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公開番号2025005953
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023106427
出願日2023-06-28
発明の名称風向表示装置
出願人日本光機工業株式会社
代理人個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20250109BHJP(照明)
要約【課題】夜間に上方からの視認性を高くすることができる。
【解決手段】支柱に設けられる風向表示装置は、筒状の吹流しと、吹流しと支柱とを連結する取付部であって、吹流しの一方の端部に設けられた筒状の枠を有する取付部と、取付部に設けられており、吹流しの内面に光を照射する照明器具と、備える。照明器具は、発光部と、発光部が内部に設けられる空洞部を有する光学部品と、を有する光源ユニットを有する。光学部品は、水平方向に沿った第1中心軸を中心軸とする円筒形状の一部を含むレンズを有する。記光源ユニットは、枠の中心軸である第2中心軸に沿って見たときに枠の中空部と重なるように、かつ、発光部から出射された光線束の中心が水平方向又は水平方向から所定角度斜め上向きに向かうように設けられている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
支柱に設けられる風向表示装置であって、
筒状の吹流しと、
前記吹流しと前記支柱とを連結する取付部であって、前記吹流しの一方の端部に設けられた筒状の枠を有する取付部と、
前記取付部に設けられており、前記吹流しの内面に光を照射する照明器具と、
を備え、
前記照明器具は、発光部と、前記発光部が内部に設けられる空洞部を有する光学部品と、を有する光源ユニットを有し、
前記光学部品は、水平方向に沿った第1中心軸を中心軸とする円筒形状の一部を含むレンズを有し、
前記光源ユニットは、前記枠の中心軸である第2中心軸に沿って見たときに前記枠の中空部と重なるように、かつ、前記発光部から出射された光線束の中心が水平方向又は水平方向から所定角度斜め上向きに向かうように設けられている
ことを特徴とする風向表示装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記レンズは、前記第1中心軸を含む断面において、前記発光部から遠い側の面が、前記発光部から遠ざかる方向に凸となる円弧形状を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の風向表示装置。
【請求項3】
前記光源ユニットは、前記第2中心軸に沿って見たときに前記第2中心軸よりも鉛直方向下側に、前記光線束の中心が水平方向から所定角度斜め上向きに向かうように設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の風向表示装置。
【請求項4】
前記照明器具は、複数の前記光源ユニットが設けられる板状部を有し、
複数の前記光源ユニットは、前記レンズの前記第1中心軸に直交する端面が平行になるように配置されている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の風向表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、風向表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、風向と風速に応じた吹流しの動きに追随して照明装置を動かす夜間対応吹流しが開示されている。この夜間対応吹流しは、ポールの軸の周りに回転可能な第一の回転装置と、これに回転可能に軸支され水平軸の周り(上下に)に回転して吹流し本体の傾斜角に追随して動く第二の回転装置と、第二の回転装置に付設して吹流し本体を照明する照明具と、第二の回転装置に付設して風を受ける吹流し本体とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-157042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の発明は、主として高速道路に設置される吹流しを想定しており、吹き流し全体を外側から照らしている。また、特許文献1に記載の発明は、反射体により多方向に光を反射させているが、反射体を用いていることから、近距離から吹流しを視認することが前提であると考えられる。また、特許文献1に記載の発明は、照射光を地表に送る構成を備えていることから、下方向からの視認が前提であると考えられ、上方からの視認性はかなり低いと考えられる。
【0005】
空港等に設置された吹流しの場合には、離着陸する飛行機等の操縦者や管制塔上の管制官は、吹流しを上方かつ遠方から視認する。したがって、上方かつ遠方から吹流しの視認性を高くすることが望まれている。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、夜間に上方からの視認性を高くすることができる風向表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る風向表示装置は、例えば、支柱に設けられる風向表示装置であって、筒状の吹流しと、前記吹流しと前記支柱とを連結する取付部であって、前記吹流しの一方の端部に設けられた筒状の枠を有する取付部と、前記取付部に設けられており、前記吹流しの内面に光を照射する照明器具と、を備え、前記照明器具は、発光部と、前記発光部が内部に設けられる空洞部を有する光学部品と、を有する光源ユニットを有し、前記光学部品は、水平方向に沿った第1中心軸を中心軸とする円筒形状の一部を含むレンズを有し、前記光源ユニットは、前記枠の中心軸である第2中心軸に沿って見たときに前記枠の中空部と重なるように、かつ、前記発光部から出射された光線束の中心が水平方向又は水平方向から所定角度斜め上向きに向かうように設けられていることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る風向表示装置によれば、発光部と発光部が内部に設けられる空洞部を有する光学部品とを有する光源ユニットが、吹流しの一方の端部に設けられた筒状の枠の中心軸に沿って見たときに枠の中空部と重なるように設けられている。これにより、発光部が吹流しを内側から照らす。また、光学部品は、水平方向に沿った第1中心軸を中心軸とする円筒形状の一部を含むレンズを有する。これにより、光源ユニットが吹流しの上側を帯状に照らす。したがって、夜間に上方からの視認性を高くすることができる。
【0009】
前記レンズは、前記第1中心軸を含む断面において、前記発光部から遠い側の面が、前記発光部から遠ざかる方向に凸となる円弧形状を有してもよい。これにより、発光部から出射された光は、中心軸ax2に沿った方向に光を拡散し、吹流しの上側を照らす帯状の幅が広がる。したがって、吹流しの上方からの視認性がより高くなる。
【0010】
前記光源ユニットは、前記第2中心軸に沿って見たときに前記第2中心軸よりも鉛直方向下側に、前記光線束の中心が水平方向から所定角度斜め上向きに向かうように設けられていてもよい。これにより、光源ユニットが吹流しの上側を内側から直接照らすことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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