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公開番号
2025032751
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138212
出願日
2023-08-28
発明の名称
工作機械、制御方法、及びプログラム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G05B
19/18 20060101AFI20250305BHJP(制御;調整)
要約
【課題】作業者に対して高い安全性を確保する工作機械等を提供する。
【解決手段】本開示の一実施形態に係る工作機械は機械本体と、前記機械本体の周囲を囲う本体ケージと、前記本体ケージの少なくとも一部を覆う安全柵と、前記本体ケージの前記安全柵に覆われる箇所に設けられ、動力供給によって開閉する自動扉と、前記安全柵に設けられ、開閉可能な安全柵扉と、前記安全柵扉の開状態または閉状態を検出可能な安全柵扉検出部と、前記安全柵扉検出部の検出結果に基づいて、前記自動扉への動力供給を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能であるか否かを判定し、前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能である場合において、前記安全柵が開状態であることを示す検出結果を取得している場合に前記自動扉への動力供給を遮断し、前記安全柵扉検出部から検出結果を取得できない場合に前記自動扉への動力供給を遮断する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
機械本体と、
前記機械本体の周囲を囲う本体ケージと、
前記本体ケージの少なくとも一部を覆う安全柵と、
前記本体ケージの前記安全柵に覆われる箇所に設けられ、動力供給によって開閉する自動扉と、
前記安全柵に設けられ、開閉可能な安全柵扉と、
前記安全柵扉の開状態または閉状態を検出可能な安全柵扉検出部と、
前記安全柵扉検出部の検出結果に基づいて、前記自動扉への動力供給を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能であるか否かを判定し、
前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能である場合において、前記安全柵が開状態であることを示す検出結果を取得している場合に前記自動扉への動力供給を遮断し、
前記安全柵扉検出部から検出結果を取得できない場合に前記自動扉への動力供給を遮断する
工作機械。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記本体ケージの前記安全柵に覆われない箇所に設けられる補助扉と、
前記補助扉の開状態または閉状態を検出可能な補助扉検出部と
を備え、
前記制御部は、前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能である場合において、前記補助扉が開状態であることを示す検出結果を前記補助扉検出部から取得している場合に前記自動扉への動力供給を遮断する
請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
前記制御部は、前記機械本体の動作確認を行うための試運転モードに移行するコマンドが入力されており、かつ前記安全柵扉が閉状態であることを示す検出結果を前記安全柵扉検出部から取得している場合、前記補助扉検出部から取得した検出結果が開状態を示すものであっても、前記自動扉へ動力供給する
請求項2に記載の工作機械。
【請求項4】
前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能である場合において、前記機械本体の保守点検を行うための保守点検モードに移行するコマンドが入力されている場合に前記自動扉への動力供給を遮断する
請求項1に記載の工作機械。
【請求項5】
機械本体と、
前記機械本体の周囲を囲う本体ケージと、
前記本体ケージの少なくとも一部を覆うように取り付けられる安全柵と、
前記本体ケージの前記安全柵に覆われる箇所に設けられ、動力供給によって開閉する自動扉と、
前記安全柵に設けられ、開閉可能な安全柵扉と、
前記安全柵扉の開状態または閉状態を検出可能な安全柵扉検出部と、
前記安全柵扉検出部の検出結果に基づいて、前記自動扉への動力供給を制御する制御部と
を備える工作機械の制御方法であって、
前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能であるか否かを判定し、
前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能である場合において、前記安全柵が開状態であることを示す検出結果を取得している場合に前記自動扉への動力供給を遮断し、
前記安全柵が取り外され、前記安全柵扉検出部から検出結果を取得できない場合に前記自動扉への動力供給を遮断する
制御方法。
【請求項6】
機械本体と、
前記機械本体の周囲を囲う本体ケージと、
前記本体ケージの少なくとも一部を覆うように取り付けられる安全柵と、
前記本体ケージの前記安全柵に覆われる箇所に設けられ、動力供給によって開閉する自動扉と、
前記安全柵に設けられ、開閉可能な安全柵扉と、
前記安全柵扉の開状態または閉状態を検出可能な安全柵扉検出部と、
前記安全柵扉検出部の検出結果に基づいて、前記自動扉への動力供給を制御する制御部と
を備える工作機械を制御するコンピュータプログラムであって、
前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能であるか否かを判定し、
前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能である場合において、前記安全柵が開状態であることを示す検出結果を取得している場合に前記自動扉への動力供給を遮断し、
前記安全柵が取り外され、前記安全柵扉検出部から検出結果を取得できない場合に前記自動扉への動力供給を遮断する
制御をコンピュータに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、工作機械、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動で駆動するドアを有する加工機械と、手動で開閉されるドアを備え、加工機械を囲う安全柵とを備えるシステムが提案されている。例えば、特許文献1に記載のシステムの加工機械は、安全柵のドアが開いている場合と閉まっている場合とで、加工機械のドアを駆動させる速度を異ならせる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-064875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
加工機械(工作機械)を使用する作業者に対する更なる安全性を確保する必要がある。
【0005】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、作業者に対して高い安全性を確保する工作機械等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る工作機械は、機械本体と、前記機械本体の周囲を囲う本体ケージと、前記本体ケージの少なくとも一部を覆う安全柵と、前記本体ケージの前記安全柵に覆われる箇所に設けられ、動力供給によって開閉する自動扉と、前記安全柵に設けられ、開閉可能な安全柵扉と、前記安全柵扉の開状態または閉状態を検出可能な安全柵扉検出部と、前記安全柵扉検出部の検出結果に基づいて、前記自動扉への動力供給を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能であるか否かを判定し、前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能である場合において、前記安全柵が開状態であることを示す検出結果を取得している場合に前記自動扉への動力供給を遮断し、前記安全柵扉検出部から検出結果を取得できない場合に前記自動扉への動力供給を遮断する。
【0007】
本開示にあっては、安全柵扉が開状態であり、作業者が安全柵の内側に手を入れることが可能な状態であるとき、自動扉への動力供給が遮断される。すなわち、作業者が自動扉の近傍で作業することが可能な場合において、例えば自動扉に開位置または閉位置に移動するように動作させる移動指令が送信された場合でも、自動扉は動作しない。よって、作業者が作動する自動扉に接触する可能性を低減しているため、作業者に対して高い安全性を確保することが可能である。
【0008】
本開示の一実施形態に係る工作機械は、前記本体ケージの前記安全柵に覆われない箇所に設けられる補助扉と、前記補助扉の開状態または閉状態を検出可能な補助扉検出部とを備え、前記制御部は、前記安全柵扉検出部から検出結果を取得可能である場合において、前記補助扉が開状態であることを示す検出結果を前記補助扉検出部から取得している場合に前記自動扉への動力供給を遮断する。
【0009】
本開示にあっては、作業者が補助扉を開けて工作機械の内部において作業を行うことが可能な状態であるとき、自動扉への動力供給が遮断される。すなわち、作業者が工作機械内部において自動扉の近傍で作業することが可能な場合において、例えば自動扉に開位置または閉位置に移動するように動作させる移動指令が送信された場合でも、自動扉は動作しない。よって、作業者が作動する自動扉に接触する可能性を低減しているため、作業者に対して高い安全性を確保することが可能である。
【0010】
本開示の一実施形態に係る工作機械は、前記制御部は、前記機械本体の動作確認を行うための試運転モードに移行するコマンドが入力されており、かつ前記安全柵扉が閉状態であることを示す検出結果を前記安全柵扉検出部から取得している場合、前記補助扉検出部から取得した検出結果が開状態を示すものであっても、前記自動扉へ動力供給する。
(【0011】以降は省略されています)
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