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公開番号2025085927
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199640
出願日2023-11-27
発明の名称中柱固定装置
出願人三和シヤッター工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 9/58 20060101AFI20250530BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】ロッドを受け入れる孔からゴミ等が内部に侵入することを防止する中柱固定装置を提供する。
【解決手段】上方が開放状の凹部と、凹部の上端に床面FLと略面一で着脱可能に設けられ、中柱固定用ロッドを受け入れる第1係止孔80、第2係止孔81が形成されたプレート8と、第1係止孔、第2係止孔の直下にそれぞれ位置して、プレートの下面に垂下状に固定された筒状体9と、筒状体内に設けられた蓋体10と、筒状体内に設けられ、蓋体を上方に付勢するように下方から支持する弾性部材としてのコイルスプリング11と、を備えている。中柱非固定時には、第1係止孔、第2係止孔は、それぞれ、コイルスプリングの押上力によって、蓋体10がプレートの下面に当接することで塞がれている。プレートと、蓋体及びコイルスプリングを備えた筒状体と、がユニット形成しており、凹部に対して前記ユニットが着脱可能となっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
床面内に位置し、上方が開放状の凹部と、
前記凹部の上端に床面と略面一で着脱可能に設けられ、中柱固定用ロッドを受け入れる係止孔が形成されたプレートと、
前記係止孔の直下に位置して、前記プレートの下面に垂下状に固定された筒状体と、
前記筒状体内に設けられた蓋体と、
前記筒状体内に設けられ、前記蓋体を上方に付勢するように下方から支持する弾性部材と、
を備え、
中柱非固定時には、前記係止孔は、前記蓋体が前記プレートの下面に当接することで塞がれており、
中柱固定時には、前記中柱固定用ロッドが前記蓋体及び前記弾性部材を下方に押し込んで前記係止孔に係止するようになっており、
前記プレートと、前記蓋体及び前記弾性部材を備えた前記筒状体と、がユニット形成しており、
前記凹部に対して前記ユニットが着脱可能となっている、
中柱固定装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記筒状体の底部は、前記凹部の底面の上方に位置しており、
前記筒状体の底部には孔部が形成されている、
請求項1に記載の中柱固定装置。
【請求項3】
前記ユニットにおいて、前記プレートは長方形状であり、
前記プレートの長さ方向の一端側には、第1中柱固定用ロッドを受け入れる第1係止孔が形成されており、前記プレートの長さ方向の他端側には、第2中柱固定用ロッドを受け入れる第2係止孔が形成されており、
前記プレートの長さ方向の一端側の下面には、前記第1係止孔の直下に位置して、第1筒状体が固定されており、前記プレートの長さ方向の他端側の下面には、前記第2係止孔の直下に位置して、第2筒状体が固定されている、
請求項1、2いずれか1項に記載の中柱固定装置。
【請求項4】
前記凹部は、側壁と、底面と、からなり上方が開放状の箱状体と、
前記箱状体の上端の水平縁部と、からなり、
前記水平縁部と前記側壁の上端との間に位置して、載置部が形成されており、
前記プレートの縁部が前記載置部に載置されている、
請求項1に記載の中柱固定装置。
【請求項5】
前記凹部は、上方が開放状で、対向状の第1壁及び第2壁と、対向状の第3壁及び第4壁と、底面と、からなる箱状体と、
前記箱状体の上端の四周状の水平縁部と、からなり、
前記水平縁部は、第1短辺と、第2短辺と、第1長辺と、第2長辺と、からなり、
前記第1壁の上端と前記第1短辺との間に位置して、第1載置部が形成されており、前記第2壁の上端と前記第2短辺との間に位置して、第2載置部が形成されており、
前記プレートの長さ方向の一端側が前記第1載置部に載置し、長さ方向の他端側が前記第2載置部に載置するようになっている、
請求項3に記載の中柱固定装置。
【請求項6】
前記凹部において、前記第1長辺と前記第2長辺の長さ方向中間部位を架け渡すように中間載置部が形成されており、
前記プレートの長さ方向の中間部位が前記中間載置部に螺子で着脱可能に固定されている、
請求項5に記載の中柱固定装置。
【請求項7】
前記第1筒状体の側面は、前記第1壁及び前記第3壁に当接ないし近接しており、
