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公開番号
2025042571
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2024022094
出願日
2024-02-16
発明の名称
光学積層体および表示システム
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人籾井特許事務所
主分類
G02B
5/30 20060101AFI20250319BHJP(光学)
要約
【課題】VRゴーグルの表示特性向上に寄与し得る光学積層体の提供すること。
【解決手段】本発明の実施形態による表示システムは、偏光部材を介して画像を表す光を前方に出射する表示面を有する表示素子と、表示素子の前方に配置され、反射型偏光部材を含み、表示素子から出射された光を反射する反射部と、表示素子と反射部との間の光路上に配置される第一レンズ部と、表示素子と第一レンズ部との間に配置され、表示素子から出射された光を透過させ、反射部で反射された光を反射部に向けて反射させるハーフミラーと、表示素子と前記ハーフミラーとの間の光路上に配置される第一位相差部材と、ハーフミラーと反射部との間の光路上に配置される第二位相差部材と、を備え、前記偏光部材と前記第一位相差部材とを含む光学積層体は、極角30°、方位角0°~360°で測定される波長550nmの透過光の楕円率が0.77以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザに対して画像を表示する表示システムであって、
偏光部材を介して画像を表す光を前方に出射する表示面を有する表示素子と、
前記表示素子の前方に配置され、反射型偏光部材を含み、前記表示素子から出射された光を反射する反射部と、
前記表示素子と前記反射部との間の光路上に配置される第一レンズ部と、
前記表示素子と前記第一レンズ部との間に配置され、前記表示素子から出射された光を透過させ、前記反射部で反射された光を前記反射部に向けて反射させるハーフミラーと、
前記表示素子と前記ハーフミラーとの間の光路上に配置される第一位相差部材と、
前記ハーフミラーと前記反射部との間の光路上に配置される第二位相差部材と、を備え、
前記偏光部材と前記第一位相差部材とが光学積層体を構成し、前記光学積層体が、極角30°、方位角0°~360°で測定される波長550nmの透過光の楕円率が0.77以上である、
表示システム。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
偏光部材と、偏光部材の片側に配置された位相差部材とを備え、
極角30°、方位角0°~360°で測定される波長550nmの透過光の楕円率が0.77以上である、
光学積層体。
【請求項3】
極角30°、方位角0°~360°で測定される波長450nmの透過光の楕円率が、0.77以上である、請求項2に記載の光学積層体。
【請求項4】
極角30°、方位角0°~360°で測定される波長650nmの透過光の楕円率が、0.77以上である、請求項2に記載の光学積層体。
【請求項5】
極角30°において、方位角0°~360°の範囲で方位角11.25°ごとに波長550nmの透過光の楕円率を測定したとき、前記楕円率の平均値が0.83以上である、請求項2に記載の光学積層体。
【請求項6】
極角30°において、方位角0°~360°の範囲で方位角11.25°ごとに波長450nmの透過光の楕円率を測定したとき、前記楕円率の平均値が0.80以上である、請求項2に記載の光学積層体。
【請求項7】
極角30°において、方位角0°~360°の範囲で方位角11.25°ごとに波長650nmの透過光の楕円率を測定したとき、前記楕円率の平均値が0.80以上である、請求項2に記載の光学積層体。
【請求項8】
極角30°において、方位角0°~360°の範囲で方位角11.25°ごとに波長550nmの透過光の楕円率を測定したとき、前記楕円率が0.85以上となるデータが10個以上である、請求項2に記載の光学積層体。
【請求項9】
極角30°において、方位角0°~360°の範囲で方位角11.25°ごとに波長450nmの透過光の楕円率を測定したとき、前記楕円率が0.85以上となるデータが10個以上である、請求項2に記載の光学積層体。
【請求項10】
極角30°において、方位角0°~360°の範囲で方位角11.25°ごとに波長650nmの透過光の楕円率を測定したとき、前記楕円率が0.85以上となるデータが10個以上である、請求項2に記載の光学積層体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学積層体および表示システムに関する。
続きを表示(約 3,800 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置およびエレクトロルミネセンス(EL)表示装置(例えば、有機EL表示装置)に代表される画像表示装置が急速に普及している。画像表示装置においては、画像表示を実現し、画像表示の性能を高めるために、一般的に、偏光部材、位相差部材等の光学部材が用いられている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
近年、画像表示装置の新たな用途が開発されている。例えば、Virtual Reality(VR)を実現するためのディスプレイ付きゴーグル(VRゴーグル)が製品化され始めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-103286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記に鑑み、本発明はVRゴーグルの表示特性向上に寄与し得る光学積層体の提供を主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1.本発明の実施形態による表示システムは、ユーザに対して画像を表示する表示システムであって、偏光部材を介して画像を表す光を前方に出射する表示面を有する表示素子と、前記表示素子の前方に配置され、反射型偏光部材を含み、前記表示素子から出射された光を反射する反射部と、前記表示素子と前記反射部との間の光路上に配置される第一レンズ部と、前記表示素子と前記第一レンズ部との間に配置され、前記表示素子から出射された光を透過させ、前記反射部で反射された光を前記反射部に向けて反射させるハーフミラーと、前記表示素子と前記ハーフミラーとの間の光路上に配置される第一位相差部材と、前記ハーフミラーと前記反射部との間の光路上に配置される第二位相差部材と、を備え、前記偏光部材と前記第一位相差部材とが光学積層体を構成し、前記光学積層体が、極角30°、方位角0°~360°で測定される波長550nmの透過光の楕円率が0.77以上である。
