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公開番号2025035226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142140
出願日2023-09-01
発明の名称家具、および家具の施工方法
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類A47B 77/02 20060101AFI20250306BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】施工性を向上できる構造を有する家具を提供する。
【解決手段】家具は、収納部を有する家具本体を備え、家具本体は、床面から上方に離れた状態で壁面に取り付けられ、かつ、家具本体は、壁面に固定される支持部と、支持部に固定され、鉛直方向と交差する交差方向に間隔を空けて配置される複数の側壁部材と、複数の側壁部材の上方に配置される天壁部材と、を有し、収納部のうち交差方向に位置する部分は、側壁部材によって形成され、収納部のうち上方に位置する部分は、天壁部材によって形成され、複数の側壁部材のそれぞれは、支持部に上方から係合される係合部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
収納部を有する家具本体を備え、
前記家具本体は、床面から上方に離れた状態で壁面に取り付けられ、かつ、
前記家具本体は、
前記壁面に固定される支持部と、
前記支持部に固定され、鉛直方向と交差する交差方向に間隔を空けて配置される複数の側壁部材と、
前記複数の側壁部材の上方に配置される天壁部材と、
を有し、
前記収納部のうち前記交差方向に位置する部分は、前記側壁部材によって形成され、
前記収納部のうち上方に位置する部分は、前記天壁部材によって形成され、
前記複数の側壁部材のそれぞれは、前記支持部に上方から係合される係合部を有する、家具。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記複数の側壁部材のそれぞれは、
側壁本体部と、
前記側壁本体部に固定された第1取付部材と、
を有し、
前記第1取付部材は、前記係合部を有する、請求項1に記載の家具。
【請求項3】
前記収納部に収納される引出し部を備え、
前記引出し部が収納される前記収納部の一部を構成する前記側壁部材は、前記引出し部を移動可能に支持するレール部材を有し、
前記第1取付部材と前記レール部材とは、前記側壁本体部のうち前記交差方向の同じ側を向く面に固定されている、請求項2に記載の家具。
【請求項4】
前記引出し部が収納される前記収納部の内部は、下方に開放されている、請求項3に記載の家具。
【請求項5】
前記係合部と前記支持部との一方は、第1突出部を有し、
前記係合部と前記支持部との他方は、前記第1突出部が挿入される第1穴部を有する、請求項1に記載の家具。
【請求項6】
前記収納部は、前記交差方向に並んで複数設けられ、
前記複数の側壁部材は、前記交差方向に隣り合う前記収納部の内部同士を仕切る側壁部材を含む、請求項1に記載の家具。
【請求項7】
前記複数の側壁部材は、前記家具本体の外壁のうち前記交差方向の両側に位置する部分をそれぞれ形成する一対の側壁部材を含む、請求項1に記載の家具。
【請求項8】
前記支持部は、前記交差方向に延びる第1延伸部材および第2延伸部材を有し、
前記第1延伸部材と前記第2延伸部材とは、互いに鉛直方向に間隔を空けて配置され、
前記複数の側壁部材のそれぞれは、
前記第1延伸部材に上方から係合される前記係合部と、
前記第2延伸部材に上方から係合される前記係合部と、
を有する、請求項1に記載の家具。
【請求項9】
キッチンユニットである、請求項1から8のいずれか一項に記載の家具。
【請求項10】
収納部を有する家具本体を備える家具の施工方法であって、
壁面に支持部を固定し、
鉛直方向と交差する交差方向に間隔を空けて配置される複数の側壁部材を、前記複数の側壁部材にそれぞれ設けられた係合部を前記支持部に上方から係合させることによって、床面から上方に離れた状態で前記支持部に係合させ、
前記複数の側壁部材を前記支持部に固定し、
天壁部材を前記複数の側壁部材の上方に配置し、
前記収納部のうち前記交差方向に位置する部分が前記側壁部材によって形成され、かつ、前記収納部のうち上方に位置する部分が前記天壁部材によって形成された前記家具本体を、前記床面から上方に離れた状態で前記壁面に取り付ける、家具の施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、家具、および家具の施工方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載されたキッチンのように、収納キャビネット(収納部)を有する家具が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-224251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような家具を施工する際、作業者は、予め組み立てられた状態の収納キャビネットを施工現場に運び、収納キャビネットと他の部品とを組み合わせて家具の施工を行う。