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公開番号2025104487
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222321
出願日2023-12-28
発明の名称解錠装置及び箱錠キット
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E05B 17/00 20060101AFI20250703BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】簡単な構造でラッチを解錠することができる解錠装置及び箱錠キットを提供する。
【解決手段】ドアに着脱可能に取り付けられるケースと、ケースに出没可能に設けられたラッチと、を有する。ラッチは、ドアの厚さ方向の一方側に位置し一方側から厚さ方向の他方側に向かうにつれてケースから離れる方向に延びる面部を有する箱錠におけるラッチを解錠する解錠装置である。一方向に沿って延び、面部よりも一方側の位置から他方側に向けて厚さ方向に沿って延びる姿勢において、一端が面部に接して押し込む押込部と、押込部における一方向の他端側に位置し一方向と交差する方向に延び、押込部が面部よりも他方側の位置から一方側に向けて厚さ方向に沿って延びる姿勢において、面部に一方側から係合する係合部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ドアに着脱可能に取り付けられるケースと、前記ケースに出没可能に設けられたラッチと、を有し、前記ラッチは、前記ドアの厚さ方向の一方側に位置し前記一方側から前記厚さ方向の他方側に向かうにつれて前記ケースから離れる方向に延びる面部を有する箱錠における前記ラッチを解錠する解錠装置であって、
一方向に沿って延び、前記面部よりも前記一方側の位置から前記他方側に向けて前記厚さ方向に沿って延びる姿勢において、一端が前記面部に接して押し込む押込部と、
前記押込部における前記一方向の他端側に位置し前記一方向と交差する方向に延び、前記押込部が前記面部よりも前記他方側の位置から前記一方側に向けて前記厚さ方向に沿って延びる姿勢において、前記面部に前記一方側から係合する係合部と、
を備える、解錠装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
弾性変形して折り曲げ可能な板状に形成されている、
請求項1に記載の解錠装置。
【請求項3】
樹脂材で形成されている、
請求項2に記載の解錠装置。
【請求項4】
0.5mm以上、1.0mm以下の厚さに形成されている、
請求項2に記載の解錠装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の解錠装置と、
前記箱錠と、
を備える、箱錠キット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、解錠装置及び箱錠キットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
箱錠が内蔵されたドアにおいては、ハンドルの操作によってドアに対してラッチを出没させて施錠及び解錠する。箱錠としては、機械的に解錠、施錠を行う構造の他に、携帯型送信器を用いて発した無線発信信号によってドア内部の受信ユニットを作動させて解錠、施錠することが可能な電子式が知られている。
【0003】
電子式の箱錠においては、無線電波信号を送信するリモコンやドア内部に設置して電波を受信する受信ユニット等の電池が切れた場合、電気的回線の不良、機構的な故障等の種々の原因によって、施錠状態のラッチの解錠ができない状態が生じることがある。
【0004】
特許文献1には、受け部へのロック部材の進退によって扉の施解錠を行う扉ロック装置と、電磁石による金属片の吸着と解放の切り替えによって扉の施解錠を行うマグネットロック装置とを併用し、ロック部材の進退を検知したときに、マグネットロック装置に解除信号を出力する扉ロックシステムが開示されている。特許文献1の扉ロックシステムにおいては、マグネットロック装置が故障等の種々の原因によって解錠ができない場合に電磁石に生じている磁力を強制的に解除して解錠可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-024329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載された装置は、構造が複雑で大掛かりであり、設置に手間が掛かるという問題がある。特許文献1に記載された装置は、ロック部材の進退検知及びマグネットロック装置に解除信号を出力する際に電力が必要であるが、例えば、停電時には電力供給が遮断されるため解錠できなくなる。特許文献1に記載された装置は、進退検知装置及び解除信号出力装置の少なくとも何れか一方に故障が生じた場合に、解錠できなくなるという不具合が生じる。
【0007】
上記の問題は、電子式の箱錠に限られず、機械式の箱錠においても発生する可能性があり、場合によっては扉を破壊する事態になりかねない。
【0008】
本開示は、以上のような点を考慮してなされたもので、簡単な構造でラッチを解錠することができる解錠装置及び箱錠キットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の第1の態様は、ドアに着脱可能に取り付けられるケースと、前記ケースに出没可能に設けられたラッチと、を有し、前記ラッチは、前記ドアの厚さ方向の一方側に位置し前記一方側から前記厚さ方向の他方側に向かうにつれて前記ケースから離れる方向に延びる面部を有する箱錠における前記ラッチを解錠する解錠装置であって、一方向に沿って延び、前記面部よりも前記一方側の位置から前記他方側に向けて前記厚さ方向に沿って延びる姿勢において、一端が前記面部に接して押し込む押込部と、前記押込部における前記一方向の他端側に位置し前記一方向と交差する方向に延び、前記押込部が前記面部よりも前記他方側の位置から前記一方側に向けて前記厚さ方向に沿って延びる姿勢において、前記面部に前記一方側から係合する係合部と、を備える、解錠装置である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の箱錠キットの箱錠を取り付けたドアを示す斜視図である。
開閉部が第1位置の箱錠における内部構成を示す図である。
開閉部が第2位置の箱錠における内部構成を示す図である。
解錠装置を用いて室外側から解錠する手順を示す斜視図である。
解錠装置を用いて室外側から解錠する手順を示す平面図である。
解錠装置を用いて室内側から解錠する手順を示す斜視図である。
解錠装置を用いて室内側から解錠する手順を示す斜視図である。
解錠装置を用いて室内側から解錠する手順を示す平面図である。
解錠装置を用いて室内側から解錠する手順を示す斜視図である。
解錠装置を用いて室内側から解錠する手順を示す平面図である。
解錠装置の変形例を示す平面図である。
解錠装置の変形例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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