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公開番号
2025037345
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144217
出願日
2023-09-06
発明の名称
印刷装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
15/16 20060101AFI20250311BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】粘着シートから剥がされる保護シートが、粘着シートに布帛を貼り付ける処理におけるユーザーの作業性を低下させる虞がある。
【解決手段】印刷装置11は、基材上に構成される粘着層上に保護シートSSが設けられる粘着シートASが巻かれる第1軸72と、第1軸72から繰り出される粘着シートASから剥がされた保護シートSSが巻かれる第2軸82と、第2軸82を回転させる駆動機構90と、保護シートSSが剥がされて粘着層が露出した粘着シートASを支持する上面23と、第1軸72及び第2軸82の鉛直上方となる上方位置Puを通過させ、上面23に向けて、布帛Fを案内するガイド部81と、上面23において粘着シートASに貼り付けられた布帛Fに印刷可能な印刷部12と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
基材及び前記基材上に構成される粘着層を有する粘着シートであって、前記粘着層上に保護シートが設けられる前記粘着シートが巻かれる第1軸と、
前記第1軸から繰り出される前記粘着シートから剥がされた前記保護シートが巻かれる第2軸と、
前記第2軸を回転させる駆動機構と、
前記保護シートが剥がされて前記粘着層が露出した前記粘着シートを支持する支持部と、
前記第1軸及び前記第2軸の鉛直上方となる上方位置を通過させ、前記支持部に向けて、布帛を案内するガイド部と、
前記支持部において前記粘着シートに貼り付けられた前記布帛に印刷可能な印刷部と、
を備える印刷装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記駆動機構は、
前記第1軸と共に回転する第1歯車と、
前記第2軸と共に回転する第2歯車と、
を有し、
前記第1歯車と前記第2歯車とが噛み合うことで、前記第1軸と前記第2軸とが連動して回転する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記第1歯車の歯数は、前記第2歯車の歯数よりも多く、
前記駆動機構は、前記第2歯車の回転に伴って、前記第2歯車から前記第2軸に伝達される回転トルクを制限するトルクリミッターを有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記第1軸に接触することで、前記第1軸の回転中心に向って力を作用させる付勢部を備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記支持部に支持される前記粘着シートに前記布帛を押し付ける押圧部を備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記粘着シートに貼り付けられた前記布帛を搬送する搬送部を備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記ガイド部は、
前記第2軸を回転可能に支持し、
前記駆動機構を備え、
前記支持部を備える装置本体に着脱可能に設けられる、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記ガイド部は、
前記布帛に接触することで、前記布帛に前記上方位置を通過させる接触部と、
前記接触部から鉛直下方に延び、前記第2軸を回転可能に支持する脚部と、
を有し、
前記脚部は、前記支持部に設けられる被係合部と係合可能な係合部を有する、
ことを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記ガイド部は、前記上方位置に、前記布帛が前記支持部に向かう方向と交差する前記布帛の幅方向における前記布帛の位置を案内する位置案内部を有する、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ロール状の送り出しロールから送り出される支持基材の粘着面に、ロールから送り出される印刷基材を貼り付けて複合基材とする貼り付け手段を備える画像形成装置が開示されている。また、画像形成装置は、貼り付け手段により作成された複合基材の印刷基材に対して液体を噴射することで画像を形成する液体付着手段を備えることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-006315号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
支持基材には、粘着面を保護する保護シートが設けられる場合がある。しかしながら、特許文献1の画像形成装置では、貼り付け手段によって支持基材に印刷基材を貼り付けるとき、支持基材から剥がされる保護シートの処理について考慮がされていない。このため、支持基材から剥がされる保護シートが、支持基材に印刷基材を貼り付ける処理におけるユーザーの作業性を低下させる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
印刷装置は、基材及び前記基材上に構成される粘着層を有する粘着シートであって、前記粘着層上に保護シートが設けられる前記粘着シートが巻かれる第1軸と、前記第1軸から繰り出される前記粘着シートから剥がされた前記保護シートが巻かれる第2軸と、前記第2軸を回転させる駆動機構と、前記保護シートが剥がされて前記粘着層が露出した前記粘着シートを支持する支持部と、前記第1軸及び前記第2軸の鉛直上方となる上方位置を通過させ、前記支持部に向けて、布帛を案内するガイド部と、前記支持部において前記粘着シートに貼り付けられた前記布帛に印刷可能な印刷部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態1に係る印刷装置を示す模式側面図。
印刷装置を示す模式正面図。
印刷装置の繰出部を示す斜視図。
繰出部の第1軸を示す斜視図。
繰出部の軸保持部を示す斜視図。
ガイド部を装着した印刷装置を示す正面図。
ガイド部を装着した印刷装置を示す側面図。
ガイド部を装着した印刷装置を示す模式側面図。
ガイド部を装着した印刷装置を示す模式側面図。
ガイド部を装着した印刷装置を示す模式側面図。
実施形態2に係る印刷装置を示す模式側面図。
実施形態3に係る印刷装置を示す模式側面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態に基づいて本開示が説明される。各図において同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。尚、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、完全に同じであることのみを指さない。例えば、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、測定誤差を考慮して同じである場合を含むものとする。また、例えば、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、部材の製造ばらつきを考慮して同じである場合を含むものとする。
【0008】
また、例えば、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、機能を損なわない範囲で同じである場合を含むものとする。よって、例えば、「両者の寸法が同じである」とは、測定誤差、部材の製造ばらつきを考慮し、両者の寸法差が、一方の寸法の±5パーセント以内、特に好ましくは±3パーセント以内であることを指す。
【0009】
1.実施形態1
印刷装置11は、例えば、媒体Pの一例である用紙、布帛F等に液体の一例であるインクを吐出することによって、文字、写真などの画像を印刷するインクジェット式のプリンターである。本実施形態において、布帛Fに印刷する場合、印刷装置11は、粘着シートASに貼り付けられた布帛Fに対してインクを吐出することによって印刷する。よって、粘着シートASに貼り付けられた布帛Fは、媒体Pの一例である。以後の説明では、粘着シートASに貼り付けられた布帛Fを「貼付仕様の布帛F」と称する場合がある。
【0010】
粘着シートASは、基材及び基材上に粘着剤によって構成される粘着層を有する。基材としては、例えば、上質紙が採用できる。粘着層を構成する粘着剤としては、例えば、アクリル系粘着剤が採用できる。布帛Fを貼り付ける前の粘着シートASの粘着層は、保護シートSSで覆われている。保護シートSSとしては、例えば、グラシン紙、片面あるいは両面に樹脂フィルムを張り合わせたラミネート紙、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルム、合成紙等が採用できる。
(【0011】以降は省略されています)
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