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公開番号2025032968
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2024108567
出願日2024-07-05
発明の名称表示装置及びその製造方法
出願人エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
代理人園田・小林弁理士法人
主分類G09F 9/30 20060101AFI20250305BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】少ない数のマスクを用いて製造された表示装置を提供すること。
【解決手段】表示装置は、複数の画素を含む表示領域、及び前記表示領域の周辺の非表示領域を含むベース基板と、前記非表示領域の前記ベース基板上に配置された第1ダムと、前記非表示領域の前記ベース基板上に配置され、前記第1ダムと前記表示領域との間に配置された第2ダムと、前記第1ダム及び前記第2ダム上に配置されたタッチ導電層と、前記タッチ導電層上のタッチ有機層を含むタッチセンサ層と、を含み、前記タッチ有機層は、前記第1ダムの内側で終止し、前記第1ダムと前記第2ダムは、同一の物質を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の画素を含む表示領域、及び前記表示領域の周辺の非表示領域を含むベース基板と、
前記非表示領域の前記ベース基板上に配置された第1ダムと、
前記非表示領域の前記ベース基板上に配置され、前記第1ダムと前記表示領域との間に配置された第2ダムと、
前記第1ダム及び前記第2ダム上に配置されたタッチ導電層と、
前記タッチ導電層上のタッチ有機層を含むタッチセンサ層と、を含み、
前記タッチ有機層は、前記第1ダムの内側で終止し、
前記第1ダムと前記第2ダムは、同一の物質を含む、表示装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第1ダムの表面高さは、前記第2ダムの表面高さよりも大きい、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第1ダムと前記タッチセンサ層との間の薄膜封止層をさらに含み、
前記薄膜封止層は、第1封止無機層、前記第1封止無機層上の封止有機層、及び前記封止有機層上の第2封止無機層を含む、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記封止有機層は、前記第2ダムの内側で終止する、請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記封止有機層は、前記第1ダムと重畳しない、請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記非表示領域は、前記表示装置が厚さ方向に曲げられる曲げ領域を含み、
前記第1ダムは、前記曲げ領域に配置され、
前記第2ダムは、前記曲げ領域と前記表示領域との間に配置される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記表示領域の前記ベース基板上に配置された有機素子層をさらに含み、
前記有機素子層は、アノード電極、前記アノード電極の上面の一部を露出させるバンク層、前記アノード電極の露出した上面上の有機層、及び前記有機層上のカソード電極を含む、請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記第1ダム及び前記第2ダムは、前記バンク層と同一の層に配置される、請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第1ダムは、2つ以上設けられる、請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第1ダムは、バンク層と前記ベース基板との間の第2層間絶縁層上に配置される、請求項1に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、表示装置及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
情報化社会の進展に伴い、画像を表示する表示装置に対する様々な要求が増加しており、液晶表示装置(Liquid Crystal Display)、有機発光表示装置(Organic Light Emitting Diode Display)などのような様々な種類の表示装置が用いられている。
【0003】
表示装置は、表示パネル及びタッチセンサ層を含み、タッチセンサ層は、表示パネルとは別の層として表示パネルに取り付けられてもよいが、表示パネルに直接配置されてもよい。
【0004】
最近、表示パネル及びタッチセンサ層を含む表示装置を製造する際に、マスク(Mask)の数を減らそうとする努力がなされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本明細書が解決しようとする課題は、少ない数のマスクを用いて製造された表示装置を提供することである。
【0006】
本明細書の課題は上述したものに限定されず、以下の実施形態からまた他の技術的課題を類推することができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための一実施形態に係る表示装置は、複数の画素を含む表示領域、及び前記表示領域の周辺の非表示領域を含むベース基板と、前記非表示領域の前記ベース基板上に配置された第1ダムと、前記非表示領域の前記ベース基板上に配置され、前記第1ダムと前記表示領域との間に配置された第2ダムと、前記第1ダム及び前記第2ダム上に配置されたタッチ導電層と、前記タッチ導電層上のタッチ有機層を含むタッチセンサ層と、を含み、前記タッチ有機層は、前記第1ダムの内側で終止し、前記第1ダムと前記第2ダムは同一の物質を含む。
【0008】
上記課題を解決するための他の実施形態に係る表示装置は、複数の画素を含む表示領域と、前記表示領域の周辺に位置する非表示領域と、を含み、前記非表示領域は、前記表示領域を取り囲む第1ダム部と、前記表示領域を取り囲み、前記第1ダム部と前記表示領域との間の第2ダム部と、を含み、前記第1ダム部は、前記第2ダム部と第1離隔距離を有するメインダム部と、前記第2ダム部と前記第1離隔距離よりも大きい第2離隔距離を有する突出ダム部と、を含む。
【発明の効果】
【0009】
実施形態によれば、表示装置を製造する際に、従来のタッチセンサ層における複数のタッチ有機層のうち1つのタッチ有機層を省略することで、マスクの数を削減し、製造を簡素化することができる。
【0010】
一方、前記1つのタッチ有機層は、他のタッチ有機層のパッド部への氾濫を防止するダムを含んでいる。実施形態によれば、前記1つのタッチ有機層は省略されるため、表示パネルの有機層のうち少なくとも1つを用いてダムを形成することができる。すなわち、表示装置の積層構造を簡素化すると共に、表示パネルの有機層のうち少なくとも1つを用いて、他のタッチ有機層のパッド部への氾濫を防止するダムを形成することで、他のタッチ有機層のパッド部への氾濫を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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