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公開番号
2025051482
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023160517
出願日
2023-09-25
発明の名称
開閉体装置
出願人
文化シヤッター株式会社
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
E06B
9/17 20060101AFI20250328BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】
停電時など商用電源の電力の供給が無いときでも、構造物躯体の外部に配置する外部電源を利用して開閉体の動作を容易に行うことができる開閉体装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
構造物躯体の開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、前記開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、前記開閉機を駆動して、前記開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、商用電源に基づく電力を前記制御手段へ供給する電力供給装置と、前記商用電源の供給が無いときに外部電源に接続することが可能なプラグと、を備え、前記プラグは、少なくとも、前記構造物躯体の外部に配設されていることを特徴とする開閉体装置により、課題を解決した。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
構造物躯体の開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、
前記開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、
前記開閉機を駆動して、前記開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、
商用電源に基づく電力を前記制御手段へ供給する電力供給装置と、
前記商用電源の供給が無いときに外部電源に接続することが可能なプラグと、を備え、
前記プラグは、少なくとも、前記構造物躯体の外部に配設されている
ことを特徴とする開閉体装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記プラグと前記電力供給装置とは共に前記構造物躯体の外部に配設されており、
前記プラグは、通常時、その接続ケーブルを巻回した状態で前記商用電源に接続され、前記商用電源の供給が無いときに、巻回した状態を解いて、外部電源に接続可能に構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の開閉体装置。
【請求項3】
前記プラグと前記電力供給装置とは共に前記構造物躯体の外部に配設されており、
特定の条件の下でのみ前記商用電源との接続を外すことが可能に構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の開閉体装置。
【請求項4】
前記電力供給装置は、施錠可能な扉体を備えており、
前記特定の条件は、扉体を解錠することである
ことを特徴とする請求項3に記載の開閉体装置。
【請求項5】
前記電力供給装置は、前記プラグが挿入されるプラグ受けの近傍にプラグ挿入を維持させるためのロック機構を備えており、
前記特定の条件は、前記商用電源の供給が無いときに前記ロック機構を解除することである
ことを特徴とする請求項3に記載の開閉体装置。
【請求項6】
前記電力供給装置は前記構造物躯体の内部に配設されており、
前記プラグは、前記構造物躯体の内部に配設された前記電力供給装置から前記構造物躯体の外部へ敷設された配線の先に設けられた第1のプラグであり、
前記構造物躯体の内部に配設されており、通常時は前記商用電源に接続され、前記商用電源の供給が無いときに外部電源に接続されるように構成されている第2のプラグを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の開閉体装置。
【請求項7】
前記第2のプラグは、通常時、その接続ケーブルを巻回した状態で前記商用電源に接続され、前記商用電源の供給が無いときに、巻回した状態を解いて、外部電源に接続可能に構成されている
ことを特徴とする請求項6に記載の開閉体装置。
【請求項8】
前記第1のプラグは、前記電力供給装置に常に配線されている
ことを特徴とする請求項6に記載の開閉体装置。
【請求項9】
前記第1のプラグは、前記構造物躯体の内部に存在する配線元が前記電力供給装置に挿抜できる第3のプラグとして構成されている
ことを特徴とする請求項6に記載の開閉体装置。
【請求項10】
前記電力供給装置は、前記プラグの挿抜方法及び外部電源の使用方法を記載した簡易取扱説明表示を有する
ことを特徴とする請求項1~請求項8の何れか一項に記載の開閉体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅、ビル、工場、倉庫、車庫などの建物を含む構造物躯体の開口部などをシャッターなどの開閉体を用いて仕切るように構成された開閉体装置に係り、特に、停電時など商用電源の電力の供給が無い場合に、外部電源を用いて電動式の開閉機(モータ等)の制御を行って、開閉体の動作を行うのに好適な開閉体装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
シャッターカーテンなどのような開閉体装置は、住宅、ビル、工場、倉庫、車庫などの建物を含む構造物躯体の出入口や窓部、あるいは内部の通路や空間などの開口部に設置され、その開閉体を移動させることによってその開口部を開放、閉鎖するものである。この開閉体装置は、多数の短冊状のスラット材からなるスラットカーテン、多数のパイプ材をリンク材などで連結させてなるパイプグリルカーテン、一枚状あるいは多数連結されたパネル材からなるパネルカーテン、ネット材からなるネットカーテン、合成樹脂あるいは布繊維製のシート材からなるシートカーテン、あるいはこれらの複合部材などからなる複合カーテンなどの開閉体を、開口部の上部から繰り出し下降させて開口部全体を閉鎖するように構成されている。このような開閉体装置は、開閉体の開閉動作を電動で行なう場合が多い。電動の開閉体装置としては、電動シャッター装置、電動ドア装置、電動オーニング装置などがある。
【0003】
このような電動の開閉体装置の中には、停電時でも、車載バッテリを搭載した車両、ポータブル電源や発電機等を開閉体装置の近傍に配置し、開閉体装置に接続させて、外部電源として利用できるようにしたものがある。このような外部電源を利用可能な開閉体装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-48828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
開閉体装置は、その主要構成の殆どが構造物躯体の内部に配設されるため、開閉体装置に対し、外部電源から電源供給をしようとすれば、外部電源との接続端子等も構造物躯体の内部に設けられることになる。特許文献1も、そのような構成を前提としている。しかしながら、車庫ではない倉庫等の小さな構造物躯体の場合には、その内部に外部電源として典型的な電気自動車等の車両は存在し得ないものであるし、発電機を所持し、それを外部電源として利用できる者であっても、排気ガスを排出する発電機を構造物躯体の内部に持ち込みたくないと考えるのが普通である。しかし、特許文献1に記載の開閉体装置では、そのような要望に対応することができなかった。特許文献1に記載の開閉体装置を、構造物躯体の外に配置した外部電源を用いて利用したいのであれば、構造物に適宜の隙間などを見つけて、若しくは、作りだして、延長ケーブルなどを用いるより他なかった。
【0006】
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、停電時など商用電源の電力の供給が無いときでも、構造物躯体の外部に配置する外部電源を利用して開閉体の動作を容易に行うことができる開閉体装置を提供すること等が本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような目的を達成するために、本発明に係る技術的手段は、以下の構成を少なくとも具備するものである。
【0008】
構造物躯体の開口部の周縁部に設けられた開閉手段と、前記開閉手段を電動で動作させるための開閉機と、前記開閉機を駆動して、前記開閉手段の動作を電動で制御する制御手段と、商用電源に基づく電力を前記制御手段へ供給する電力供給装置と、前記商用電源の供給が無いときに外部電源に接続することが可能なプラグと、を備え、前記プラグは、少なくとも、前記構造物躯体の外部に配設されていることを特徴とする開閉体装置。
【発明の効果】
【0009】
このような特徴を有することで本発明は以下の作用効果を奏する。
停電時など商用電源の電力の供給が無いときでも、構造物躯体の外部に配置する外部電源を利用して開閉体の動作を容易に行うことができる開閉体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第一実施形態に係る開閉体装置であるシャッター装置の概略構成を示す説明図である。
本発明の第一実施形態に係る開閉体装置であるシャッター装置の機能ブロックを示す説明図である。
本発明の第一実施形態に係る開閉体装置における電力供給装置を示す説明図である。
本発明の第二実施形態に係る開閉体装置であるシャッター装置の概略構成を示す説明図である。
本発明の第二実施形態に係る開閉体装置であるシャッター装置の機能ブロックを示す説明図である。
本発明の第二実施形態に係る開閉体装置における電力供給装置を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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