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公開番号
2025035513
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142606
出願日
2023-09-01
発明の名称
ロック板式駐車装置
出願人
日本信号株式会社
代理人
個人
主分類
E04H
6/42 20060101AFI20250306BHJP(建築物)
要約
【課題】 モータ側とロック板側との連結箇所に関して、連結解除を早期に検出できるロック板式駐車装置を提供すること。
【解決手段】 ロック板式駐車装置100は、モータ11からの作用を受けるモータ側回転軸13と、回転によりロック板21を昇降させるロック板側回転軸22と、モータ側回転軸13とロック板側回転軸22とを連結させる連結部材LKと、モータ側回転軸13の回転状況に応じて連結部材LKにおける連結断発生を判定する連結断判定部50dとを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
モータからの作用を受けるモータ側回転軸と、
回転によりロック板を昇降させるロック板側回転軸と、
前記モータ側回転軸と前記ロック板側回転軸とを連結させる連結部材と、
前記モータ側回転軸の回転状況に応じて前記連結部材における連結断発生を判定する連結断判定部と
を備えるロック板式駐車装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記連結断判定部は、前記モータ側回転軸の回転量について、前記ロック板の回転可能範囲を超えた過剰回転を検知した場合に、連結断発生と判定する、請求項1に記載のロック板式駐車装置。
【請求項3】
前記ロック板の回転上昇の限界を定める回転範囲規制部を備え、
前記連結断判定部は、前記モータ側回転軸の回転状況について、前記ロック板の回転上昇の限界を超えた状態に相当する場合に、連結断発生と判定する、請求項2に記載のロック板式駐車装置。
【請求項4】
前記モータ側回転軸の回転量を測定するエンコーダを備え、
前記連結断判定部は、前記エンコーダの測定に基づき連結断発生の判定を行う、請求項1に記載のロック板式駐車装置。
【請求項5】
前記連結断判定部は、前記ロック板の上昇完了時における前記モータ側回転軸の回転量が予め定めた下限値に満たない場合に、ロック板踏まれ発生と判定する、請求項1に記載のロック板式駐車装置。
【請求項6】
前記モータ側回転軸に対して前記ロック板を上昇させる向きに作用する弾性部材を備え、
前記モータ側回転軸は、前記モータと接触する接触部を有し、前記接触部を介して、前記モータから前記ロック板を下降させる向きに作用する力を受けるとともに、前記弾性部材からの前記ロック板を上昇させる向きに作用する力を前記モータへ及ぼす、請求項1に記載のロック板式駐車装置。
【請求項7】
前記連結断判定部は、前記モータによる前記ロック板への下降作用時における前記ロック板の上昇発生に基づき前記モータ側における異常発生の有無を判定する、請求項6に記載のロック板式駐車装置。
【請求項8】
前記連結断判定部における判定結果を外部に報知する報知部を備える、請求項1に記載のロック板式駐車装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロック板を用いて駐車管理を行うためのロック板式駐車装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、ロック板の開閉に際して開閉の速度やモータのトルクを調整してガムテープ等でロック板が開かなくなってしまうことを防止しているものや(特許文献1参照)、ロック部に所定以上の力が作用した時に、ロック部側と駆動機構側との間の連結を解除することで、不正退出等による駆動機構の破損を防止しているもの(特許文献2参照)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-78968号公報
特開2011‐214306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1では、例えば車のタイヤでロック板を踏みつけるような場合には、対処できるとは限らない。また、上記特許文献2では、ロック部側と駆動機構側との間の連結を解除するような事態が発生した場合には、連結が解除されたことを早期に検知し復旧させる必要がある。
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、モータ側とロック板側との連結箇所に関して、連結解除を早期に検出できるロック板式駐車装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するためのロック板式駐車装置は、モータからの作用を受けるモータ側回転軸と、回転によりロック板を昇降させるロック板側回転軸と、モータ側回転軸とロック板側回転軸とを連結させる連結部材と、モータ側回転軸の回転状況に応じて連結部材における連結断発生を判定する連結断判定部とを備える。
【0007】
上記ロック板式駐車装置では、連結断判定部により、連結部材における連結断発生を判定することで、モータ側とロック板側との間における連結解除を早期に検出できる。
【0008】
本発明の具体的な側面では、連結断判定部は、モータ側回転軸の回転量について、ロック板の回転可能範囲を超えた過剰回転を検知した場合に、連結断発生と判定する。この場合、ロック板の回転状況に基づいて、迅速かつ的確に連結断発生を検知できる。
【0009】
本発明の別の側面では、ロック板の回転上昇の限界を定める回転範囲規制部を備え、連結断判定部は、モータ側回転軸の回転状況について、ロック板の回転上昇の限界を超えた状態に相当する場合に、連結断発生と判定する。この場合、過剰回転であることを的確に検知できる。
【0010】
本発明のさらに別の側面では、モータ側回転軸の回転量を測定するエンコーダを備え、連結断判定部は、エンコーダの測定に基づき連結断発生の判定を行う。この場合、連結断発生の検知のための回転量の測定を、迅速かつ的確に行える。
(【0011】以降は省略されています)
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