特許ウォッチ

公開番号2025032691
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023138117
出願日2023-08-28
発明の名称カーテンウォール
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E04B 2/96 20060101AFI20250305BHJP(建築物)
要約【課題】屋外側パネルと屋内側パネルとの間に結露の発生を抑制することができるカーテンウォールを提供する。
【解決手段】カーテンウォールは、屋外側パネル4Bと屋内側パネル4Cとの間に形成されるパネル空間部S11と、パネル空間部S11に隣り合って配置され、内部に乾燥剤7が配置された乾燥剤空間部S2と、パネル空間部S11と乾燥剤空間部S2とを連通する連通路65と、を備え、乾燥剤空間部S2は、屋内側パネル4Cの上側及び下側の少なくとも一方に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
屋外側パネルと屋内側パネルとの間に形成されるパネル空間部と、
前記パネル空間部に隣り合って配置され、内部に乾燥剤が配置された乾燥剤空間部と、
前記パネル空間部と前記乾燥剤空間部とを連通する連通路と、を備えるカーテンウォール。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記乾燥剤空間部は、前記屋内側パネルの上側及び下側の少なくとも一方に配置されている請求項１に記載のカーテンウォール。
【請求項３】
前記乾燥剤空間部は、形材の内部に形成された空間であり、
前記形材には、前記乾燥剤空間部と屋内と連通する貫通孔が形成され、
前記貫通孔には、着脱可能な閉塞部が設けられている請求項１または２に記載のカーテンウォール。
【請求項４】
前記乾燥剤空間部は、無目の内部に形成された空間である請求項１または２に記載のカーテンウォール。
【請求項５】
前記連通路は、前記屋内側パネルの左右方向に沿って複数形成されている請求項１または２に記載のカーテンウォール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、カーテンウォールに関するものである。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、建物の開口部に、ガラス等で形成された二重サッシが設置されたカーテンウォールが知られている。（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－２００９４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
二重サッシの屋外側パネルと屋内側パネルとの間に空間が形成されることで、断熱性を向上できる一方で、空間部や屋外側パネルの表面、屋内側パネルの表面等に結露が発生するという問題点がある。
【０００５】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、屋外側パネルと屋内側パネルとの間に結露の発生を抑制することができるカーテンウォールを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様に係るカーテンウォールは、屋外側パネルと屋内側パネルとの間に形成されるパネル空間部と、前記パネル空間部に隣り合って配置され、内部に乾燥剤が配置された乾燥剤空間部と、前記パネル空間部と前記乾燥剤空間部とを連通する連通路と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本実施形態に係るカーテンウォールの正面図である。
本実施形態に係るカーテンウォールの鉛直断面図である。
図２のＩＩＩ部拡大図である。
図３のＩＶ部拡大図である。
本実施形態に係るカーテンウォールの水平断面図である。
図５のＶＩ－ＶＩ線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本実施形態に係るカーテンウォールについて、図面に基づいて説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、本開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。以下の図面においては、各構成を分かりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
【０００９】
以下の説明では、屋外側と屋内側とを結び水平方向に沿う方向を、屋内外方向と称する。屋内外方向と直交し水平方向に沿う方向を、左右方向と称する。屋内外方向及び左右方向と直交する方向を、上下方向と称する。屋内外方向を矢印Ｙで示し、屋外側を図２等で＋Ｙ側で示し、屋内側を図２等で－Ｙ側で示す。左右方向を矢印Ｘで示す。上下方向を矢印Ｚで示す。
【００１０】
図１に示すように、カーテンウォール１００は、複数のカーテンウォールユニット１０１が左右方向及び上下方向に隣り合って配置され、互いに連結されて構成されている。カーテンウォールユニット１０１は、枠体１と、ガラスパネル４Ａ，４Ｂ，４Ｃと、を備えている。
（【００１１】以降は省略されています）

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