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公開番号
2025056472
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023165966
出願日
2023-09-27
発明の名称
運転訓練装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人太田特許事務所
主分類
G09B
9/042 20060101AFI20250401BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】実車両の運転中に発生する種々の振動を再現し、ユーザにリアルな運転操作感を体験させる。
【解決手段】車両を用いて車両の疑似運転を体験させる運転訓練装置は、ユーザによって操作される車両の運転操作機器の操作状態の情報を取得し、運転操作機器の操作状態の情報及び走行シーンのデータに基づいて、運転操作機器の操作状態に応じて変化する車両の周囲環境画像を画像表示装置に表示させるとともに、振動発生装置を作動させて運転操作感を再現する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両を用いて前記車両の疑似運転を体験させる運転訓練装置であって、
画像表示装置と、
前記車両に備えられて所定の振動を発生可能な振動発生装置と、
一つ又は複数の走行シーンのデータを記録した走行シーンデータベースと、
ユーザに前記車両の疑似運転を体験させる制御を行う制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記ユーザによって操作される前記車両の運転操作機器の操作状態の情報を取得する操作状態取得処理と、
前記運転操作機器の前記操作状態の情報及び前記走行シーンのデータに基づいて、前記運転操作機器の前記操作状態に応じて変化する前記車両の周囲環境画像を前記画像表示装置に表示させる再生処理と、
前記運転操作機器の前記操作状態及び前記走行シーンのデータに基づいて、前記振動発生装置を作動させる体感再現処理と、
を実行する、運転訓練装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、
前記体感再現処理において、前記走行シーンの路面状況の情報に基づいて、前記振動発生装置を制御する、
請求項1に記載の運転訓練装置。
【請求項3】
前記制御装置は、
前記体感再現処理において、前記運転操作機器としてのアクセルペダル及びブレーキペダルのうちの少なくとも一方の操作状態に基づいて、前記振動発生装置を制御する、
請求項1に記載の運転訓練装置。
【請求項4】
前記制御装置は、
前記体感再現処理において、前記運転操作機器の操作状態と併せて、前記車両に備えられた前記車両の運転操作に関連する機能及び装備の作動状態に基づいて、前記振動発生装置を制御する、
請求項1に記載の運転訓練装置。
【請求項5】
前記振動発生装置は、
-電動シートのモータ、
-電動ステアリング装置、
-電動ブレーキブースタ、
-前記車両の駆動力を出力する駆動用モータ、
-エアサスペンションユニット、
-スピーカ、
のうちの少なくとも一つである、
請求項1に記載の運転訓練装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の運転をユーザに体感させる運転訓練装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、種々の運転訓練装置が知られている。例えば特許文献1には、自動車に搭載される機能を自分の運転との関係において確認できるようにした仮想体験支援システムが提案されている。具体的に、特許文献1には、ユーザが自動車の運転者として、自動車が走行させられることを仮想的に体験するための画像を画面上においてユーザに対して表示し、そのユーザがその画像の表示中にその画像に応答して仮想的に自動車を運転することに応答して、ユーザが効果確認を希望する機能(例えば、アンチロックブレーキシステムや、車両安定性制御)が発動させられる状態でその自動車に現れる変化をシミュレーションし、そのシミュレーション結果を画像に反映させるシステムが開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、目的地までの運転を仮想現実上でトレーニング可能な仮想現実トレーニングシステム及びそれを備える車両が提案されている。具体的に、特許文献2には、ステアリング、アクセルペダル及びブレーキペダルの操作量を検出し、操作量に応じた信号を生成する装置と、実走行と仮想現実走行とを切り換えるVRモードスイッチと、地図情報と装置からの信号とに基づいて、ドライバが車両で仮想現実走行を行う道路の仮想現実画像を作成するシミュレータ装置と、シミュレータ装置で作成された仮想現実画像をドライバに表示するHMDと、仮想現実走行時における車両の走行状態を監視し、予め規定された所定の走行状態を逸脱する場合には、その逸脱情報を記録する処理部及び記録部とを有するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-230587号公報
特開2019-148677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されたシステムは、実車両を用いたシステムではなく、ユーザは、実車両の運転操作感を体験することができない。また、特許文献2に開示されたシステムは、実車両を用いたシステムではあるものの、運転技能のトレーニングを主目的としており、ユーザは、様々な走行シーンでの車両の運転操作感を体験することができない。特に、特許文献1及び2いずれも、実車両の運転中に、種々の要因に起因して発生する振動を再現する構成ではないため、ユーザはリアルな運転操作感を体験することが困難である。
【0006】
本開示は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的とするところは、実車両の運転中に発生する種々の振動を再現し、ユーザにリアルな運転操作感を体験させることが可能な運転訓練装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示のある観点によれば、車両を用いて前記車両の疑似運転を体験させる運転訓練装置であって、画像表示装置と、前記車両に備えられて所定の振動を発生可能な振動発生装置と、一つ又は複数の走行シーンのデータを記録した走行シーンデータベースと、ユーザに前記車両の疑似運転を体験させる制御を行う制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記ユーザによって操作される前記車両の運転操作機器の操作状態の情報を取得する操作状態取得処理と、前記運転操作機器の前記操作状態の情報及び前記走行シーンのデータに基づいて、前記運転操作機器の前記操作状態に応じて変化する前記車両の周囲環境画像を前記画像表示装置に表示させる再生処理と、前記運転操作機器の前記操作状態及び前記走行シーンのデータに基づいて、前記振動発生装置を作動させる体感再現処理と、を実行する運転訓練装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本開示によれば、実車両の運転中に発生する種々の振動を再現し、ユーザにリアルな運転操作感を体験させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る運転訓練装置を備えた車両の構成例を示す模式図である。
同実施形態に係る運転訓練装置の構成例を示すブロック図である。
同実施形態に係る運転訓練装置による振動発生装置の動作の設定例を示す説明図である。
同実施形態に係る運転訓練装置による振動発生装置の動作の別の設定例を示す説明図である。
同実施形態に係る運転訓練装置により実行される処理のメインルーチンを示すフローチャートである。
同実施形態に係る運転訓練装置による体感再現処理のフローチャートである。
同実施形態に係る運転訓練装置により画像表示装置に表示されるVR表示を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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