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公開番号
2025036364
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024148439
出願日
2024-08-30
発明の名称
生育管理支援システム
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A01G
7/00 20060101AFI20250306BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】栽培植物の特徴から生育状況を適切に判定する生育管理支援システムを提供すること。
【解決手段】栽培植物Qの生育状況を管理する生育管理支援システム。栽培植物Qを撮像する撮像装置と、撮像装置により取得された撮像画像に写された栽培植物Qにおける主茎51を認識する認識部と、主茎51の茎径D2に基づいて、未来の生育状況に関するデータ値を判定する生育判定部と、が備えられている。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
栽培植物の生育状況に関するデータ値を算定する生育管理支援システムであって、
前記栽培植物を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置により取得された撮像画像に写された前記栽培植物における主茎を認識する認識部と、
前記主茎の茎径に基づいて、未来の前記生育状況に関する前記データ値を算定する生育判定部と、が備えられている生育管理支援システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記認識部は、前記主茎の上部から分化し始めた第一枝葉部を認識するように構成され、
前記生育判定部は、前記茎径に基づいて、前記第一枝葉部における前記未来の生育状況に関する前記データ値を算定するように構成されている請求項1に記載の生育管理支援システム。
【請求項3】
前記生育判定部は、前記未来の生育状況に関する前記データ値として、前記第一枝葉部の未来の葉長と、前記第一枝葉部の未来の葉面積と、前記第一枝葉部の未来の摘葉数と、前記第一枝葉部の近傍にある花房部における未来の摘果数と、前記第一枝葉部における未来の繁茂領域の面積と、前記第一枝葉部の近傍における果房の収穫量と、の少なくとも一つを算定するように構成されている請求項2に記載の生育管理支援システム。
【請求項4】
前記認識部は、前記主茎から分化した枝葉部を認識するように構成され、
前記生育判定部は、前記茎径に基づいて、前記枝葉部における未来の繁茂領域の面積を算定するように構成されている請求項1に記載の生育管理支援システム。
【請求項5】
前記生育判定部は、算定された前記枝葉部における未来の繁茂領域の面積に基づいて、前記枝葉部における未来の葉の枚数を算定するように構成されている請求項4に記載の生育管理支援システム。
【請求項6】
前記生育判定部は、判定された前記枝葉部における未来の繁茂領域の面積に基づいて、摘葉数と摘果数との少なくとも一つを算定するように構成されている請求項4に記載の生育管理支援システム。
【請求項7】
前記撮像装置が撮像する前記栽培植物に対して測距データを三次元座標で取得する測距装置と、
前記三次元座標に基づいて、前記認識部によって認識された前記主茎における前記茎径を算出する茎径算出部と、が備えられている請求項1に記載の生育管理支援システム。
【請求項8】
前記未来の生育状況に関する前記データ値に基づいて気温制御を行う気温制御部が備えられている請求項1から7の何れか一項に記載の生育管理支援システム。
【請求項9】
前記未来の生育状況に関する前記データ値に基づいて潅水制御を行う潅水制御部が備えられている請求項1から7の何れか一項に記載の生育管理支援システム。
【請求項10】
前記未来の生育状況に関する前記データ値に基づいて日射量の制御を行う日射量制御部が備えられている請求項1から7の何れか一項に記載の生育管理支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生育管理支援システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、栽培植物の生長を予測する支援システムが開示されている。特許文献1では、栽培植物が生育される環境の情報等に基づいて、作物における収穫量の予測値が算出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-193590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
栽培植物の収量や生育状況の予測に関しては、未解明の要素が多いため、まだ発展途上の段階にある。現状では、当該予測のために多数の環境情報を取得するためのセンサ類を要する。しかし、多数のセンサ類を要することを前提とした管理システムであると、導入コストが高額になり、営農現場で普及し難くなる。このため、少数のセンサ類から栽培植物の特徴を認識する構成を構築し、更に、栽培植物の特徴において未来の生育状況を予測できれば、有用な管理システムとなることが見込まれる。
【0005】
本発明の目的は、栽培植物の特徴から生育状況を適切に判定する生育管理支援システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、栽培植物の生育状況に関するデータ値を算定する生育管理支援システムであって、前記栽培植物を撮像する撮像装置と、前記撮像装置により取得された撮像画像に写された前記栽培植物における主茎を認識する認識部と、前記主茎の茎径に基づいて、未来の前記生育状況に関する前記データ値を算定する生育判定部と、が備えられていることを特徴とする。
【0007】
本発明によると、認識部が撮像画像から主茎を認識し、生育判定部が未来の生育状況に関するデータ値を算定する。主茎の茎径が取得され、茎径に基づいて生育状況が判定される。このことから、栽培植物の特徴に基づく生育状況の判定が行われる。これにより、多数のセンサ類で多数の環境情報を取得する構成と比較して、システムの導入コストが低減され、有用な管理システムとなることが見込まれる。このように、本発明の構成であれば、栽培植物の特徴から生育状況を適切に判定する生育管理支援システムが実現される。
【0008】
本発明において、前記認識部は、前記主茎の上部から分化し始めた第一枝葉部を認識するように構成され、前記生育判定部は、前記茎径に基づいて、前記第一枝葉部における前記未来の生育状況に関する前記データ値を算定するように構成されていると好適である。
【0009】
本構成であれば、栽培植物の上部において生え始めた枝葉部の未来の生育状況に関するデータ値の算定が可能となる。
【0010】
本発明において、前記生育判定部は、前記未来の生育状況に関する前記データ値として、前記第一枝葉部の未来の葉長と、前記第一枝葉部の未来の葉面積と、前記第一枝葉部の未来の摘葉数と、前記第一枝葉部の近傍にある花房部における未来の摘果数と、前記第一枝葉部における未来の繁茂領域の面積と、前記第一枝葉部の近傍における果房の収穫量と、の少なくとも一つを算定するように構成されていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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