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公開番号2024173123
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091293
出願日2023-06-02
発明の名称学習誘導装置、及び学習誘導装置使用方法
出願人個人
代理人個人
主分類G09B 19/00 20060101AFI20241205BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】従来の学習誘導装置は、外部の刺激を遮断したり、集中するための物品を用意、配置するなどして、学習への誘導を行うものであったが、眼球運動を意識したものではなく、集中には工夫が必要であった。
【解決手段】上記課題を解決するために、一列に配された3以上の光源部を有する左光源列部と、前記左光源列部と同一形状である右光源列部と、前記左光源列部の端部と前記右光源列部の端部と接続する接続部と、を備え、前記左光源列部と前記右光源列部の前記接続部が成す角度は鋭角であることを特徴とする学習誘導装置を用いて、光源を移動させることによって、容易に呼吸と眼球運動を同期させることが可能となり、注意力を高めた状態で学習の継続を提供することができる。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
学習をする際に集中できる環境へ誘導するための装置であって、
一列に配された3以上の光源部を有する左光源列部と、
前記左光源列部と同一形状である右光源列部と、
前記左光源列部の端部と前記右光源列部の端部と接続する接続部と、
を備え、
前記左光源列部と前記右光源列部の前記接続部が成す角度は鋭角である、
ことを特徴とする学習誘導装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1の学習誘導装置であって、
前記左光源列部及び前記右光源列部の光源部の数が合計29である、
ことを特徴とする学習誘導装置。
【請求項3】
請求項1の学習誘導装置であって、
前記左光源列部及び前記右光源列部の接続部から1番距離を有する前記左光源列部及び前記右光源列部の第1光源部が点灯し、前記第1光源部が消灯直後、前記第1光源部の隣であって、未点灯の光源部が点灯し、当該光源部消灯直後、さらに隣であって未点灯の光源部が点灯し、当該光源部が消灯する、
という動作を、前記第1光源部から始まり、前記接続部上に配置された前記左光源列部及び前記右光源列部の最終光源部が点灯及び消灯するまで続く、
ことを特徴とする学習誘導装置。
【請求項4】
請求項3の学習誘導装置であって、
すべての前記光源部が点灯し、消灯する時間が2秒間である、
ことを特徴とする学習誘導装置。
【請求項5】
請求項1の学習誘導装置であって、
前記左光源列部及び前記右光源列部の前記接続部上に配置された前記左光源列部及び前記右光源列部の最終光源部が点灯し、前記最終光源部が消灯直後、前記最終光源部の隣であって、未点灯の光源部が点灯し、当該光源部消灯直後、さらに隣であって未点灯の光源部が点灯し、当該光源部が消灯する、
という動作を、前記最終光源部から始まり、前記左光源列部及び前記右光源列部の接続部から1番距離を有する前記左光源列部及び前記右光源列部の第1光源部が点灯及び消灯するまで続く、
ことを特徴とする学習誘導装置。
【請求項6】
請求項5の学習誘導装置であって、
すべての前記光源部が点灯し、消灯する時間が4秒間である、
ことを特徴とする学習誘導装置。
【請求項7】
請求項4及び請求項6の学習誘導装置であって、
請求項4の動作後に、1秒間隔をおいて、請求項6の動作を行う、
ことを特徴とする学習誘導装置。
【請求項8】
請求項7の学習誘導装置であって、
1秒ごと間隔をおいて請求項7の動作を繰り返す、
ことを特徴とする学習誘導装置。
【請求項9】
着座する椅子の前に、請求項8の学習誘導装置の前記接続部を上側、前記左光源列部及び前記右光源列部の第1光源部を下側に固定し、請求項8の学習誘導装置の動作をさせる、
ことを特徴とする学習誘導装置使用方法

発明の詳細な説明【背景技術】
【0001】
本発明は、心理学を応用して、学習時間中に呼吸で心の落ち着いた状態を作り出し、眼球運動で学習に集中できる環境へ誘導する装置、及びその使用方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【0002】
近年、認知脳の研究に加え、社会脳と呼ばれる新しい研究分野が急速に拓かれつつある。
【0003】
社会脳と認知脳の注意リソースはシーソーのバランスの関係にあり、学習中(認知脳)の注意を強化するには、社会脳の注意を抑制する必要がある。つまり、学習者が学習と関係のないことを思い浮かべ(マインドワンダリング)注意リソースを消費してしまうからである。これを予防するためには、呼吸を整え、心を落ち着いた状態に整え、社会脳の注意を抑制することが有効である
【0004】
他方、学習中の注意に注目すると、感覚器官である目の動き(眼球運動)が大きく関与する。腹式呼吸と眼球運動を組み合わせることで学習時の注意環境が整うこととなる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
社会脳ネットワーク入門:苧阪直行・越野英哉著(新曜社)
神経・生理心理学:早川友恵・田邉宏樹著(講談社)
クオリア入門:茂木健一郎著(ちくま学芸文庫)
ディスレクシア入門:加藤醇子著(日本評論社)
APDがわかる本:小渕千絵(講談社)
【特許文献】
【0006】
特開2005-266729号公報
実用新案登録3224072号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
非特許文献1乃至5に記載の通り、上記の脳に関する研究結果は記載されているものの、それを補助する器具についての記載はなく、文献で理屈を説明するのみでは、学習の集中を増すことは容易ではない。
【0008】
特許文献1の発明は、学習補助具であって、集音と視野の制限をすることにより、集中力や記憶力を高められる機能的かつ効果的な学習補助を提供すると記載されている。
【0009】
また、特許文献2の考案は、学習に集中する学習部屋の構造であって、3つの光反転オブジェ群と、天井から紐状の接続具で吊り下げられた円筒形オブジェ等を備えることが記載されている。
【0010】
特許文献1、及び2のような発明は、外部の刺激を遮断したり、集中するための物品を用意、配置するなどして、学習への誘導を行うものであったが、眼球運動を意識したものではなく、集中には工夫が必要であった。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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