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公開番号2025059217
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169155
出願日2023-09-29
発明の名称建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 7/14 20060101AFI20250403BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】結露受け部材を容易に設置することができる建具を提供する。
【解決手段】建具100は、上枠22と、下枠30と、上枠22と下枠30とを連結する縦枠と、下枠30の屋内側に設けられ、水平面41uを有するアングル40と、アングル40の屋内側に設けられ、結露水を溜める金属製の結露受け部材50と、を備え、アングル40は、樹脂製であり、結露受け部材50は、下枠30との間に樹脂製のスペーサ523を介在させて、下枠30に固定されている下枠固定部521を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上枠と、
下枠と、
前記上枠と前記下枠とを連結する縦枠と、
前記下枠の屋内側に設けられ、水平面を有するアングルと、
前記アングルの屋内側に設けられ、結露水を溜める金属製の結露受け部材と、を備える建具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記下枠は、金属製である請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記アングルは、樹脂製である請求項1または2に記載の建具。
【請求項4】
前記結露受け部材は、
前記下枠との間に樹脂製のスペーサを介在させて、前記下枠に固定されている下枠固定部を有する請求項1または2に記載の建具。
【請求項5】
前記結露受け部材の屋内側に設けられる額縁を備え、
前記結露受け部材は、
前記額縁の上側に載置される設置部を有する請求項1または2に記載の建具。
【請求項6】
前記結露受け部材の屋内側に設けられた額縁を備え、
前記額縁は、
額縁側係止部と、
前記額縁側係止部の上側に配置される上側壁部と、を有し、
前記結露受け部材は、
前記額縁側係止部に係止され、前記上側壁部の下側に配置される受け側係止部を有する請求項1または2に記載の建具。
【請求項7】
前記受け側係止部と前記上側壁部との間に配置された止水部材を備える請求項6に記載の建具。
【請求項8】
前記結露受け部材の屋内側に設けられた額縁を備え、
前記額縁は、
上面に位置する上側壁部を有し、
前記結露受け部材は、
下方に向かって凹み、結露水を溜めることができる受け部を有し、
前記上側壁部の屋外側の端面は、前記受け部の内面における屋外側を向く面と、同一平面上に配置されている請求項1または2に記載の建具。
【請求項9】
前記結露受け部材の左右方向の端部には、前記受け部を閉塞する閉塞部材を有する請求項8に記載の建具。
【請求項10】
額縁を備え、
前記結露受け部材は、
鉛直面に沿って配置された第1金属壁部と、
前記第1金属壁部から屋内側に延びる第2金属壁部と、を有し、
前記額縁は、
前記第1金属壁部の屋内側に対向して配置された第1額縁壁部と、
前記第1額縁壁部から屋外側に延び、前記第2金属壁部に固定される第2額縁壁部と、を有し、
前記第1金属壁部、前記第2金属壁部、前記第1額縁壁部及び前記第2額縁壁部によって、下方に向かって凹み、結露水を溜めることができる受け部が形成されている請求項1または2に記載の建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、下記の特許文献1のように、建物の開口部に設置される建具の下枠には、アルミ製の下枠部材の屋内側に樹脂製のアングルが係止されたものが知られている。
【0003】
寒冷地では屋内で結露が発生しやすいために、アングルの屋内側に樹脂製の結露受け部材が設けられることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-122331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
結露受け部材は樹脂製であるために熱収縮しやしく、浮き上がってしまうことがあるために、結露受け部材を額縁に螺子固定しなければならないという手間がある。額縁が金属製であったり、大理石で形成されていたりすると、結露受け部材を固定するための螺子を額縁に螺子止めすることができないという問題点がある。
【0006】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、結露受け部材を容易に設置することができる建具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る建具は、下枠と、前記下枠の屋内側に設けられ、水平面を有するアングルと、前記アングルの屋内側に設けられ、結露水を溜める金属製の結露受け部材と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る建具の鉛直断面図である。
第1実施形態に係る建具の水平断面図である。
図1のIII部拡大図である。
第1実施形態に係る建具の閉塞部材を示す図である。
第2実施形態に係る建具の下枠構造の鉛直断面図である。
第3実施形態に係る建具の下枠構造の鉛直断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、本実施形態に係る建具について、図面に基づいて説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、本開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。以下の図面においては、各構成を分かりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
【0010】
以下の説明では、屋外側と屋内側とを結び水平方向に沿う方向を、屋内外方向と称する。屋内外方向と直交し水平方向に沿う方向を、左右方向と称する。屋内外方向及び左右方向と直交する方向を、上下方向と称する。屋内外方向を矢印Yで示し、屋外側を+Y側で示し、屋内側を-Y側で示す。左右方向を矢印Xで示す。上下方向を矢印Zで示す。
(【0011】以降は省略されています)

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