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公開番号
2025078954
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191297
出願日
2023-11-09
発明の名称
建具
出願人
三協立山株式会社
代理人
個人
主分類
E06B
5/16 20060101AFI20250514BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】 防火性能を有する建具の提供。
【解決手段】 縦框20とキャップ31,32と塞ぎ板33,34と横枠11,12とを備え、縦框20は、中空部24を有するアルミ形材で形成してあり、キャップ31,32は、樹脂製で縦框20の長手方向端部に取付けてあり、塞ぎ板33,34は、縦框20の中空部24内にキャップ31,32と離間して設けてあり、火災時にキャップ31,32に向けて発泡する加熱発泡材35を有し、横枠11,12は、キャップ31,32よりも外周側で火災時に縦框20との隙間を塞ぐ加熱発泡材16,17を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
縦框とキャップと塞ぎ板と横枠とを備え、縦框は、中空部を有するアルミ形材で形成してあり、キャップは、樹脂製で縦框の長手方向端部に取付けてあり、塞ぎ板は、縦框の中空部内にキャップと離間して設けてあり、火災時にキャップに向けて発泡する加熱発泡材を有し、横枠は、キャップよりも外周側で火災時に縦框との隙間を塞ぐ加熱発泡材を有することを特徴とする建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、防火性能を有する建具に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
框ドア等の建具においては、火災時における延焼を防止するため、防火性能を有するものが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、防火性能を有する建具の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による建具は、縦框とキャップと塞ぎ板と横枠とを備え、縦框は、中空部を有するアルミ形材で形成してあり、キャップは、樹脂製で縦框の長手方向端部に取付けてあり、塞ぎ板は、縦框の中空部内にキャップと離間して設けてあり、火災時にキャップに向けて発泡する加熱発泡材を有し、横枠は、キャップよりも外周側で火災時に縦框との隙間を塞ぐ加熱発泡材を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による建具は、縦框とキャップと塞ぎ板と横枠とを備え、縦框は、中空部を有するアルミ形材で形成してあり、キャップは、樹脂製で縦框の長手方向端部に取付けてあり、塞ぎ板は、縦框の中空部内にキャップと離間して設けてあり、火災時にキャップに向けて発泡する加熱発泡材を有し、横枠は、キャップよりも外周側で火災時に縦框との隙間を塞ぐ加熱発泡材を有することで、火災時に可燃性ガスが縦框の小口から吹き出すのを防ぐとともに、縦框の小口と横枠間の隙間が加熱発泡材で塞がれることで、防火性能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
(a)は親扉の戸先框の中空部内に設けられる塞ぎ板と補強材の親扉内周側から見た側面図であり、(b)はA-A断面図である。
(a)は子扉の戸先框の中空部内に設けられる塞ぎ板とロッド棒と補強材の子扉外周側から見た側面図であり、(b)はB-B断面図である。
本発明の建具の一実施形態を示す室内側から見た正面図である。
同建具の横断面図である。
同建具の縦断面図である。
親扉の戸先框の縦断面図であって、(a)は平常時の状態、(b)は火災時の状態を示す。
子扉の戸先框の縦断面図であって、(a)は平常時の状態、(b)は火災時の状態を示す。
(a)は親扉の戸先框の中空部内に設けられる塞ぎ板の他の実施形態を示す親扉内周側から見た側面図である。
(a)は子扉の戸先框の中空部内に設けられる塞ぎ板の他の実施形態を示す子扉外周側から見た側面図であり、(b)はC-C断面図である。
図8に示す塞ぎ板を設けた親扉の戸先框の縦断面図であって、(a)は平常時の状態、(b)は火災時の状態を示す。
図9に示す塞ぎ板を設けた子扉の戸先框の縦断面図であって、(a)は平常時の状態、(b)は火災時の状態を示す。
比較例として塞ぎ板が無い場合の子扉の戸先框の縦断面図であって、(a)は平常時の状態、(b)は火災時の状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図3~5は、本発明の建具の一実施形態を示している。本建具は、店舗等の建物の出入口に設置される両開きの框ドアに適用したものである。
本建具は、図3,4に示すように、躯体開口部に設置される枠1と、枠1の縦枠2に蝶番3により室外側に回動して開くように設けた親扉4と子扉5とを備えている。親扉4と子扉5は、左右方向の寸法が同じになっている。
親扉4は、戸先側にハンドル6と、ハンドル6と連動したラッチ錠7と、ハンドル6の上下2か所に設けたシリンダー錠8,8を備え、ラッチ錠7とシリンダー錠8を子扉5の戸先部に設けた錠受け9に係合することで施錠される。シリンダー錠8は、室外側からは鍵を挿入して回すことで、室内側からはサムターンを回すことで、施解錠できる。
子扉5は、図7(a)に示すように、戸先側の上部と下部に設けたフランス落し10により施錠される。
【0008】
枠1は、図3に示すように、アルミ形材よりなる上枠11と下枠12と左右の縦枠2,2を枠組みして構成してある。上枠11は、図5に示すように、室外側と室内側に垂下片13a,13bを有し、各垂下片13a,13bの下端部にタイト材ホルダー14が設けてあり、タイト材ホルダー14に取付けたタイト材15が親扉4及び子扉5の上端部に当接している。室外側の垂下片13aの室内側面と室内側の垂下片13bの室外側面には、火災時に火災の熱で発泡・膨張する加熱発泡材16が長手方向に沿って設けてある。
下枠12は、親扉4と子扉5の室内側面に対向する見付面にタイト材ホルダー14を有し、タイト材ホルダー14に取付けたタイト材15が親扉4及び子扉5の室内側面に当接している。タイト材ホルダー14の下方に隣接する位置には、加熱発泡材17が長手方向に沿って設けてある。
【0009】
親扉4は、図3~5に示すように、アルミ形材よりなる上框18と下框19と戸先框20と吊元框21とを四周框組みし、その内側にガラスパネル(複層ガラス)22を納めて構成してある。複層ガラス22の室外側のガラスは、網入りガラス等の防火ガラスとなっている。子扉5も、親扉4と同様に、アルミ形材よりなる上框18と下框19と戸先框23と吊元框21とを四周框組みし、その内側にガラスパネル22を納めて構成してある。
【0010】
親扉4の戸先框20は、図1,4に示すように、矩形断面の中空部24を有しており、中空部24内にスチール製の補強材25が戸先框20の長手方向のほぼ全長に亘って設けてある。補強材25は、室外側及び室内側の見付壁26,26と見込壁27とで親扉4の外周側が開放したコ字形断面に形成されている。補強材25は、見込壁27の上部と下部を上框18と下框19のタッピングホール28に螺入するネジ(図示省略)により戸先框20と共締めして戸先框20に固定してある。さらに、中間部も見込壁27を戸先框20にねじ止めして固定してある。このように中空部24内に補強材25を設けることで、火災時における戸先框20の熱伸びと撓みを防止できる。見込壁27には、図1(a)に示すように、上框18及び下框19のガラス呑み込み溝29に対向する高さ位置に水抜き孔30が設けてある。
(【0011】以降は省略されています)
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