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公開番号2025093348
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023208935
出願日2023-12-12
発明の名称開口部装置
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E06B 5/16 20060101AFI20250617BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 防火性能を向上させることのできる開口部装置の提供。
【解決手段】 複層パネル1と、複層パネル1を支持する枠2と、額縁3a,3b,3cとを備え、枠2は、躯体取付片4の室内側に開口部構成部材6,7,8の内周側に係止する躯体掛かり部5を有し、額縁3a,3b,3cは、樹脂又は金属製であり、躯体掛かり部5の室内側に開口部構成部材6,7,8の内周側面に当接して設けてあり、枠2の室内側を覆っており、室内側の見付面18が露出している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
複層パネルと、複層パネルを支持する枠と、額縁とを備え、枠は、躯体取付片の室内側に開口部構成部材の内周側に係止する躯体掛かり部を有し、額縁は、樹脂又は金属製であり、躯体掛かり部の室内側に開口部構成部材の内周側面に当接して設けてあり、枠の室内側を覆っており、室内側の見付面が露出していることを特徴とする開口部装置。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
複層パネルと、複層パネルを支持する障子と、障子を支持する枠と、額縁とを備え、障子は、室内側から見て框が枠で隠れており、枠は、躯体取付片の室内側に開口部構成部材の内周側に係止する躯体掛かり部を有し、額縁は、樹脂又は金属製であり、躯体掛かり部の室内側に開口部構成部材の内周側面に当接して設けてあり、枠の室内側を覆っており、室内側の見付面が露出していることを特徴とする開口部装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部に設置される開口部装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
建物の開口部に設置されるFIX窓等の開口部装置においては、防火性能を向上させたいという課題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、防火性能を向上させることのできる開口部装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部装置は、複層パネルと、複層パネルを支持する枠と、額縁とを備え、枠は、躯体取付片の室内側に開口部構成部材の内周側に係止する躯体掛かり部を有し、額縁は、樹脂又は金属製であり、躯体掛かり部の室内側に開口部構成部材の内周側面に当接して設けてあり、枠の室内側を覆っており、室内側の見付面が露出していることを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の発明による開口部装置は、複層パネルと、複層パネルを支持する障子と、障子を支持する枠と、額縁とを備え、障子は、室内側から見て框が枠で隠れており、枠は、躯体取付片の室内側に開口部構成部材の内周側に係止する躯体掛かり部を有し、額縁は、樹脂又は金属製であり、躯体掛かり部の室内側に開口部構成部材の内周側面に当接して設けてあり、枠の室内側を覆っており、室内側の見付面が露出していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1記載の発明による開口部装置は、複層パネルと、複層パネルを支持する枠と、額縁とを備え、枠は、躯体取付片の室内側に開口部構成部材の内周側に係止する躯体掛かり部を有し、額縁は、樹脂又は金属製であり、躯体掛かり部の室内側に開口部構成部材の内周側面に当接して設けてあり、枠の室内側を覆っており、室内側の見付面が露出していることで、室内側で火災が発生したときに、枠に支持された複層パネルの周縁部に火災の熱が伝わりやすくなるので、複層パネルの熱割れを防止して防火性能を向上させることができる。
【0007】
請求項2記載の発明による開口部装置は、複層パネルと、複層パネルを支持する障子と、障子を支持する枠と、額縁とを備え、障子は、室内側から見て框が枠で隠れており、枠は、躯体取付片の室内側に開口部構成部材の内周側に係止する躯体掛かり部を有し、額縁は、樹脂又は金属製であり、躯体掛かり部の室内側に開口部構成部材の内周側面に当接して設けてあり、枠の室内側を覆っており、室内側の見付面が露出していることで、室内側で火災が発生したときに、障子の框に支持された複層パネルの周縁部に火災の熱が伝わりやすくなるので、複層パネルの熱割れを防止して防火性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の開口部装置の第1実施形態を示す縦断面図である。
同開口部装置の横断面図である。
本発明の開口図装置の第2実施形態を示す縦断面図である。
同開口部装置の横断面図である。
本発明の効果を実証するために行ったシミュレーションの結果を示すグラフである。
同シミュレーションにおける加熱面側(室内側)と非加熱面側(室外側)の設定温度を示すグラフである。
シミュレーションを行ったモデルを示す図である。
第1実施形態の開口部装置の比較例を示す縦断面図である。
第1実施形態の開口部装置の比較例を示す横断面図である。
第2実施形態の開口部装置の比較例を示す縦断面図である。
第2実施形態の開口部装置の比較例を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1,2は、本発明の開口部装置の第1実施形態(請求項1に係る発明の実施形態)を示している。本開口部装置は、住宅用の防火仕様のFIX窓に適用したものであって、左右の柱(開口部構成部材)6,6とまぐさ(開口部構成部材)7と窓台(開口部構成部材)8とで形成される躯体開口部10に取付けられる枠2と、枠2内に納めた複層ガラス(複層パネル)1とを備えている。柱6,6とまぐさ7と窓台8は、室内側から見て内周側面と室内側面が露出している。
【0010】
枠2は、図1,2に示すように、上枠11と下枠12と左右の縦枠13,13を枠組みして構成してある。上枠11と下枠12と左右の縦枠13,13は、それぞれ内周側に向けて開口した略コ字型断面のガラス間口14が四周連続するように形成されており、ガラス間口14に複層ガラス1の周縁部を呑み込ませ、ビード15a,15bにより固定してある。ガラス間口14の底面14aは、開口部構成部材(柱6、まぐさ7及び窓台8)の内周側面6a,7a,8aよりも内周側に位置している。
上枠11と下枠12と左右の縦枠13,13は、アルミニウム合金の押出形材で形成されており、ガラス間口14の室内側の壁を構成する部分が樹脂形材16で着脱自在に構成してある。樹脂形材16は、室内側に向けてのびる延出部17を有している。上枠11及び縦枠13の樹脂形材16は、押縁16aとベース材16bの2部材に分割して形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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