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公開番号
2025034162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140372
出願日
2023-08-30
発明の名称
画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
5/30 20060101AFI20250306BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】処理効率を向上させる。
【解決手段】第1のデータを生成する第1の処理を実行する第1の処理部と、前記第1の処理により生成された前記第1のデータを用いて第2のデータを生成する第2の処理を実行する第2の処理部と、前記第1のデータ及び前記第2のデータを記憶する記憶部と、前記記憶部の空き容量に基づいて前記第1の処理部による前記第1の処理の実行を許可するか否か判定する処理判定部とを設け、前記第1の処理部は、前記処理判定部による判定結果に応じて動作する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のデータを生成する第1の処理を実行する第1の処理部と、
前記第1の処理により生成された前記第1のデータを用いて第2のデータを生成する第2の処理を実行する第2の処理部と、
前記第1のデータ及び前記第2のデータを記憶する記憶部と、
前記記憶部の空き容量に基づいて前記第1の処理部による前記第1の処理の実行を許可するか否か判定する処理判定部と
を備え、
前記第1の処理部は、前記処理判定部による判定結果に応じて動作する
を備えることを特徴とする画像処理装置。
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【請求項2】
前記処理判定部により前記第1の処理の実行を許可しないと判定されると、前記第1の処理部は、前記第1の処理を実行せず、前記第2の処理部は、前記処理判定部により前記第1の処理の実行を許可しないと判定されるまでに前記第1の処理部により生成され前記記憶部に記憶された前記第1のデータを用いて前記第2の処理を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記処理判定部は、
前記記憶部の空き容量が所定の閾値よりも少ない場合に、前記第1の処理部による前記第1の処理の実行を許可しないと判定し、前記記憶部の空き容量が所定の閾値以上となる場合に、前記第1の処理部による前記第1の処理の実行を許可すると判定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記処理判定部により前記第1の処理の実行を許可しないと判定されると、前記第1の処理部は、前記第1の処理を実行せず、前記処理判定部により前記第1の処理の実行を許可しないと判定されるまでに生成して前記記憶部に記憶した前記第1のデータを用いて前記第2の処理を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第1の処理部は、前記第2の処理を前記第2の処理部とともに実行する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記処理判定部は、
前記記憶部の空き容量と前記第2の処理部が前記第2の処理を実行中であるか否かに基づいて前記第1の処理部による前記第1の処理の実行を許可するか否か判定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記第1の処理部は、
前記第1の処理として、印刷データを解析して前記第1のデータとしての中間データを生成する編集処理を前記印刷データの所定単位ごとに実行し、
前記第2の処理部は、
前記第2の処理として、前記編集処理により生成された前記中間データを用いて前記第2のデータとしての描画データを生成する展開処理を前記印刷データの所定単位ごとに実行し、
前記記憶部には、前記第1の処理部により生成された所定単位ごとの前記中間データ及び前記第2の処理部により生成された所定単位ごとの前記描画データが記憶され、
前記記憶部に記憶された前記中間データは、当該中間データを用いて前記描画データが生成された後に前記記憶部から削除され、
前記記憶部に記憶された前記描画データは、前記描画データを用いて印刷処理された後に前記記憶部から削除される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記第1の処理では、前記編集処理を前記印刷データのページごとに実行する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記第1の処理では、前記編集処理を前記印刷データのオブジェクトごとに実行する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記第1の処理では、前記編集処理を前記印刷データのバンドバッファごとに実行する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置及び画像処理装置の制御方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
本願の画像処理装置としての画像形成装置である例えばプリンタなどは、パーソナルコンピュータなどの上位装置から印刷データを受信すると、当該印刷データを解析して中間データを生成する編集処理を実行し、その後、当該編集処理により生成した中間データを用いてビットマップの描画データを生成する展開処理を実行し、当該展開処理により生成した描画データを用いて用紙などの媒体に印刷するようになっている。
【0003】
このような画像処理装置では、例えば、1つの処理部(例えばCPUコア)により編集処理と展開処理を実行するようになっている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-25654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方で、例えば、画像処理装置に複数の処理部(例えばCPUコア)を搭載し、複数の処理部により処理を並列して実行することで、処理効率を向上させることも考えられる。しかしながらこの場合、複数の処理部でメモリを共有することになる為、メモリ不足が起き易い。メモリ不足が起きると、処理を継続できなくなる為、効率良く処理を実行することができなくなってしまう。
【0006】
本発明は以上の点を考慮したものであり、処理効率を向上させ得る画像処理装置及び画像処理装置の制御方法を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像処理装置は、第1のデータを生成する第1の処理を実行する第1の処理部と、前記第1の処理により生成された前記第1のデータを用いて第2のデータを生成する第2の処理を実行する第2の処理部と、前記第1のデータ及び前記第2のデータを記憶する記憶部と、前記記憶部の空き容量に基づいて前記第1の処理部による前記第1の処理の実行を許可するか否か判定する処理判定部とを設け、前記第1の処理部は、前記処理判定部による判定結果に応じて動作する。
【0008】
また本発明の制御方法は、第1のデータを生成する第1の処理を実行する第1の処理部と、前記第1の処理により生成された前記第1のデータを用いて第2のデータを生成する第2の処理を実行する第2の処理部と、前記第1のデータ及び前記第2のデータを記憶する記憶部とを備える画像処理装置の制御方法であり、処理実行判定部が、前記記憶部の空き容量に基づいて前記第1の処理部による前記第1の処理の実行を許可するか否か判定し、前記処理実行判定部による判定結果に応じて前記第1の処理部が動作する。
【0009】
このように、第1の処理部と第2の処理部とにより第1の処理と第2の処理を並列して実行することで処理効率を向上させることができ、また記憶部の空き容量に基づいて第1の処理部による第1の処理の実行を許可するか否か判定するようにしたことにより、記憶部の空き容量が不足する状況(つまりメモリ不足が起きる状況)を回避することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、処理効率を向上させ得る画像処理装置及び画像処理装置の制御方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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