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公開番号
2025035090
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141885
出願日
2023-09-01
発明の名称
発光装置及び当該発光装置を備える画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/447 20060101AFI20250306BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】レンズでの光量損失を抑制した発光装置及び当該発光装置を備える画像形成装置を提供する。
【解決手段】発光装置は、入力画像を第1の方向に分割して複数の分割画像を生成し、複数の分割画像の各々に対して画像処理を行って複数の分割画像から複数の区分画像をそれぞれ生成する画像処理装置と、複数の区分画像に応じた光をそれぞれ発する複数の発光素子群を備え、複数の発光素子群の各々が2つ以上の発光素子を備える発光素子アレイと、第1の方向に沿って配列され、複数の区分画像に応じた光が入射する複数の入射端をそれぞれ備え被結像面に出力画像を結像する光を出射する複数の出射端をそれぞれ備える複数の屈折率分布型レンズを備えるレンズアレイと、を備え、複数の屈折率分布型レンズの長さが1ピッチの長さより小さい。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
入力画像を第1の方向に分割して複数の分割画像を生成し、前記複数の分割画像の各々に対して画像処理を行って前記複数の分割画像から複数の区分画像をそれぞれ生成する画像処理装置と、
前記複数の区分画像に応じた光をそれぞれ発する複数の発光素子群を備え、前記複数の発光素子群の各々が2つ以上の発光素子を備える発光素子アレイと、
前記第1の方向に沿って配列され、前記複数の区分画像に応じた光が入射する複数の入射端をそれぞれ備え被結像面に出力画像を結像する光を出射する複数の出射端をそれぞれ備える複数の屈折率分布型レンズを備えるレンズアレイと、を備え、
前記複数の屈折率分布型レンズの長さが1ピッチの長さより小さい、発光装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記複数の屈折率分布型レンズの各々の長さは、1/2ピッチの長さであり、
前記画像処理は、前記複数の分割画像のそれぞれを前記第1の方向に反転する処理を含む、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記複数の屈折率分布型レンズの各々の長さは、1/4ピッチの長さであり、
前記画像処理は、前記複数の分割画像の各々を縮小し前記第1の方向に反転する処理を含む、請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
前記画像処理は、さらに、前記複数の分割画像の各々を前記第1の方向の幅が1/3になるように縮小した中間画像を生成し、3つの前記中間画像を前記第1の方向に沿って並べて結合して前記複数の区分画像の各々とする処理を含む、請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記複数の分割画像は、互いに隣接する第1分割画像及び第2分割画像を含み、
前記画像処理は、前記第1分割画像及び前記第2分割画像を互いに部分的に重複する重複領域を含んでそれぞれ取得し、前記第1分割画像の前記重複領域及び前記第2分割画像の前記重複領域のうち、いずれか一方の画像濃度をゼロにする処理を含む、請求項3に記載の発光装置。
【請求項6】
前記画像処理は、さらに、前記複数の分割画像の各々を前記第1の方向に直交する第2の方向に反転する処理を含む、請求項2から5のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項7】
前記複数の発光素子の各々は、有機発光ダイオードである、請求項1に記載の発光装置。
【請求項8】
請求項1に記載の発光装置と前記被結像面を有する感光体とを備える、画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置及び当該発光装置を備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、電子写真方式の画像形成装置では、発光素子を光源に用いた発光装置を備え、発光装置は感光体の表面に画像を結像し感光体の表面を露光して静電潜像を形成する。帯電したトナーが現像ローラーに運ばれ、現像ローラーから感光体の表面に供給されて、静電潜像が現像される。現像されたトナー像は用紙に転写され、定着装置によって用紙にトナー像が定着する。
【0003】
上述した発光装置は、発光素子から出射された光を被結像面である感光体の表面に結像するためのレンズを備える。例えば、特許文献1には、発光ダイオード(以下、LED)等の発光素子を配列した発光素子アレイと、複数のロッドレンズを配列したロッドレンズアレイと、を有するLEDプリントヘッドが示されている。複数の発光素子から出射された光はロッドレンズにより集光されて、感光体上に結像される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-166448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1によれば、ロッドレンズは正立等倍像を結像する棒状レンズであり、例えば、屈折率分布型のロッドレンズを用いることが示されている。発光素子から出射されロッドレンズの一端に入射した光は、ロッドレンズ内を蛇行しながらロッドレンズの他端まで伝搬する間に、レイリー散乱損失や吸収損失などの影響によって損失する。例えば、ロッドレンズの一端に入射する光の光量を100とすると、ロッドレンズの他端から出射される光の光量が10程度まで低下する場合がある。
【0006】
ロッドレンズによる光の損失を補って露光するために、発光素子が出射する光の光量を大きくする必要がある。しかしながら、光の光量を大きくするためには発光素子に供給する電力を大きくする必要があり、消費電力が増大してしまう。また、発光素子が有機エレクトロルミネッセンス素子(以下、有機EL素子と記載)を用いた有機発光ダイオードの場合、光量を大きくするために供給電力を大きくすると、素子の寿命が短くなるおそれがある。
【0007】
そこで、本開示は上記問題に鑑み、レンズによる光量の損失を抑制した発光装置及び当該発光装置を備える画像形成装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る発光装置は、入力画像を第1の方向に分割して複数の分割画像を生成し、複数の分割画像の各々に対して画像処理を行って複数の分割画像から複数の区分画像をそれぞれ生成する画像処理装置と、複数の区分画像に応じた光をそれぞれ発する複数の発光素子群を備え、複数の発光素子群の各々が2つ以上の発光素子を備える発光素子アレイと、第1の方向に沿って配列され、複数の区分画像に応じた光が入射する複数の入射端をそれぞれ備え被結像面に出力画像を結像する光を出射する複数の出射端をそれぞれ備える複数の屈折率分布型レンズを備えるレンズアレイと、を備え、複数の屈折率分布型レンズの長さが1ピッチの長さより小さい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示に係る画像形成装置の内部構造を示す概略断面図である。
本開示に係る図1の発光装置の周辺部分を示す概略図である。
図2のIII-III断面の断面図である。
本開示に係る制御装置及び発光装置に関するブロック図である。
実施形態1における画像処理から結像までの概略図である。
実施形態1の画像処理の変形例における画像処理から結像までの概略図である。
実施形態2における画像処理から結像までの概略図である。
実施形態2の画像処理に関するフローチャートである。
実施形態2の画像処理の変形例における画像処理から結像までの概略図である。
実施形態3における画像処理から結像までの概略図である。
実施形態4における画像処理から結像までの概略図である。
実施形態4の画像処理に関する概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同などの要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではなく、実施形態で説明される構成の全てが本開示の解決手段として必須であるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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