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公開番号2024177691
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2023095968
出願日2023-06-12
発明の名称操縦装置
出願人株式会社SUBARU
代理人個人,個人
主分類G09B 9/00 20060101AFI20241217BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】簡便な構成で操作者に操作状態を感知させる。
【解決手段】操縦装置は、操作者に操作される操作部と、発光部と、操作部の操作入力に基づいて、発光部を発光させる発光制御部と、を備える。
【選択図】図5A
特許請求の範囲【請求項1】
操作者に操作される操作部と、
発光部と、
前記操作部の操作入力に基づいて、前記発光部を発光させる発光制御部と、
を備える操縦装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記発光部は、前記操作部の複数の操作方向に対応して配列された複数の発光体を有し、
前記発光制御部は、前記操作部の操作入力に応じて当該操作部に作用する操作反力の方向と大きさに基づいて、前記操作反力の方向に対応する位置の発光体を、前記操作反力の大きさに対応する発光態様で発光させる、
請求項1に記載の操縦装置。
【請求項3】
前記複数の発光体は、円周状に配列され、
前記発光制御部は、前記複数の発光体を周方向に順次発光させ、かつ、前記操作反力の方向に対応する位置の発光体を他の発光体よりも視認性の高い発光態様で発光させる、
請求項2に記載の操縦装置。
【請求項4】
前記発光制御部は、前記操作反力の大きさに基づいて、前記複数の発光体の発光パターンを変化させる、
請求項3に記載の操縦装置。
【請求項5】
前記操作部は、操作者の手に把持される把持部を含み、
前記発光部は、前記把持部の上端に配置される、
請求項1に記載の操縦装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操縦装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、操縦系統等からの反力を操作者に感知させる操縦装置が知られている。例えば航空機の操縦では、操作者は操縦桿等を通して操縦系統からの反力を感じることで、操縦系統の状態を把握できる。
このような反力を訓練シミュレータ等で再現する場合、反力を発生させるアクチュエータを操縦系統に組み込む必要がある(例えば、特許文献1参照)。しかし、アクチュエータの内蔵は、装置構成を煩雑化してコストアップ等を招来する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-22570号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、簡便な構成で操作者に操作状態を感知させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明の一実施の形態は、操縦装置であって、
操作者に操作される操作部と、
発光部と、
前記操作部の操作入力に基づいて、前記発光部を発光させる発光制御部と、
を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、操作部の操作入力に基づいて発光部が発光するので、操作者は発光部を視認することで操作状態を認識できる。したがって、簡便な構成で操作者に操作状態を感知させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る訓練シミュレータの概略の制御構成を示すブロック図である。
実施形態に係る操縦桿の模式的な側面図である。
実施形態に係る操縦桿の先端の平面図である。
実機の操縦桿における操作反力を説明するための図である。
実機の操縦桿における操作反力を説明するための図である。
実機の操縦桿における操作反力を説明するための図である。
中立状態での操縦桿の側面図である。
中立状態での操縦桿の先端の平面図である。
操作時の操縦桿の側面図である。
操作時の操縦桿の先端の平面図である。
トリム調整時の操縦桿の側面図である。
トリム調整時の操縦桿の先端の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0009】
[訓練シミュレータの全体構成]
図1は、本実施形態に係る操縦装置10を備える訓練シミュレータ100の概略の制御構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る訓練シミュレータ100は、航空機の操縦訓練を行うフライトシミュレータ、フライトトレーナまたはプロシージャトレーナである。訓練シミュレータ100は、図1に示すように、操縦装置10とシミュレータ本体20を備える。
【0010】
シミュレータ本体20は、訓練シミュレータ100全体の動作を制御して、各種の飛行状況を模擬する。シミュレータ本体20は、表示部21、音声出力部23、記憶部24、本体制御部25を備える。
表示部21は、例えば液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイその他のディスプレイにより構成される。表示部21は、本体制御部25から入力される表示信号に基づいて各種情報や映像等を表示する。また、表示部21は、高度、位置(緯度、経度)、速度、昇降率、旋回率、姿勢、方位角、加速度、エンジン計器、燃料計器、電源電圧計器、通信航法計器、警報・注意灯等に係る各種計器を含んでもよい。
音声出力部23は、例えばスピーカ等であり、本体制御部25から入力される音声出力信号に基づいて各種情報の音声出力を行う。
(【0011】以降は省略されています)

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