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公開番号2025008356
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110461
出願日2023-07-05
発明の名称厚盛りタックラベル
出願人東洋ガラス株式会社
代理人個人
主分類G09F 3/02 20060101AFI20250109BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】厚盛りタックラベルを貼着した容器等の保管場所の環境に影響を受けずに、長期間高い貼付品質を維持する厚盛りタックラベルを提供する。
【解決手段】ラベル本体13とラベル貼付工程で剥離除去される剥離紙12とからなり、該ラベル本体13は、容器への貼付後には表面となる意匠面と、容器への貼付後には背面となる貼着面とを有する基材シート101と、該基材シート101の意匠面側に配置され、凸部を形成するように厚盛り印刷される三次元意匠印刷領域103aを含む印刷層103と、該基材シート101の貼着面側に配置される粘着層104とを有し、該粘着層104は、容器への貼着面側に糊止め加工層105を有し、該糊止め加工層105は、該三次元意匠印刷領域103aの背面に対応する領域106の周囲の領域107に糊止め領域105aを形成してなり、該剥離紙12は、該ラベル本体13の領域の全部を覆って剥離可能に積層されてなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ラベル貼付面を有する容器の当該貼付面に貼付するための厚盛りタックラベルであって、
前記厚盛りタックラベルは、ラベル本体を含み、
前記ラベル本体は、
一方の面であって、容器への貼付後には表面となる意匠面と、他方の面であって、容器への貼付後には背面となる貼着面とを有する基材シートと、
前記基材シートの前記意匠面側に配置され、凸部を形成するように厚盛り印刷される三次元意匠印刷領域を含む印刷層と、
前記基材シートの前記貼着面側に配置される粘着層とを有し、
前記粘着層は、容器への貼着面側に糊止め加工層を有し、
前記糊止め加工層は、前記三次元意匠印刷領域の背面に対応する領域の周囲の領域に糊止め領域を形成してなることを特徴とする厚盛りタックラベル。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記糊止め加工層の糊止め領域が、前記三次元意匠印刷領域の面積に対し、5~30%の面積で構成される請求項1に記載の厚盛りタックラベル。
【請求項3】
前記糊止め領域が、前記三次元意匠印刷領域の背面に対応する領域の周囲の領域に、網点状に配置される請求項1に記載の厚盛りタックラベル。
【請求項4】
前記糊止め加工層の糊止め領域は、塗料により構成されるものであることを特徴とする請求項1に記載の厚盛りタックラベル。
【請求項5】
前記印刷層の三次元意匠印刷領域に形成される三次元意匠の凸部における厚みが、350μm以下である請求項1に記載の厚盛りタックラベル。
【請求項6】
前記基材シートは、透明又は不透明フィルムであることを特徴とする請求項1に記載の厚盛りタックラベル。
【請求項7】
前記厚盛りタックラベルは、前記ラベル本体と、ラベル貼付工程で剥離除去される剥離紙とから構成され、前記剥離紙は、前記ラベル本体の領域の全部を覆って剥離可能に積層されてなることを特徴とする、請求項1に記載の厚盛りタックラベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タックラベルに係り、特に三次元意匠を印刷した厚盛りタックラベルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
主として液体物を充填し、市場に流通される包装用容器(以下、容器という。)は、様々な外形を持つものが知られており、ワイン、ビール、その他の飲料等では円筒状容器が多用されている。
そして、これらの容器の表面には、商品名や内容物の説明文などを印刷した、いわゆるラベルが貼付されているのが一般的である。
【0003】
容器の素材としては、ガラスやPET等のプラスチックを素材としたものや缶、紙等がある。
通常、容器の表面に貼付するラベルは、当該容器の属性である内容物や商品名、製造・販売元名称、所謂、意匠や商標などの文字、マーク等(ここでは、“意匠”と総称する)を印刷した表面を有し、その裏面に塗布した粘着材(あるいは接着材)で容器の表面(胴体外面など)に貼り付けるようになっている。
【0004】
容器の表面へのラベルの貼付は、少量であれば手作業で行われるが、大量の容器へのラベルの貼付は、一般に“タックラベラー”と称される自動貼着装置が使用される。
タックラベラーは、容器搬送手段で連続的に搬入されてくる容器に自動でラベルを貼付し、次の生産ライン或いは出荷ステーションへ搬出するようになっている。
この種のタックラベラーには粘着材を塗布したタックラベルが用いられており、タックラベルを送り出しながら、移動する容器の胴体等の側面に当接させ貼付している。
【0005】
このタックラベルは、多数枚が長尺の剥離紙にインラインでドラム状に巻かれ、この状態でタックラベラーの貼付ステーションに装填される。そして、容器が搬送されて貼付ステーションに到来するごとにタックラベルが一枚ずつ送り出されるようになっている。
【0006】
タックラベル(以下、単にラベルとも称する)には、容器への貼付面には接着しないように当該ラベルの一部に“糊止め”と称する加工が施されているものが知られている。
例えば、化粧品等のボトルに貼付されるラベルは、購入者等が容器の廃棄時に容易に除去できるようにするため、背面に粘着材を塗布したラベルの端部に糊止め加工を施している。この端部はボトルから剥がれた状態になっているので、必要ならばこの端部を指で摘まんでラベル全体を容易に剥離することができる。
【0007】
また、タックラベラーに装填する連続したタックラベルセットでは、多数のラベルをインラインで剥離紙に配列し、タックラベラーでラベルを剥離し易くするために各ラベルの先端部に糊止め加工したものなどもある。この種の糊止めに関する従来技術を開示したものとしては、特許文献1、特許文献2、特許文献3などを挙げることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2013-49215号公報
実用新案登録第3079762号公報
特開2011-59295号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、ラベルにおいて、ラベルの印字部が凸部に形成されるように厚盛り印刷され、ラベルの表面に三次元の意匠を形成する意匠性の高いタックラベル(以下、厚盛りタックラベルという。)の開発が進められている。
【0010】
厚盛りタックラベルは、容器の曲面にラベルを貼り付けた時、厚盛り印刷された部分による応力が容器への粘着力に勝ってしまうと、ラベルが剥がれやすく、気泡や皺が入ってしまうという問題がある。
(【0011】以降は省略されています)

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