、
前記光入射面は、平面視において、前記光抽出層と前記導光層とが重ならない前記導光層の領域に位置する、請求項1に記載の積層フィルム。
【請求項9】
前記光抽出層は、前記導光層における前記光源が配置される側に配置されている、請求項8に記載の積層フィルム。
【請求項10】
前記光抽出層の端部を通して前記光源からの光をさらに入射可能である、請求項8に記載の積層フィルム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積層フィルムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ガラス、窓、壁、床、天井等に積層フィルムを配置することで、意匠性または娯楽性が高い照明や表示を実現する方法が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、光源から出射された光を受ける受光側面を有する導光層と、導光層内を伝搬する光の配光制御構造と、を有する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/025067号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、積層フィルムの厚みを薄くした場合に、特許文献1の構成では、光源からの光を導光層の側面等の端部のみから導光層に入射させるため、入射効率の観点において改善の余地があった。
【0006】
本発明は、積層フィルムの厚みを薄くした場合であっても、光源からの光の入射効率が高い積層フィルムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る本積層フィルムは、複数の層が積層される積層フィルムであって、積層方向に沿う端面と、前記端面に交差し、光源からの光を入射させる光入射面と、前記光入射面を通して入射される光を導光する導光層と、前記導光層により導光される光を抽出可能な光抽出部を含む光抽出層と、を有し、前記導光層が配置される側とは反対側における前記光抽出層の表面である第1面と、前記光抽出層が配置される側とは反対側における前記導光層の表面である第2面と、の間の厚みは1000μm以下である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、積層フィルムの厚みを薄くした場合であっても、光源からの光の入射効率が高い積層フィルムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る積層フィルムの模式的断面図である。
実施形態に係る光抽出層の模式的平面図である。
図2におけるIII-III線に沿った断面図である。
実施形態に係る光抽出部の模式的断面図である。
第1変形例に係る積層フィルムの模式的断面図である。
第2変形例に係る積層フィルムの模式的断面図である。
第3変形例に係る積層フィルムの模式的断面図である。
第4変形例に係る積層フィルムの模式的断面図である。
第5変形例に係る積層フィルムの模式的断面図である。
第6変形例に係る積層フィルムの模式的断面図である。
第7変形例に係る積層フィルムの模式的断面図である。
第8変形例に係る積層フィルムの模式的断面図である。
第9変形例に係る積層フィルムの模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。各図面において、同一構成要素には同一符号を付与し、重複した説明を適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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