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公開番号2025093349
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023208936
出願日2023-12-12
発明の名称構造体
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E06B 11/02 20060101AFI20250617BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 施工性を向上できる構造体の提供。
【解決手段】 構造材1とパネル2とパネルカバー27と電装品3とを備え、電装品3は、パネル2に取付けてあり、パネル2は、構造材1に取付けてあり、見付面2a,2bに配線4を通す孔5を有し、構造材1は、見込面1aに配線4を通す孔6を有し、電装品3の配線4がパネル2の孔5と構造材2の孔6にまたがって設けてあり、パネルカバー27で配線4を隠してある。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
構造材とパネルとパネルカバーと電装品とを備え、電装品は、パネルに取付けてあり、パネルは、構造材に取付けてあり、見付面に配線を通す孔を有し、構造材は、見込面に配線を通す孔を有し、電装品の配線がパネルの孔と構造材の孔にまたがって設けてあり、パネルカバーで配線を隠してあることを特徴とする構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、門袖等の構造体に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、格子を間隔をおいて設けた門袖等の構造体が知られている。かかる構造体においては、施工性の向上が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、施工性を向上できる構造体の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による構造体は、構造材とパネルとパネルカバーと電装品とを備え、電装品は、パネルに取付けてあり、パネルは、構造材に取付けてあり、見付面に配線を通す孔を有し、構造材は、見込面に配線を通す孔を有し、電装品の配線がパネルの孔と構造材の孔にまたがって設けてあり、パネルカバーで配線を隠してあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による構造体は、構造材とパネルとパネルカバーと電装品とを備え、電装品は、パネルに取付けてあり、パネルは、構造材に取付けてあり、見付面に配線を通す孔を有し、構造材は、見込面に配線を通す孔を有し、電装品の配線がパネルの孔と構造材の孔にまたがって設けてあり、パネルカバーで配線を隠してあることで、電装品の設置が容易に行え、施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図2のA-A断面図である。
本発明の構造体の第1実施形態を示す正面図である。
図2のB-B断面図である。
同構造体の斜め後ろから見た斜視図であって、パネルカバーを取り外した状態を示す。
本発明の構造体の第2実施形態を示す正面図である。
図5のC-C断面図である。
図5のD-D断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~4は、本発明の構造体の第1実施形態を示している。本構造体は、住宅の敷地への出入口や玄関の前などに設置される門袖に適用したものである。
本構造体は、図1~3に示すように、左右方向に間隔をおいて2本の柱(構造材)1,1を地面Gから立設し、柱1,1の上端に笠木7(図3参照)を架設して門型のフレーム8が構成してあり、そのフレーム8の前面に複数の格子(パネル)2,2,…が上下方向に間隔をおいて設けてあり、フレーム8の上側と左右両側の三方を囲むように上枠材9と縦枠材10,10が取付けてある。
本構造体は、図2に示すように、上部に位置する3本の格子2,2,2の前面に跨って台座11を取付け、台座11にインターホン(電装品)3が取付けてある。
【0008】
柱1は、図1に示すように、アルミニウム合金の押出形材で略矩形断面の中空状に形成されている。柱1は、外周側の見込面に縦枠材10を取付けるための凹部12が長手方向に沿って形成してある。インターホン3に近い正面から見て左側の柱1の中空部内には、インターホン3への配線4を通すための配線管13が設けてある。
さらに柱1は、後面にも凹部14が長手方向に沿って形成してあり、凹部14の底壁には格子2を柱1に取付けるためのねじ15の頭が挿通できる孔16が形成してある。後面の凹部14は、目板17を取付けて塞いである。
笠木7は、図3に示すように、アルミニウム合金の押出形材で略矩形断面の中空状に形成されている。笠木7は、上面に上枠材9を取付けるための凹部12が長手方向に沿って形成してある。
【0009】
格子2は、図3に示すように、アルミニウム合金の押出形材で略矩形断面の中空状に形成されており、上下の壁の内側にタッピングホール18が形成してある。
複数の格子2,2,…は、図1,3に示すように、左右の端面に上下方向に長い板状の取付材19を当てがい、側方からねじ20をタッピングホール18に螺入してねじ止めすることで、複数の格子2,2,…が互いに連結されてユニット化されている。
複数の格子2,2,…は、図3に示すように、取付材19で連結してユニット化された状態でフレーム8の前方に配置し、複数の格子2,2,…のうちのいくつかを後方からのねじ15で柱1,1にねじ止めすることで、フレーム8に取付けられている。
【0010】
上枠材9と縦枠材10は、図1,3に示すように、同一の断面形状のアルミニウム合金の押出形材で形成してある。上枠材9と縦枠材10は、裏面側に一対の爪片21,21を有し、上枠材9は爪片21,21を笠木7上面に形成された凹部12に上方から係止し、縦枠材10は爪片21,21を柱1の外周側の見込面に形成された凹部12に外周側から係止して取付けてある。
上枠材9と縦枠材10は、前縁部にコ字形断面で内周側に曲げた折曲部22を有し、折曲部22で格子2,2,…との隙間を隠している。また、上枠材9と縦枠材10は、後縁部にも内周側に折り曲げた折曲部23を有しており、折曲部23で笠木7及び柱1との隙間を隠している。
図2に示すように、上枠材9の左右両端部と縦枠材10の上端部は、斜め45°に切断され、笠木7に取付けたコーナー部品24を介して端部同士を互いに突き合せてある。
(【0011】以降は省略されています)

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