特許ウォッチ

公開番号2025034730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141302
出願日2023-08-31
発明の名称カーテンウォール
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E04B 2/96 20060101AFI20250306BHJP(建築物)
要約【課題】アタッチメントと枠との隙間から屋内への水の浸入を抑制することができるカーテンウォールを提供する。
【解決手段】カーテンウォールは、パネル4Bを支持する枠3と、パネル4Bに取り付けられ、枠3に係止されるアタッチメント5と、枠3に形成され、アタッチメント5の内部の空間部S11と枠3の内部の空間部S32とを連通する第1連通孔321と、枠3に形成され、枠3の内部に空間S32と外気とを連通する第2連通孔311と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
パネルを支持する枠と、
前記パネルに取り付けられ、前記枠に係止されるアタッチメントと、
前記枠に形成され、前記アタッチメントの内部の空間部と前記枠の内部の空間部とを連通する第１連通孔と、を備えるカーテンウォール。
続きを表示（約 110 文字）【請求項２】
前記枠に形成され、前記枠の内部の空間部と外気とを連通する第２連通孔を備える請求項１に記載のカーテンウォール。
【請求項３】
前記枠は、無目である請求項１または２に記載のカーテンウォール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、カーテンウォールに関するものである。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、建物の壁面を構成するガラス等のパネルを支持するための構法として、例えば特許文献１に示されるようなＳＳＧ構法が知られている。ＳＳＧ構法（ＳｙｓｔｅｍｏｆＳｏｉｌＧｒｏｕｔｍｅｔｈｏｄ）は、パネルとアルミフレーム等からなる無目や方立等の枠とを構造用シール材で接着することで、パネルを支持する構法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－１７８５７８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
パネルに取り付けられたアタッチメントを枠に係止させて、枠でパネルを支持するようにすると、アタッチメントと枠との間の隙間から屋内に雨水や結露水等の水を引き込んでしまうという問題点がある。
【０００５】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、アタッチメントと枠との隙間から屋内への水の浸入を抑制することができるカーテンウォールを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様に係るカーテンウォールは、パネルを支持する枠と、前記パネルに取り付けられ、前記枠に係止されるアタッチメントと、前記枠に形成され、前記アタッチメントの内部の空間部と前記枠の内部の空間部とを連通する第１連通孔と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本実施形態に係るカーテンウォールの正面図である。
本実施形態に係るカーテンウォールの鉛直断面図である。
図２のＩＩＩ部拡大図である。
変形例に係るカーテンウォールの水平断面図である。
変形例に係るカーテンウォールの鉛直断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本実施形態に係るカーテンウォールについて、図面に基づいて説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、本開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。以下の図面においては、各構成を分かりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
【０００９】
以下の説明では、屋外側と屋内側とを結び水平方向に沿う方向を、屋内外方向と称する。屋内外方向と直交し水平方向に沿う方向を、左右方向と称する。屋内外方向及び左右方向と直交する方向を、上下方向と称する。屋内外方向を矢印Ｙで示し、屋外側を図２等で＋Ｙ側で示し、屋内側を図２等で－Ｙ側で示す。左右方向を矢印Ｘで示す。上下方向を矢印Ｚで示す。
【００１０】
図１に示すように、カーテンウォール１００は、複数のカーテンウォールユニット１０１が左右方向及び上下方向に隣り合って配置され、互いに連結されて構成されている。カーテンウォールユニット１０１は、枠体１と、２枚のガラスパネル４Ａ，４Ｂと、図３に示すアタッチメント５と、を備えている。カーテンウォール１００は、ＳＳＧ構法を適用したものである。
（【００１１】以降は省略されています）

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