2.本発明の実施形態による光学積層体は、偏光部材と、偏光部材の片側に配置された位相差部材とを備え、極角30°、方位角0°~360°で測定される波長550nmの透過光の楕円率が0.77以上である。
3.上記2に記載の光学積層体は、極角30°、方位角0°~360°で測定される波長450nmの透過光の楕円率が、0.77以上であってもよい。
4.上記2または3に記載の光学積層体は、極角30°、方位角0°~360°で測定される波長650nmの透過光の楕円率が、0.77以上であってもよい。
5.上記2から4のいずれかに記載の光学積層体は、極角30°において、方位角0°~360°の範囲で方位角11.25°ごとに波長550nmの透過光の楕円率を測定したとき、前記楕円率の平均値が0.83以上であってもよい。
6.上記2から5のいずれかに記載の光学積層体は、極角30°において、方位角0°~360°の範囲で方位角11.25°ごとに波長450nmの透過光の楕円率を測定したとき、前記楕円率の平均値が0.80以上であってもよい。
7.上記2から6のいずれかに記載の光学積層体は、極角30°において、方位角0°~360°の範囲で方位角11.25°ごとに波長650nmの透過光の楕円率を測定したとき、前記楕円率の平均値が0.80以上であってもよい。
8.上記2から7のいずれかに記載の光学積層体は、極角30°において、方位角0°~360°の範囲で方位角11.25°ごとに波長550nmの透過光の楕円率を測定したとき、前記楕円率が0.85以上となるデータが10個以上であってもよい。
9.上記2から8のいずれかに記載の光学積層体は、極角30°において、方位角0°~360°の範囲で方位角11.25°ごとに波長450nmの透過光の楕円率を測定したとき、前記楕円率が0.85以上となるデータが10個以上であってもよい。
10.上記2から9のいずれかに記載の光学積層体は、極角30°において、方位角0°~360°の範囲で方位角11.25°ごとに波長650nmの透過光の楕円率を測定したとき、前記楕円率が0.85以上となるデータが10個以上であってもよい。
11.上記2から10のいずれかに記載の光学積層体は、極角0°で測定される波長550nmの透過光の楕円率が、0.94以上であってもよい。
12.上記2から11のいずれかに記載の光学積層体は、極角0°で測定される波長450nmの透過光の楕円率が、0.94以上であってもよい。
13.上記2から12のいずれかに記載の光学積層体は、極角0°で測定される波長650nmの透過光の楕円率が、0.94以上であってもよい。
14.上記2から13のいずれかに記載の光学積層体は、極角0°で測定される波長550nmの透過光の偏光解消指数(DI)を1から差し引いた値(1-DI)が、99.5%以上であってもよい。
15.上記2から14のいずれかに記載の光学積層体は、極角30°、方位角0°~360°で測定される波長550nmの透過光の偏光解消指数(DI)を1から差し引いた値(1-DI)が、99.4%以上であってもよい。
16.上記2から15のいずれかに記載の光学積層体は、偏光部材を介して出射された画像を表す光を、第一位相差部材を通過させるステップと、上記第一位相差部材を通過した光を、ハーフミラーおよび第一レンズ部を通過させるステップと、上記ハーフミラーおよび上記第一レンズ部を通過した光を、上記第二位相差部材を通過させるステップと、
上記第二位相差部材を通過した光を、反射型偏光部材で上記ハーフミラーに向けて反射させるステップと、上記反射型偏光部材および上記ハーフミラーで反射させた光を、上記第二位相差部材により上記反射型偏光部材を透過可能にするステップと、を有する、表示方法に上記第一位相差部材として用いられてもよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、VRゴーグルの表示特性向上に寄与し得る光学積層体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の1つの実施形態に係る表示システムの概略の構成を示す模式図である。
本発明の1つの実施形態に係る光学積層体の概略断面図である。
本発明の1つの実施形態に係る光学積層体の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図面は説明をより明確にするため、実施の形態に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、図面については、同一または同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略することがある。
【0010】
(用語および記号の定義)
本明細書における用語および記号の定義は下記の通りである。
(1)屈折率(nx、ny、nz)
「nx」は面内の屈折率が最大になる方向(すなわち、遅相軸方向)の屈折率であり、「ny」は面内で遅相軸と直交する方向(すなわち、進相軸方向)の屈折率であり、「nz」は厚み方向の屈折率である。
(2)面内位相差(Re)
「Re(λ)」は、23℃における波長λnmの光で測定した面内位相差である。例えば、「Re(550)」は、23℃における波長550nmの光で測定した面内位相差である。Re(λ)は、層(フィルム)の厚みをd(nm)としたとき、式:Re(λ)=(nx-ny)×dによって求められる。
(3)厚み方向の位相差(Rth)
「Rth(λ)」は、23℃における波長λnmの光で測定した厚み方向の位相差である。例えば、「Rth(550)」は、23℃における波長550nmの光で測定した厚み方向の位相差である。Rth(λ)は、層(フィルム)の厚みをd(nm)としたとき、式:Rth(λ)=(nx-nz)×dによって求められる。
(4)Nz係数
Nz係数は、Nz=Rth/Reによって求められる。
(5)角度
本明細書において角度に言及するときは、特段の言及がない限り、当該角度は基準方向に対して時計回りおよび反時計回りの両方を包含する。したがって、例えば「45°」は±45°を意味する。また、本明細書において、「略平行」は、0°±10°の範囲を包含し、好ましくは0°±5°の範囲内であり、より好ましくは0°±3°の範囲内であり、さらに好ましくは0°±1°の範囲内である。「略直交」は、90°±10°の範囲を包含し、好ましくは90°±5°の範囲内であり、より好ましくは90°±3°の範囲内であり、さらに好ましくは90°±1°の範囲内である。
(【0011】以降は省略されています)
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