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公開番号
2025035514
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142607
出願日
2023-09-01
発明の名称
ロック板式駐車装置
出願人
日本信号株式会社
代理人
個人
主分類
E04H
6/42 20060101AFI20250306BHJP(建築物)
要約
【課題】 モータによりロック板を下降させているにもかかわらず、ロック板の上昇が発生している、という状況を的確に捉ることで、モータのギアヘッド破損の有無を簡易かつ確実に判定することできるロック板式駐車装置を提供すること。
【解決手段】 ロック板式駐車装置100は、ロック板21を下降させる向きに作用するモータ11と、モータ11によるロック板21への下降作用時におけるロック板21の上昇発生に基づきモータ11のギアヘッド破損の有無を判定する破損判定部50bとを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ロック板を下降させる向きに作用するモータと、
前記モータによる前記ロック板への下降作用時における前記ロック板の上昇発生に基づき前記モータのギアヘッド破損の有無を判定する破損判定部と
を備えるロック板式駐車装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記破損判定部は、前記モータによる前記ロック板への下降作用時における前記ロック板の上昇幅と上昇回数とに基づきギアヘッド破損の有無を判定する、請求項1に記載のロック板式駐車装置。
【請求項3】
前記破損判定部は、前記ロック板の上昇発生に際して、リトライとなっているか否かに基づきギアヘッド破損の有無を判定する、請求項1に記載のロック板式駐車装置。
【請求項4】
前記ロック板の回転量を測定するエンコーダを備え、
前記破損判定部は、前記エンコーダの測定結果に基づきギアヘッド破損の有無を判定する、請求項1に記載のロック板式駐車装置。
【請求項5】
前記ロック板と前記モータとを接続する接続部と、
前記接続部に対して前記ロック板を上昇させる向きに作用する弾性部材と
を備え、
前記モータは、前記弾性部材の前記ロック板への作用に抗する作用を前記ロック板に及ぼして、前記ロック板を下降させる、請求項1に記載のロック板式駐車装置。
【請求項6】
前記接続部は、前記モータからの作用を受けるモータ側回転軸と、前記ロック板を回転により昇降させるロック板側回転軸と、前記モータ側回転軸と前記ロック板側回転軸とを連結させる連結部材とを含む、請求項5に記載のロック板式駐車装置。
【請求項7】
前記破損判定部における判定結果を外部に報知する報知部を備える、請求項1に記載のロック板式駐車装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロック板を用いて駐車管理を行うためのロック板式駐車装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、ロック板の開閉に際して開閉の速度やモータのトルクを調整しているもの(特許文献1参照)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-78968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1では、ロック板の下降動作時において、ロック板が上昇下降を繰り返すことで駐車車両を叩いてしまうというような事象が発生する懸念がある場合に、これに対処できるとは限らない。
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、モータによりロック板を下降させているにもかかわらず、ロック板の上昇が発生している、という状況を的確に捉ることで、モータのギアヘッド破損の有無を簡易かつ確実に判定することできるロック板式駐車装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するためのロック板式駐車装置は、ロック板を下降させる向きに作用するモータと、モータによるロック板への下降作用時におけるロック板の上昇発生に基づきモータのギアヘッド破損の有無を判定する破損判定部とを備える。
【0007】
上記ロック板式駐車装置では、モータによりロック板を下降させているにもかかわらず、ロック板の上昇が発生している、という状況を的確に捉ることで、モータのギアヘッド破損の有無を簡易かつ確実に判定することができる。
【0008】
本発明の具体的な側面では、破損判定部は、モータによるロック板への下降作用時におけるロック板の上昇幅と上昇回数とに基づきギアヘッド破損の有無を判定する。この場合、ロック板の上昇態様に応じて、モータのギアヘッド破損の有無を的確に判定できる。
【0009】
本発明の別の側面では、破損判定部は、ロック板の上昇発生に際して、リトライとなっているか否かに基づきギアヘッド破損の有無を判定する。この場合、上昇発生の発生状況に応じた判定ができる。
【0010】
本発明のさらに別の側面では、ロック板の回転量を測定するエンコーダを備え、破損判定部は、エンコーダの測定結果に基づきギアヘッド破損の有無を判定する。この場合、エンコーダの測定結果から、ロック板の動作を的確に捉えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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