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公開番号2025033740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139686
出願日2023-08-30
発明の名称防火窓
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 5/16 20060101AFI20250306BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】美観に優れた防火窓を提供すること。
【解決手段】防火窓1は、第1窓部20と、第1窓部20と左右方向に並んで設けられる第2窓部40と、各窓部20,40を連結し、耐火部材63を有する連結部60と、を備える。連結部60は、各窓部20,49の各内側縦枠22A,42Aの室内側に配置され、耐火部材63が取り付けられる取付鋼材61と、各縦枠22A,42Aと取付鋼材61とを連結する連結部材66と、を有する。各内側縦枠22A,42Aは、上下方向に延びる縦枠本体部24A,44Aをそれぞれ有する。連結部材66は、その全体が、各縦枠本体部24A,44Aよりも室内側に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
建物の開口部に設けられる防火窓であって、
第1窓部と、
前記第1窓部と左右方向に並んで設けられる第2窓部と、
前記第1窓部と前記第2窓部とを連結し、耐火部材を有する連結部と、
を備え、
前記第1窓部と、前記第2窓部と、は、縦枠をそれぞれ有し、
前記連結部は、前記縦枠の室内側に配置され前記耐火部材が取り付けられる取付部材と、前記縦枠と前記取付部材とを連結する連結部材と、を有し、
前記縦枠は、上下方向に延びる縦枠本体部を有し、
前記連結部材は、前記連結部材の全体が、前記縦枠本体部よりも室内側に配置される、防火窓。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記縦枠は、前記連結部材の見付面に連結される、請求項1に記載の防火窓。
【請求項3】
前記取付部材は、前記連結部材の見込面に連結される、請求項1又は2に記載の防火窓。
【請求項4】
前記縦枠は、前記縦枠本体部から室内側に延出する延出片を有し、
前記延出片は、前記連結部材に連結される、請求項3に記載の防火窓。
【請求項5】
前記縦枠同士は、1の前記連結部材により連結される、請求項1又は2に記載の防火窓。
【請求項6】
前記連結部材の水平方向に沿った断面形状は、コ字状である、請求項5に記載の防火窓。
【請求項7】
前記連結部は、前記耐火部材を屋内側から覆うカバー部材を有し、
前記カバー部材の見込面と、前記縦枠本体部の見込面と、は、面一である、請求項1又は2に記載の防火窓。
【請求項8】
前記第1窓部と、前記第2窓部とは、障子をそれぞれ有し、
前記障子同士は、前記縦枠を介在させずに向かい合う、請求項1又は2に記載の防火窓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防火窓に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、隣接する二つの窓部の間に連結部(方立等)が配置された連窓が存在する。連窓には、耐火ボード等により遮炎性能が高められた、防火窓としての連窓が存在する(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1の連窓(防火窓)では、連結部において、各窓部の竪枠の室内側に、耐火ボードが取り付けられる竪材が配置されている。各竪枠と竪材とは、連結部材により連結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-101085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記連窓においては、連結部材の一部が各竪枠の間に介在している。このため、竪枠同士が見付方向に広がってしまい、連窓の美観が損なわれている。さらに、竪枠同士の隙間には、シール材が配置されている。当該シール材は、見付方向寸法が比較的大きいため、シール材が目立つことによっても連窓の美観が損なわれている。
【0006】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、美観に優れた防火窓を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、建物の開口部に設けられる防火窓であって、第1窓部と、前記第1窓部と左右方向に並んで設けられる第2窓部と、前記第1窓部と前記第2窓部とを連結し、耐火部材を有する連結部と、を備え、前記第1窓部と、前記第2窓部と、は、縦枠をそれぞれ有し、前記連結部は、前記縦枠の室内側に配置され前記耐火部材が取り付けられる取付部材と、前記縦枠と前記取付部材とを連結する連結部材と、を有し、前記縦枠は、上下方向に延びる縦枠本体部を有し、前記連結部材は、前記連結部材の全体が、前記縦枠本体部よりも室内側に配置される、防火窓に関する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る防火窓を屋内側から見た正面図である。
第1実施形態に係る防火窓の横断面図である。
第2実施形態に係る防火窓を屋内側から見た正面図である。
第2実施形態に係る防火窓の横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、本開示の第1実施形態について、図1及び図2を参照しつつ説明する。本実施形態の建物2は、部屋3を備える。防火窓1は、第1窓部20及び第2窓部40が連結部60により連結された連窓であり、部屋3の外壁に形成された開口部4に設けられている。
【0010】
本明細書において、「上下方向」とは、天地方向をいう。「左右方向」とは、室内側X2から防火窓1を見た場合の左右方向をいう。「見込方向」とは、防火窓1における室内外方向をいう。「見付方向」とは、防火窓1を正面から見たときに前方に見える面(例えば、ガラス31及びガラス51)の面方向をいう。また、見込方向は、防火窓1の奥行方向でもある。見付方向は、上下左右方向でもある。「見付面」とは、室内外方向に直交して延び、室内側及び室外側にそれぞれ面するように配置される面をいう。「見込面」とは、室内外方向に沿って延びる面をいう。
(【0011】以降は省略されています)

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