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公開番号
2025051618
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2024153815
出願日
2024-09-06
発明の名称
光学粘着シート
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
C09J
7/38 20180101AFI20250327BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】被着体間接合時の良好な段差追従性を実現するとともに、被着体間接合後の気泡抑制と接合信頼性とを両立するのに適した、光学粘着シートを提供する。
【解決手段】本発明の粘着シート10は、ベースポリマーを含み且つ光硬化性を有する光学粘着シートである。ベースポリマーは、単官能モノマーと光重合性多官能化合物とを含む重合性成分の光重合物である。粘着シート10は、25℃において0.3MPa以下のせん断貯蔵弾性率G
1
を有する。粘着シート10は、照射積算光量3000mJ/cm
2
の条件での紫外線照射による硬化の後に、23℃および引張速度300mm/分の条件での引張試験における破断ひずみBsと、25℃でのせん断貯蔵弾性率G
2
とが、Bs≧-0.17G
2
+3.74を満たす。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ベースポリマーを含み且つ光硬化性を有する、光学粘着シートであって、
前記ベースポリマーが、単官能モノマーと光重合性多官能化合物とを含む重合性成分の光重合物であり、
25℃において0.3MPa以下のせん断貯蔵弾性率G
1
を有し、
照射積算光量3000mJ/cm
2
の条件での紫外線照射による硬化の後に、23℃および引張速度300mm/分の条件での引張試験における破断ひずみBsと、25℃でのせん断貯蔵弾性率G
2
とが、Bs≧-0.17G
2
+3.74を満たす、光学粘着シート。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記せん断貯蔵弾性率G
1
に対する前記せん断貯蔵弾性率G
2
の比率が300以下である、請求項1に記載の光学粘着シート。
【請求項3】
前記破断ひずみBsが2.0以上である、請求項1に記載の光学粘着シート。
【請求項4】
下記の剥離試験での粘着力Fが2.0N/10mm以上である、請求項1から3のいずれか一つに記載の光学粘着シート。
剥離試験:
まず、フロート法で作製されたアルカリガラス板に対し、前記光学粘着シートの長さ100mm×幅10mmの粘着シート片を貼り合わせて、積層体を得る。次に、前記積層体を、50℃、0.5MPaおよび15分の条件で加熱加圧処理する。次に、前記積層体における前記粘着シート片に対して、前記アルカリガラス板側から、照射積算光量3000mJ/cm
2
の条件で紫外線照射し、前記粘着シート片を硬化させる。次に、23℃、剥離角度180°および引張速度300mm/分の条件で前記粘着シート片の長さ方向一端を引っ張ることにより、前記アルカリガラス板から前記粘着シート片を剥離して粘着力Fを測定する。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学粘着シートに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ディスプレイパネルは、例えば、画素パネル、偏光フィルムおよびカバーガラスなどの要素を含む積層構造を有する。ディスプレイパネルの製造過程では、積層構造に含まれる要素どうしの接合のために、例えば、光学的に透明な粘着シート(光学粘着シート)が用いられる。ディスプレイパネル用途の光学粘着シートについては、例えば下記の特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-97070号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ディスプレイパネルの積層構造中には、表面段差を有する要素が含まれる。例えば、カバーガラスにおける画素パネル側表面の端縁には、装飾用または遮光用の印刷層が設けられる。印刷層は、例えば、カバーガラスの端縁の全周にわたって設けられる。この印刷層は、所定の厚さを有する。そのため、カバーガラスにおける画素パネル側には、カバーガラス表面と印刷層表面との段差(印刷段差)がある。そのため、ディスプレイパネル用途の光学粘着シートには、印刷段差に追従できる程度の柔らかさ(段差追従性)が求められる。光学粘着シートの段差追従性が不十分であることは、例えば、カバーガラスの印刷層付き表面に貼り合わされた光学粘着シートと同カバーガラスとの間において、印刷層に沿って気泡が形成される原因となり、好ましくない。
【0005】
段差追従性の観点からは、光学粘着シートは柔らかい方が好ましい。しかし、従来の光学粘着シートは、柔らかいほど、凝集性が低下するので、当該光学粘着シートが貼り合わされる被着体と光学粘着シートとの界面に気泡が生じやすい(気泡は、例えば、異物などを核として形成される)。
【0006】
したがって、気泡抑制の観点からは、光学粘着シート(即ち、光学粘着シートを形成する粘着剤)の高弾性性が求められる。しかし、従来の光学粘着シートは、高弾性であるほど、当該光学粘着シートが貼り合わされる被着体との界面に応力が集中しやすい。光学粘着シートにそのような応力が集中している状態では、被着体から光学粘着シートが剥離しやすく、好ましくない(接合信頼性の低下)。例えば、ディスプレイパネルの製造過程では、光学粘着シートによって二つの部材間を接合した後に当該粘着シートに上記応力が集中している状態は、当該粘着シートの端部に対する物理刺激がきっかけとなって部材間の剥がれが誘発される場合があり、好ましくない。
【0007】
光学粘着シートには、被着体間接合時の良好な段差追従性に加えて、被着体との界面における気泡抑制のための高弾性性と、同界面での剥がれ抑制のための応力緩和性とが両立された、粘着剤設計が求められる。本発明者らは、光学粘着シートについてこのように考えて、本発明に至った。
【0008】
本発明は、被着体間接合時の良好な段差追従性を実現するとともに、被着体間接合後の気泡抑制と接合信頼性とを両立するのに適した、光学粘着シートを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明[1]は、ベースポリマーを含み且つ光硬化性を有する、光学粘着シートであって、前記ベースポリマーが、単官能モノマーと光重合性多官能化合物とを含む重合性成分の光重合物であり、25℃において0.3MPa以下のせん断貯蔵弾性率G
1
を有し、照射積算光量3000mJ/cm
2
の条件での紫外線照射による硬化の後に、23℃および引張速度300mm/分の条件での引張試験における破断ひずみBsと、25℃でのせん断貯蔵弾性率G
2
とが、Bs≧-0.17G
2
+3.74を満たす、光学粘着シートを含む。
【0010】
本発明[2]は、前記せん断貯蔵弾性率G
1
に対する前記せん断貯蔵弾性率G
2
の比率が300以下である、上記[1]に記載の光学粘着シートを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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