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公開番号2025033523
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139282
出願日2023-08-29
発明の名称鞍乗型車両
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B62J 43/16 20200101AFI20250306BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】バッテリの着脱性を向上すると共にシート下方のスペースを十分に確保する。
【解決手段】鞍乗型車両(1)は、バッテリ(53)の電力によって走行している。鞍乗型車両には、運転者の脚部が載置される低床のフロアボード(45)と、フロアボードの後部を上方から覆うシート(41)と、バッテリを着脱可能に保持するバッテリホルダ(50)と、が設けられている。シートとフロアボードの間のスペースが外部に露出し、スペースにバッテリホルダが設置され、フロアボードの上方にバッテリホルダが位置付けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリの電力によって走行可能な鞍乗型車両であって、
運転者の脚部が載置される低床のフロアボードと、
前記フロアボードの後部を上方から覆うシートと、
前記バッテリを着脱可能に保持するバッテリホルダと、を備え、
前記シートと前記フロアボードの間のスペースが外部に露出し、
前記スペースに前記バッテリホルダが設置され、前記フロアボードの上方に前記バッテリホルダが位置付けられることを特徴とする鞍乗型車両。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記バッテリの上端部が下端部よりも前方になるように前傾していることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記フロアボードの後方から立ち上がるサイドフレームを備え、
前記サイドフレームが前記バッテリよりも後方に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記バッテリが前記サイドフレームに沿って前傾していることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記バッテリホルダの全体が前記フロアボードの後端よりも前側で、前記フロアボードの車幅方向両端よりも内側に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記フロアボードの後部は反り上がっており、前記フロアボードの後部上面よりも前記バッテリが高くなるように、前記バッテリホルダに前記バッテリが保持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電力によって走行する電動式の鞍乗型車両が開発されている。この種の鞍乗型車両として、低床のフロアボードの下方にバッテリが設置されたスクータタイプの車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の鞍乗型車両では、フロアボードの下方を一対のロアフレームが通り、一対のロアフレームの後端からシートに向けて一対のサイドフレームが後向きに立ち上がっている。シート下方の一対のサイドフレームの間には収容ボックスが設置されており、フロアボード下方の一対のロアフレームの間にはバッテリが設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-63064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の鞍乗型車両では、フロアボードの下方に容易にバッテリを着脱することができない。シート下方の収容ボックスにバッテリを収容することも考えられるが、収容スペースを有効活用できなくなると共にバッテリの着脱性も悪い。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、バッテリの着脱性を向上すると共にシート下方のスペースを十分に確保することができる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の鞍乗型車両は、バッテリの電力によって走行可能な鞍乗型車両であって、運転者の脚部が載置される低床のフロアボードと、前記フロアボードの後部を上方から覆うシートと、前記バッテリを着脱可能に保持するバッテリホルダと、を備え、前記シートと前記フロアボードの間のスペースが外部に露出し、前記スペースに前記バッテリホルダが設置され、前記フロアボードの上方に前記バッテリホルダが位置付けられることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様の鞍乗型車両によれば、フロアボード上でバッテリホルダが外部に露出しているため、シートを開閉することなく、バッテリホルダに対して容易にバッテリを着脱することができる。また、シート下方の収容ボックスにバッテリが収容されることがなく、収容ボックスを有効活用することができる。シート下方にもフロアボードが位置しているため、バッテリの周辺もフロアボードの踏面として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。
本実施例の鞍乗型車両の右側面図である。
本実施例の車体後部の右側面図である。
図2の鞍乗型車両をA-A線に沿って切断した断面図である。
図4の車体後部をB-B線に沿って切断した断面図である。
本実施例の車体後部の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様の鞍乗型車両は、バッテリホルダに着脱可能に保持されたバッテリの電力によって走行する。鞍乗型車両の低床のフロアボードには運転者の脚部が載置され、フロアボードの後部はシートによって上方から覆われている。フロアボードとシートの間のスペースが外部に露出しており、このスペースにはバッテリホルダが設置され、バッテリホルダがフロアボードの上方に位置付けられている。フロアボード上でバッテリホルダが外部に露出しているため、シートを開閉することなく、バッテリホルダに対して容易にバッテリを着脱することができる。また、シート下方の収容ボックスにバッテリが収容されることがなく、収容ボックスを有効活用することができる。シート下方にもフロアボードが位置しているため、バッテリの周辺もフロアボードの踏面として利用することができる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例の鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。図2は本実施例の鞍乗型車両の右側面図である。なお、以下の図では、鞍乗型車両から車体カバーを取り外した状態を示している。また、以下の図では、矢印Frは車両前方、矢印Reは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)

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