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公開番号
2025035187
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142073
出願日
2023-09-01
発明の名称
配車管理装置及び配車管理方法
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/123 20060101AFI20250306BHJP(信号)
要約
【課題】 車両供給量と将来の車両需要量とに基づき乗合可能な車両の台数を調整する。
【解決手段】 本発明は、配車要求に基づいて配車サービスの対象エリアにおける車両の配車を管理する配車管理装置は、前記車両から車両情報を取得する車両情報取得部と、前記車両情報に基づいて、複数の前記車両のうちの配車可能な車両の供給量(車両供給量)を算出する車両供給量算出部と、将来の所定の時間帯における前記車両の需要量(予測車両需要量)を算出する車両需要量算出部と、前記車両供給量と前記予測車両需要量との関係に基づいて、ユーザどうしが乗合可能な車両の供給量である乗合車両供給量を調整する乗合車両供給量調整部と、所定の車両割当判断基準に従って、前記配車要求を行ったユーザに対して前記車両を割り当てる車両割当部とを備える。前記乗合車両供給量調整部は、前記所定の車両割当判断基準を変更することにより、前記乗合車両供給量を調整する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
配車要求に基づいて配車サービスの対象エリアにおける車両の配車を管理する配車管理装置であって、
前記車両から所定の車両情報を取得する車両情報取得部と、
前記所定の車両情報に基づいて、複数の前記車両のうちの配車可能な車両の供給量である車両供給量を算出する車両供給量算出部と、
将来の所定の時間帯における前記車両の需要量である予測車両需要量を算出する車両需要量算出部と、
前記車両供給量と前記予測車両需要量との関係に基づいて、ユーザどうしが乗合可能な車両の供給量である乗合車両供給量を調整する乗合車両供給量調整部と、
所定の車両割当判断基準に従って、前記配車要求を行ったユーザに対して前記車両を割り当てる車両割当部と、を備え、
前記乗合車両供給量調整部は、前記所定の車両割当判断基準を変更することにより、前記乗合車両供給量を調整する
配車管理装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記乗合車両供給量調整部は、前記車両供給量に対して前記予測車両需要量が多いほど、前記乗合車両供給量を増加させる、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項3】
前記乗合車両供給量調整部は、前記対象エリアにおけるサブエリアごとの前記車両供給量と前記予測車両需要量との関係に基づいて、前記乗合車両供給量を調整する、
請求項2に記載の配車管理装置。
【請求項4】
前記乗合車両供給量調整部は、前記配車要求に基づく前記ユーザの乗車地での待ち時間を前記所定の車両割当判断基準として、前記乗合車両供給量を調整する、
請求項2に記載の配車管理装置。
【請求項5】
前記乗合車両供給量調整部は、前記車両供給量に対して前記予測車両需要量が多いと判断する場合に、前記車両が前記乗車地まで走行する非賃走時間を前記所定の判断基準として、前記乗合車両供給量を調整する、
請求項4に記載の配車管理装置。
【請求項6】
前記乗合車両供給量調整部は、前記車両供給量に対して前記予測車両需要量が多いと判断する場合に、前記所定の車両割当判断基準を緩和する、
請求項4に記載の配車管理装置。
【請求項7】
前記乗合車両供給量調整部は、前記車両供給量に対して前記予測車両需要量が多いと判断する場合に、前記所定の車両割当判断基準が示す前記配車可能な車両の供給量を制限する、
請求項4に記載の配車管理装置。
【請求項8】
前記乗合車両供給量調整部は、複数の前記車両のうちの前記配車によって既に他のユーザが乗車している前記車両以外の車両を前記乗合可能な車両として前記乗合車両供給量を調整する、
請求項2に記載の配車管理装置。
【請求項9】
前記乗合車両供給量調整部は、前記車両供給量に対して前記予測車両需要量が多い状態が一定期間継続していると判断する場合に、乗合車両供給量を増加させる。
請求項2に記載の配車管理装置。
【請求項10】
前記乗合車両供給量調整部は、前記所定の上限値の範囲内で、前記乗合車両供給量を増加させる、
請求項3に記載の配車管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配車管理装置及び配車管理方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
モビリティサービスは、車両による乗客及び/又は荷物の輸送をスムーズに提供するサービスである。モビリティサービスでは、各車両の稼働率を高めつつ、ユーザの利便性を向上させるために、車両の効率的な配車が要求される。
【0003】
例えば、下記特許文献1は、車両に目的地の異なる複数の輸送対象が乗り合わせるライドシェアシステムにおいて、複数の車両のうち輸送対象を搭載している稼動車両の走行位置の周囲に、複数の車両のうち輸送対象を搭載可能な空き車両が所定数以上存在するように、空き車両を配車するようにした技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-135314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術は、将来の車両需要量を何ら考慮せずに、単に現在の車両供給量に基づいて車両を配車しているため、ユーザの配車要求が示す乗車地の近傍に存在する車両の全てを配車してしまうことがあり、その後の配車要求に対して車両を迅速に配車することができないという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、現在の車両の供給量と将来の車両の需要量との関係を考慮して、乗合可能な車両の台数を調整し、車両の効率的な配車を可能にする配車管理装置及び配車管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明は、以下に示す発明特定事項乃至は技術的特徴を含んで構成される。
【0008】
ある観点に従う本発明は、配車要求に基づいて配車サービスの対象エリアにおける車両の配車を管理する配車管理装置である。前記配車管理装置は、前記車両から所定の車両情報を取得する車両情報取得部と、前記所定の車両情報に基づいて、複数の前記車両のうちの配車可能な車両の供給量である車両供給量を算出する車両供給量算出部と、将来の所定の時間帯における前記車両の需要量である予測車両需要量を算出する車両需要量算出部と、前記車両供給量と前記予測車両需要量との関係に基づいて、ユーザどうしが乗合可能な車両の供給量である乗合車両供給量を調整する乗合車両供給量調整部と、所定の車両割当判断基準に従って、前記配車要求を行ったユーザに対して前記車両を割り当てる車両割当部と、を備える。そして、前記乗合車両供給量調整部は、前記所定の車両割当判断基準を変更することにより、前記乗合車両供給量を調整する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、現在の車両の供給量と将来の車両の需要量とを考慮して乗合可能な車両の台数を調整するので、現在及び将来のユーザに対して車両の効率的な配車が可能になる。
【0010】
本発明の他の技術的特徴、目的、及び作用効果乃至は利点は、添付した図面を参照して説明される以下の実施形態により明らかにされる。本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また他の効果があっても良い。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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