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公開番号
2025034488
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140886
出願日
2023-08-31
発明の名称
印刷物、及び印刷方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41M
3/00 20060101AFI20250306BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】視認方向によって明度が変化できる印刷物、及び印刷方法を提供する。
【解決手段】基材100と、基材100の上に有色インクを用いて形成された画像層200と、画像層200の上に透明インク320を用いて交差しない複数の細線310が形成された万線と、を有し、画像層200は、L*a*b*表色系においてL*≦70の明るさであり、複数の細線310が隣り合う方向における細線310の幅W1は、細線310の最も厚い部分の厚さW2に対して45倍よりも小さい幅とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、
前記基材の上に有色インクを用いて形成された画像層と、
前記画像層の上に透明インクを用いて交差しない複数の細線が形成された万線と、
を有し、
前記画像層は、L*a*b*表色系においてL*≦70の明るさであり、
前記複数の細線が隣り合う方向における前記細線の幅は、前記細線の最も厚い部分の厚さに対して45倍よりも小さい幅とする、印刷物。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の印刷物であって、
前記複数の細線が隣り合う方向における前記細線の幅は、前記細線の最も厚い部分の厚さに対して9倍よりも小さい幅とする、印刷物。
【請求項3】
請求項1に記載の印刷物であって、
前記万線は、第1角度で前記細線が配置された第1領域と、前記第1角度と異なる第2角度で前記細線が配置された第2領域と、を有する、印刷物。
【請求項4】
請求項3に記載の印刷物であって、
前記第1角度と前記第2角度とは、5°以上異なる角度を有している、印刷物。
【請求項5】
請求項3に記載の印刷物であって、
前記万線は、前記第1角度及び前記第2角度と異なる第3角度で前記細線が配置された第3領域と、前記第1角度、前記第2角度、前記第3角度と異なる第4角度で前記細線が配置された第4領域と、を有し、
前記第1領域、前記第2領域、前記第3領域、前記第4領域のそれぞれの領域は、異なる領域と隣り合っている、印刷物。
【請求項6】
基材の上に有色インクを用いて画像層を形成する工程と、
前記画像層の上に、透明インクを用いて交差しない複数の細線を含む万線を形成する工程と、
を有し、
前記画像層は、L*a*b*表色系においてL*≦70の明るさであり、
前記複数の細線が隣り合う方向における前記細線の幅は、前記細線の最も厚い部分の厚さに対して45倍よりも小さい幅とする、印刷方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷物、及び印刷方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、文字や図柄等が印刷された下地層の表面に、透明インクからなる透明層を形成することにより、観察する角度によって透明層の光沢感が微妙に変化する、即ち、高級感が付加された印刷物の構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-110782号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、透明インクの透過性を生かして下地層をはっきり視認する構成になっているため、透明インクを主体とする意匠性に乏しいという課題がある。即ち、更に高い意匠性を有する印刷物が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
印刷物は、基材と、前記基材の上に有色インクを用いて形成された画像層と、前記画像層の上に透明インクを用いて交差しない複数の細線が形成された万線と、を有し、前記画像層は、L*a*b*表色系においてL*≦70の明るさであり、前記複数の細線が隣り合う方向における前記細線の幅は、前記細線の最も厚い部分の厚さに対して45倍よりも小さい幅とする。
【0006】
印刷方法は、基材の上に有色インクを用いて画像層を形成する工程と、前記画像層の上に、透明インクを用いて交差しない複数の細線を含む万線を形成する工程と、を有し、前記画像層は、L*a*b*表色系においてL*≦70の明るさであり、前記複数の細線が隣り合う方向における前記細線の幅は、前記細線の最も厚い部分の厚さに対して45倍よりも小さい幅とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
印刷装置の構成を示す模式図。
印刷物の構成を示す平面図。
図2の印刷物の見え方を説明する図。
図2に示す印刷物のA-A線に沿う断面図。
細線の形状を示す断面図。
透明インクの配置と光源との関係を説明する図。
透明インクの配置と光源との関係を説明する図。
透明インクの配置と角度との関係を説明する図。
透明インクの配置と角度との関係を説明する図。
官能試験で画像層の明るさ透明インクによる明度変化の効果上限と判断した人数を示すグラフ。
印刷方法を示すフローチャート。
変形例の印刷物の構成を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1を参照しながら、印刷装置1の構成を説明する。
【0009】
図1に示すように、本実施形態の印刷装置1は、印刷用紙などの基材100を繰り出す繰出軸20と、基材100を搬送する搬送部30と、搬送部30によって搬送される基材100に印刷を行う印刷部50と、印刷された印刷物1000を巻き取る巻取軸40と、印刷装置1の各部の動作を制御する制御部10と、を有する。
【0010】
印刷装置1は、繰出軸20及び巻取軸40にロール状に巻き付けられた長尺の基材100(印刷物1000も含む)が搬送経路Pcに沿って張架されている。基材100は、繰出軸20から巻取軸40へ向かう間に設けられる回動ドラム35において搬送方向Dsへ搬送されつつ、画像印刷を受ける。
(【0011】以降は省略されています)
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