予め組み立てられた状態の収納キャビネットは大きく重くなりやすいため、作業者が収納キャビネットを運びにくく、家具の施工性が悪くなりやすい問題があった。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みて、施工性を向上できる構造を有する家具、および施工性を向上できる家具の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る家具は、収納部を有する家具本体を備え、前記家具本体は、床面から上方に離れた状態で壁面に取り付けられ、かつ、前記家具本体は、前記壁面に固定される支持部と、前記支持部に固定され、鉛直方向と交差する交差方向に間隔を空けて配置される複数の側壁部材と、前記複数の側壁部材の上方に配置される天壁部材と、を有し、前記収納部のうち前記交差方向に位置する部分は、前記側壁部材によって形成され、前記収納部のうち上方に位置する部分は、前記天壁部材によって形成され、前記複数の側壁部材のそれぞれは、前記支持部に上方から係合される係合部を有する。
【0007】
上記目的を達成するため、本開示に係る家具の施工方法は、収納部を有する家具本体を備える家具の施工方法であって、壁面に支持部を固定し、鉛直方向と交差する交差方向に間隔を空けて配置される複数の側壁部材を、前記複数の側壁部材にそれぞれ設けられた係合部を前記支持部に上方から係合させることによって、床面から上方に離れた状態で前記支持部に係合させ、前記複数の側壁部材を前記支持部に固定し、天壁部材を前記複数の側壁部材の上方に配置し、前記収納部のうち前記交差方向に位置する部分が前記側壁部材によって形成され、かつ、前記収納部のうち上方に位置する部分が前記天壁部材によって形成された前記家具本体を、前記床面から上方に離れた状態で前記壁面に取り付ける家具の施工方法である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態のキッチンユニットを示す斜視図である。
一実施形態のキッチンユニットを示す分解斜視図である。
一実施形態のキッチンユニット本体の一部を示す斜視図である。
一実施形態の支持部と側壁部材との係合状態を示す斜視図である。
一実施形態の側壁部材の一部を示す斜視図である。
一実施形態の第1取付部材を示す斜視図である。
一実施形態の第1取付部材を図6とは異なる角度から見た斜視図である。
一実施形態のキッチンユニットの施工方法を示すフローチャートである。
一実施形態の支持部固定工程後の状態を示す斜視図である。
一実施形態の側壁部材取付工程の一部を示す斜視図である。
一実施形態の側壁部材取付工程の他の一部を示す斜視図である。
一実施形態の側壁部材取付工程のさらに他の一部を示す斜視図である。
一実施形態の天壁部材取付工程の一部を示す斜視図である。
一実施形態の天壁部材取付工程の他の一部を示す斜視図である。
一実施形態の天壁部材取付工程のさらに他の一部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の実施形態においては、本開示の家具がキッチンユニットである例について説明する。図面には適宜、X軸、Y軸、およびZ軸を示している。Z軸に沿った方向は、鉛直方向である。X軸に沿った方向は、鉛直方向と直交する水平方向のうちの一方向である。Y軸に沿った方向は、鉛直方向と直交する水平方向のうちX軸と直交する方向である。以下の説明においては、X軸に沿った方向を「前後方向X」と呼び、Y軸に沿った方向を「左右方向Y」と呼び、Z軸に沿った方向を「鉛直方向Z」と呼ぶ。鉛直方向ZのうちZ軸の矢印が向く側が上側であり、鉛直方向ZのうちZ軸の矢印が向く側と逆側が下側である。前後方向XのうちX軸の矢印が向く側が前側であり、前後方向XのうちX軸の矢印が向く側と逆側が後側である。左右方向YのうちY軸の矢印が向く側が右側であり、左右方向YのうちY軸の矢印が向く側と逆側が左側である。左右方向Yは、鉛直方向Zと交差する「交差方向」に相当する。
【0010】
図1に示すように、本実施形態のキッチンユニット100は、キッチンユニット本体100aと、複数の引出し部40と、コンロ51と、キッチンシンク52と、食洗器53と、を備える。キッチンユニット100は、「家具」に相当する。キッチンユニット本体100aは、「家具本体」に相当する。キッチンユニット本体100aは、床面FSから上方に離れた状態で壁面WSに取り付けられている。床面FSは、キッチンユニット100が設置される部屋における床面である。床面FSは、上方を向く面である。壁面WSは、キッチンユニット100が設置される部屋の側壁面であり、鉛直方向Zに沿った面である。壁面WSは、前後方向Xを向く面である。壁面WSは、前方(+X方向)を向いている。
(【0011】以降は省略されています)

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