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公開番号2025036914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2023143570
出願日2023-09-05
発明の名称手摺構造
出願人松本金属株式会社
代理人個人
主分類E06B 1/04 20060101AFI20250310BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】空調室外機を設置し易い手摺構造を提供する。
【解決手段】建物1の窓2の外側X1に窓2の下部を覆う状態で設置される手摺本体6に、当該手摺本体6の内側X2と外側X1との間で空調室外機を移動可能な開口部11と、開口部11を開閉自在に閉じる開閉体12とを備え、手摺本体6の開口部11の外側X1に隣接する領域に空調室外機を載置可能な室外機載置体8を手摺本体6と連結一体化する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
建物の窓の外側に前記窓の下部を覆う状態で設置される手摺本体に、当該手摺本体の内側と外側との間で空調室外機を移動可能な開口部と、前記開口部を開閉自在に閉じる開閉体とを備えた手摺構造であって、
前記手摺本体の前記開口部の外側に隣接する領域に前記空調室外機を載置可能な室外機載置体が前記手摺本体と連結一体化されている手摺構造。
続きを表示（約 570 文字）【請求項２】
前記開閉体は、前記開口部を閉じる閉じ位置と、前記開口部を開けるように前記開口部から移動させた開き位置とにスライド移動可能に構成されている請求項１に記載の手摺構造。
【請求項３】
前記開閉体は、着脱可能に構成されている請求項１又は２に記載の手摺構造。
【請求項４】
前記室外機載置体は、前記空調室外機が前記手摺本体の横幅内に位置する状態で前記空調室外機を載置可能に構成されている請求項１又は２に記載の手摺構造。
【請求項５】
前記手摺本体は、前記室外機載置体に載置されている前記空調室外機に対して内外方向に重なる位置に遮蔽体が備えられている請求項１又は２に記載の手摺構造。
【請求項６】
前記室外機載置体は、前記手摺本体から幅方向の一方側に突出する状態で延在した延在部分を備え、
前記延在部分は、前記空調室外機を前記窓に対して前記幅方向の一方側に位置する状態で載置可能に構成されている請求項１又は２に記載の手摺構造。
【請求項７】
前記室外機載置体は、前記空調室外機を載置可能な載置部を備え、
前記載置部は、前記窓の下枠と前記載置部とに亘って前記空調室外機を摺動移動可能な高さに設けられている請求項１又は２に記載の手摺構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、建物の窓の外側に前記窓の下部を覆う状態で設置される手摺本体に、当該手摺本体の内側と外側との間で空調室外機を移動可能な開口部と、前記開口部を開閉自在に閉じる開閉体とを備えた手摺構造に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、建物の窓の外側に窓の下部を覆う状態で設置される窓手摺１に、当該窓手摺１の内側と外側との間で空調室外機を移動可能な開口部と、開口部を開閉自在に閉じる着脱手摺５とを備えた手摺構造が示されている。このように窓手摺１に開口部を備えることで、この開口部を通して空調室外機を設置することができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－００８７１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、空調室外機を保持する室外機保持部は窓手摺１に対して下側に設けられており、空調室外機を室外機保持部に設置する際には、開口部から空調室外機を取り出した後、その空調室外機を支えながら室外機保持部の高さまで降ろす必要があるため、空調室外機が設置し難いものとなっていた。また、室外機保持部は、別途建物の壁に固定する必要があるため、この点でも空調室外機の設置が行い難いものとなっていた。
【０００５】
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、空調室外機を設置し易い手摺構造を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の第１特徴構成は、建物の窓の外側に前記窓の下部を覆う状態で設置される手摺本体に、当該手摺本体の内側と外側との間で空調室外機を移動可能な開口部と、前記開口部を開閉自在に閉じる開閉体とを備えた手摺構造であって、
前記手摺本体の前記開口部の外側に隣接する領域に前記空調室外機を載置可能な室外機載置体が前記手摺本体と連結一体化されている点にある。
【０００７】
本構成によれば、室外機載置体が手摺本体と連結一体化されていることで、室外機載置体を建物の壁に固定する必要がなくなる、又は、室外機載置体を建物の壁に固定する場合でも固定する構造を簡素にすることができる。また、室外機載置体によって手摺本体の開口部の外側に隣接する領域に空調室外機を載置可能となっているため、手摺本体の外側の空間を空調室外機の設置に利用することができると共に、空調室外機を開口部から外側に移動させるだけで室外機載置体の載置部に載置させることができる。これらのように、空調室外機の室外機載置体への移動が行い易い点や室外機載置体の壁への固定が必要ない又は簡素になることによって、空調室外機の設置が行い易くなる。
【０００８】
本発明の第２特徴構成は、前記開閉体は、前記開口部を閉じる閉じ位置と、前記開口部を開けるように前記開口部から移動させた開き位置とにスライド移動可能に構成されている点にある。
【０００９】
本構成によれば、開閉体を閉じ位置と開き位置とにスライド移動させることで開口部を開閉することができ、開口部を開閉するために開閉体を取り外す必要がなくなるので、開口部を開閉する際に開閉体を落下させる虞がなくなる。
【００１０】
本発明の第３特徴構成は、前記開閉体は、着脱可能に構成されている点にある。
（【００１１】以降は省略されています）

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