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公開番号2025011817
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114154
出願日2023-07-12
発明の名称開口部建材
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E06B 1/32 20060101AFI20250117BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 使い勝手の良い開口部建材の提供。
【解決手段】 枠材4と樹脂カバー19と伝熱抑制部材23とを備え、樹脂カバー19は、枠材4を内周側から覆っており、伝熱抑制部材23は、枠材4と枠材4に支持される障子3との隙間を狭めるものであり、樹脂カバー19に対して内周側から着脱自在に設けてあり、伝熱抑制部材23で樹脂カバー19を躯体26に取付けているねじ30を隠している。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
枠材と樹脂カバーと伝熱抑制部材とを備え、樹脂カバーは、枠材を内周側から覆っており、伝熱抑制部材は、枠材と枠材に支持される障子との隙間を狭めるものであり、樹脂カバーに対して内周側から着脱自在に設けてあり、伝熱抑制部材で樹脂カバーを躯体に取付けているねじを隠していることを特徴とする開口部建材。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
枠材と樹脂カバーと伝熱抑制部材とを備え、樹脂カバーは、枠材を内周側から覆っており、アングルを一体に有し、伝熱抑制部材は、枠材と枠材に支持される障子との隙間を狭めるものであり、樹脂カバーに対して内周側から着脱自在に設けてあることを特徴とする開口部建材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部に設置される開口部建材に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、枠に障子を左右方向や上下方向に摺動可能に納めた開口部建材が知られている。かかる開口部建材においては、使い勝手の良いものが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、使い勝手の良い開口部建材の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部建材は、枠材と樹脂カバーと伝熱抑制部材とを備え、樹脂カバーは、枠材を内周側から覆っており、伝熱抑制部材は、枠材と枠材に支持される障子との隙間を狭めるものであり、樹脂カバーに対して内周側から着脱自在に設けてあり、伝熱抑制部材で樹脂カバーを躯体に取付けているねじを隠していることを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の発明による開口部建材は、枠材と樹脂カバーと伝熱抑制部材とを備え、樹脂カバーは、枠材を内周側から覆っており、アングルを一体に有し、伝熱抑制部材は、枠材と枠材に支持される障子との隙間を狭めるものであり、樹脂カバーに対して内周側から着脱自在に設けてあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1記載の発明による開口部建材は、枠材と樹脂カバーと伝熱抑制部材とを備え、樹脂カバーは、枠材を内周側から覆っており、伝熱抑制部材は、枠材と枠材に支持される障子との隙間を狭めるものであり、樹脂カバーに対して内周側から着脱自在に設けてあり、伝熱抑制部材で樹脂カバーを躯体に取付けているねじを隠していることで、伝熱抑制部材の着脱が容易に行え使い勝手が良い上、樹脂カバーを躯体に取付けているねじが隠れるので、意匠性も良い。しかも、樹脂カバーで枠材を内周側から覆い、樹脂カバーの内周側に伝熱抑制部材を設けて枠材と障子との隙間を狭めることで、断熱性能が向上する。
【0007】
請求項2記載の発明による開口部建材は、枠材と樹脂カバーと伝熱抑制部材とを備え、樹脂カバーは、枠材を内周側から覆っており、アングルを一体に有し、伝熱抑制部材は、枠材と枠材に支持される障子との隙間を狭めるものであり、樹脂カバーに対して内周側から着脱自在に設けてあることで、伝熱抑制部材の着脱が容易に行え、使い勝手が良い。しかも、アングルを一体に有する樹脂カバーで枠材を内周側から覆い、樹脂カバーの内周側に伝熱抑制部材を設けて枠材と障子との隙間を狭めることで、断熱性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
開口部建材の第1実施形態を示す縦断面図である。
同開口部建材の横断面図である。
同開口部建材の室内側から見た正面図である。
同開口部建材の上枠側を拡大して示す縦断面図である。
(a)は同開口部建材の上枠の縦断面図、(b)は上枠のX方向矢視図である。
伝熱抑制部材の取付け方を示す縦断面図であって、(a)は取付前の状態、(b)は取付後の状態を示す。
内障子を枠に建て込むときの状態を示す縦断面図である。
同開口部建材の上枠側を拡大して示す縦断面図であって、上框のレール呑み込み溝内に室内側タイト材を設けた取付材を取付けない場合の例を示す。
縦枠カバーの変形例を示す横断面図である。
縦枠カバーの他の変形例を示す横断面図である。
開口部建材の第2実施形態を示す縦断面図であって、上枠の溝内に室内側タイト材を設けた取付材を取付けた場合を示す。
開口部建材の第2実施形態を示す縦断面図であって、上枠の溝内に室内側タイト材を設けた取付材を取付けない場合を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~5は、開口部建材の第1実施形態を示している。本開口部建材は、住宅用の引違い窓に適用したものであって、図1~3に示すように、躯体開口部に取付けられる枠1と、枠1内に引違い状に開閉自在に設けた外障子2及び内障子3を備えている。
【0010】
枠1は、図1~3に示すように、上枠(枠材)4と下枠5と左右の縦枠6,6を四周枠組みして構成してある。外障子2と内障子3は、上框7と下框8と戸先框9と召合せ框10とを四周框組みし、その内側に複層ガラス11を嵌め込んで構成してある。内外障子2,3を閉鎖した状態では、外障子2は室内側から見て左側に位置し、内障子3は室内側から見て右側に位置している。外障子2と内障子3は、召合せ框10に設けたクレセント12で施錠される。
(【0011】以降は省略されています)

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