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公開番号2025032025
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2024232833,2021154998
出願日2024-12-27,2021-09-24
発明の名称制御装置
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E03D 9/02 20060101AFI20250228BHJP(上水;下水)
要約【課題】薬剤の投入後に便器装置が使用されて薬剤の効果が薄れてしまうことを防ぐことのできる制御装置、便器装置、およびトイレを提供する。
【解決手段】薬剤投入時刻を検知する。薬剤投入時刻に薬剤を便器の内部に投入するよう便器装置に指示し、薬剤投入時刻から投入期間が経過するまでの間に便器の洗浄が行われたときに薬剤を投入するよう便器装置に指示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
薬剤投入時刻を検知する時刻管理部と、
前記薬剤投入時刻に薬剤を便器の内部に投入するよう便器装置に指示し、前記薬剤投入時刻から投入期間が経過するまでの間に前記便器の洗浄が行われたときに前記薬剤を投入するよう前記便器装置に指示する薬剤管理部と、
を備える制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、便器の洗浄を制御する制御装置、便器装置、およびトイレに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
便器の洗浄を目的として薬剤を便器に投入することが行われている。関連する技術が特許文献1に開示されている。特許文献1には、予定時間経過又は予定時刻になると、対象部位へ所定量の殺菌水を供給する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-088640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような便器装置に薬剤を投入する場合、薬剤の投入後に使用者が便器装置を使用すると、薬剤が洗浄水によって流れてしまい、薬剤による便器洗浄などの効果が薄れてしまう。
【0005】
そこでこの開示は、薬剤の投入後に便器装置が使用されて薬剤の効果が薄れてしまうことを防ぐことのできる制御装置、便器装置、およびトイレを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様によれば、制御装置は、薬剤投入時刻を検知する時刻管理部と、前記薬剤投入時刻に薬剤を便器の内部に投入するよう便器装置に指示し、前記薬剤投入時刻から投入期間が経過するまでの間に前記便器の洗浄が行われたときに前記薬剤を投入するよう前記便器装置に指示する薬剤管理部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示のトイレに備わる便器装置を示す図である。
本開示の便器装置の内部構成の概略図である。
本開示の制御装置のハードウェア構成を示す図である。
本開示の制御装置の機能ブロック図である。
本開示の制御装置の処理フローを示す第一の図である。
本開示の制御装置の処理フローを示す第二の図である。
本開示の制御装置の処理フローを示す第三の図である。
本開示の表示情報の例を示す第一の図である。
本開示の表示情報の例を示す第二の図である。
本開示の制御装置の処理フローを示す第四の図である。
本開示の制御装置の処理フローを示す第五の図である。
本開示の制御装置の最小構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1に示すように、便器装置1は、トイレ100内に設けられる。便器装置1は、便器本体2と、便座ボックス4と、便蓋5と、便座6とを少なくとも備える。便座ボックス4は、便器本体2の上側に設置される。便座ボックス4には制御装置10が備わる。制御装置10は、リモコン装置8と通信する。制御装置10は、リモコン装置8からの信号に従って、便器装置1に備わる各機能を制御する。制御装置10の内部の制御処理に基づいて、便器装置1に備わる各機能を制御してもよい。一例として制御装置10は便鉢内部に洗浄水を流して洗浄する洗浄部20を制御する。図2に示すように、便器装置1の制御装置10は薬剤投入部30を制御して、便鉢内部に貯めた溜水の面(以下、溜水面Lと呼ぶ)に薬剤Mを投入する。なおリモコン装置8は操作装置の一態様である。制御装置10はリモコン装置8以外の操作装置と通信接続し当該操作装置からの信号に従って便器装置1に備わる各機能を制御してもよい。
【0009】
制御装置10のコンピュータは、図3で示すようにCPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD104、通信モジュール105、等のハードウェアを備える。
【0010】
制御装置10のCPU101は、予め制御装置10が記憶する制御プログラムを実行する。これによって制御装置10は、制御部11、取得部12、基準時刻決定部13、時刻管理部14、薬剤管理部15、洗浄管理部16の各機能を発揮する(図4)。制御部11は、制御装置10の各機能部を制御する。取得部12は、外部の装置から情報を取得する。基準時刻決定部13は、便器の内部である便鉢に薬剤を投入するための薬剤投入時刻を検知するための基準時刻を決定する。時刻管理部14は、薬剤投入時刻を検知する。薬剤管理部15は、薬剤投入時刻に薬剤を便器の内部に投入するよう便器装置1に指示し、薬剤投入時刻から投入期間が経過するまでの間に便器の洗浄が行われたときに薬剤を投入するよう便器装置に指示する。洗浄管理部16は、洗浄信号を取得すると、便鉢の洗浄のための洗浄水を流す指示を便器装置1へ行う。
(【0011】以降は省略されています)

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