TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025124965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024020727
出願日2024-02-15
発明の名称開口部装置
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E06B 1/70 20060101AFI20250820BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 施工性を向上させることのできる開口部装置の提供。
【解決手段】 引違い状に配置した室外側及び室内側の戸5a,5bと下枠2とを備え、下枠2は、室外側の戸5aの走行部12aと室内側の戸5bの走行部12cを有し、室外側の戸5aの走行部12aは、室外側の戸5aの閉位置より戸尻側を目板13aで塞いであり、室内側の戸5bの走行部12cは、室内側の戸5bの閉位置よりも戸尻側を目板13bで塞いである。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
引違い状に配置した室外側及び室内側の戸と下枠とを備え、下枠は、室外側の戸の走行部と室内側の戸の走行部を有し、室外側の戸の走行部は、室外側の戸の閉位置より戸尻側を目板で塞いであり、室内側の戸の走行部は、室内側の戸の閉位置よりも戸尻側を目板で塞いであることを特徴とする開口部装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部に設置される開口部装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
建物の開口部に設置されるFIX窓等の開口部装置においては、施工性の良いものが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、施工性を向上させることのできる開口部装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部装置は、引違い状に配置した室外側及び室内側の戸と下枠とを備え、下枠は、室外側の戸の走行部と室内側の戸の走行部を有し、室外側の戸の走行部は、室外側の戸の閉位置より戸尻側を目板で塞いであり、室内側の戸の走行部は、室内側の戸の閉位置よりも戸尻側を目板で塞いであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による開口部装置は、引違い状に配置した室外側及び室内側の戸と下枠とを備え、下枠は、室外側の戸の走行部と室内側の戸の走行部を有し、室外側の戸の走行部は、室外側の戸の閉位置より戸尻側を目板で塞いであり、室内側の戸の走行部は、室内側の戸の閉位置よりも戸尻側を目板で塞いであることで、目板により引違い状に配置した室外側及び室内側の戸の移動を簡単に規制することができ、施工性が良い。しかも、下枠の戸の走行部が目板で塞がれることで、走行部にごみが溜まることがなく、掃除がしやすい。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の一実施形態に係る開口部装置を建物の開口部に設置した状態を示す縦断面図である。
同開口部装置を建物の開口部に設置した状態を示す横断面図である。
(a)は図2のA-A断面図、(b)は図2のB-B断面図である。
同開口部装置の横断面図である。
(a)は外縦枠と上枠及び下枠の斜視図であり、(b)は下枠の斜視図である。
内縦枠の斜視図である。
(a)は室外側召合せカバーの分解斜視図であり、(b)は室外側召合せカバーの斜視図である。
(a)は室外側ガラス戸の下框の分解斜視図であり、(b)は同下框の縦断面図である。
(a)は室外側ガラス戸の召合せ框の斜視図であり、(b)は同召合せ框の横断面図である。
(a)は縦骨の斜視図であり、(b)は縦骨の上部の横断面図、(b)は縦骨の中間部の横断面図である。
上枠の目板の斜視図である。
下枠の目板の斜視図である。
室外側ガラス戸の分解斜視図である。
同開口部装置の施工手順の一工程を示す斜視図である。
同開口部装置の施工手順の一工程を示す斜視図である。
同開口部装置の施工手順の一工程を示す斜視図である。
同開口部装置の施工手順の一工程を示す斜視図である。
同開口部装置の施工手順の一工程を示す斜視図である。
同開口部装置の施工手順の一工程を示す斜視図である。
同開口部装置の施工手順の一工程を示す斜視図である。
同開口部装置の施工手順の一工程を示す斜視図である。
同開口部装置の施工手順の一工程を示す斜視図である。
同開口部装置の施工手順の一工程を示す斜視図である。
同開口部装置の施工手順の一工程を示す斜視図である。
同開口部装置の施工手順の一工程を示す斜視図である。
(a)は室外側ガラス戸の概略正面図であり、(b)は下框のガラス間口にガラスを嵌め込む様子を示す縦断面図、(b)は召合せ框のガラス間口にガラスを嵌め込む様子を示す横断面図である。
(a)は同開口部装置の火災時の状態を示す横断面図であり、(b)は同じく縦断面図である。
比較例として、ガラスを通常のシール・ビードでガラス間口に保持した場合の火災時の状態を示す横断面図である。
(a)は図17のA部詳細図であり、(b)は火災時における比較例の室外側ガラス戸の概略正面図とB部詳細図である。
本発明の開口部装置の他の実施形態を示す横断面図である。
同開口部装置の室外側ガラス戸の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~4は、本発明の開口部装置17の一実施形態を示している。本開口部装置17は、図1,2に示すように、ビルの外壁を成すカーテンウォール15の室内側の開口部16に設置されるFIX窓に適用したものである。
【0008】
カーテンウォール15は、図1,2に示すように、躯体(図示省略)に固定して複数本の方立18,18,…が左右方向に間隔をおいて設けてあり、方立18,18,…間に無目19a,19bが上下方向に間隔をおいて取付けてある。本カーテンウォール15は、図1に示すように、居住空間に対向するビジョン部20と、上下階の境界部分に対向するスパンドレル部21とを有している。ビジョン部20とスパンドレル部21は、上下方向に交互に配置されている。
【0009】
方立18は、アルミ形材よりなり、図2に示すように、室内側に矩形断面の本体部22を有し、本体部22の室外側にT字形を成すように見込壁23と見付壁24を有している。見込壁23の右側と左側には取付溝25a,25bが形成してある。方立18は、ビジョン部20とスパンドレル部21にまたがって連続して形成され、躯体に図示しないファスナで固定してある。
【0010】
図2に示すように、ビジョン部20においては、隣り合う左右の方立18,18の室外側の取付溝25a,25bにガラス(複層ガラス)26の左右端部を挿入し、取付溝25a,25b内のガラス26の室内側に押縁27を取付け、押縁27の室外側面とガラス26の室内側面との間、方立18の見付壁24とガラス26の室外側面との間にシール材28を充填して、ガラス26を保持してある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許