前記第2筒状体の側面は、前記第2壁及び前記第3壁に当接ないし近接している、
請求項5に記載の中柱固定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、中柱固定装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
開口幅が大きい開口部を複数のシャッターで開閉する場合には中柱が用いられる。中柱は、側部にシャッターカーテンの端部を案内するガイドを備えており、見付部の下端部位に設けた上げ落とし金具のロッドを、地面の所定位置に埋設した中柱固定用受皿に落とし込むことで、開口部の幅方向の所定位置に固定される(特許文献1)。
【0003】
このような中柱固定用受皿には、ロッドを受け入れる孔を備えているため、経年により、当該孔からゴミが侵入して、底に溜ると、ロッドの降下動作を阻害し、中柱固定不良の原因となるおそれがある。
特開2022-55258
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、中柱固定装置において、ロッドを受け入れる孔からゴミが内部に侵入することを可及的に防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる課題を解決するべく本発明が採用した技術手段は、
床面内に位置し、上方が開放状の凹部と、
前記凹部の上端に床面と略面一で着脱可能に設けられ、中柱固定用ロッドを受け入れる係止孔が形成されたプレートと、
前記係止孔の直下に位置して、前記プレートの下面に垂下状に固定された筒状体と、
前記筒状体内に設けられた蓋体と、
前記筒状体内に設けられ、前記蓋体を上方に付勢するように下方から支持する弾性部材と、
を備え、
中柱非固定時には、前記係止孔は、前記蓋体が前記プレートの下面に当接することで塞がれており、
中柱固定時には、前記中柱固定用ロッドが前記蓋体及び前記弾性部材を下方に押し込んで前記係止孔に係止するようになっており、
前記プレートと、前記蓋体及び前記弾性部材を備えた前記筒状体と、がユニット形成しており、
前記凹部に対して前記ユニットが着脱可能となっている、
中柱固定装置、である。
本明細書において、筒状体は、必ずしも円筒体に限定されるものではなく、角パイプ状の筒状体であってもよい。
【0006】
1つの態様では、前記筒状体の底部は、前記凹部の底面の上方に位置しており、
前記筒状体の底部には孔部が形成されている。
この孔部は、水抜き用、ゴミ抜き用の機能を備えている。
【0007】
1つの態様では、前記ユニットにおいて、前記プレートは長方形状であり、
前記プレートの長さ方向の一端側には、第1中柱固定用ロッドを受け入れる第1係止孔が形成されており、前記プレートの長さ方向の他端側には、第2中柱固定用ロッドを受け入れる第2係止孔が形成されており、
前記プレートの長さ方向の一端側の下面には、前記第1係止孔の直下に位置して、第1筒状体が固定されており、前記プレートの長さ方向の他端側の下面には、前記第2係止孔の直下に位置して、第2筒状体が固定されている。
【0008】
1つの態様では、前記凹部は、側壁と、底面と、からなり上方が開放状の箱状体と、
前記箱状体の上端の水平縁部と、からなり、
前記水平縁部と前記側壁の上端との間に位置して、載置部が形成されており、
前記プレートの縁部が前記載置部に載置されている、
1つの態様では、前記凹部は、上方が開放状で、対向状の第1壁及び第2壁と、対向状の第3壁及び第4壁と、底面と、からなる箱状体と、
前記箱状体の上端の四周状の水平縁部と、からなり、
前記水平縁部は、第1短辺と、第2短辺と、第1長辺と、第2長辺と、からなり、
前記第1壁の上端と前記第1短辺との間に位置して、第1載置部が形成されており、前記第2壁の上端と前記第2短辺との間に位置して、第2載置部が形成されており、
前記プレートの長さ方向の一端側が前記第1載置部に載置し、長さ方向の他端側が前記第2載置部に載置するようになっている。
【0009】
1つの態様では、前記凹部において、前記第1長辺と前記第2長辺の長さ方向中間部位を架け渡すように中間載置部が形成されており、
前記プレートの長さ方向の中間部位が前記中間載置部に螺子で着脱可能に固定されている。
【0010】
1つの態様では、前記第1筒状体の側面は、前記第1壁及び前記第3壁に当接ないし近接しており、
前記第2筒状体の側面は、前記第2壁及び前記第3壁に当接ないし近接している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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