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公開番号2025104862
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223010
出願日2023-12-28
発明の名称建具及び建具の施工方法
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 1/36 20060101AFI20250703BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】建物躯体の開口部に複数の窓部を連続して設けた建具において、意匠性を向上できる建具を提供すること。
【解決手段】建具1は、隣り合って並んで配置される複数の窓部2,3を備え、複数の窓部2,3のうちの隣り合う窓部2,3の間に連結部材が配置されずに、隣り合う窓部2,3における各隣り合う窓部2,3に隣り合う部材24,33同士が締結部材37により締結されて連結される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
隣り合って並んで配置される複数の窓部を備え、
前記複数の窓部のうちの隣り合う窓部の間に連結部材が配置されずに、前記隣り合う窓部における各隣り合う窓部に隣り合う部材同士が締結部材により締結されて連結される、建具。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記各隣り合う窓部の前記隣り合う部材同士は、ネジにより締結されることで連結される、請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記各隣り合う窓部の前記隣り合う部材同士は、それぞれ、室内側において見付け方向に延びる見付面部を有し、
前記隣り合う部材の隣り合う前記見付面部同士は、見込み方向に重なり合って連結される、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項4】
前記隣り合う窓部は、一方の窓部と、他方の窓部と、により構成され、
前記隣り合う部材は、一方の窓部に設けられる一方側部材と、前記一方側部材の隣りに配置され前記他方の窓部に設けられる他方側部材と、により構成され、
前記一方側部材は、前記一方の窓部に設けられるガラスの端部に対向して配置され見込み方向に延びる一方側見込面部と、前記一方側見込面部から前記他方側部材側に突出する一方側突出部と、を有し、
前記他方側部材は、前記他方の窓部に設けられるガラスの端部に対向して配置され見込み方向に延びる他方側見込面部と、前記他方側見込面部から前記一方側部材側に突出する他方側突出部と、を有し、
前記一方側突出部と前記他方側突出部との間に挟まれて配置される止水材を備える、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項5】
前記複数の窓部の枠体は、金属材料により形成された金属枠を少なくとも有する、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項6】
前記隣り合う窓部は、窓部の種類が異なっており、
前記隣り合う窓部に配置される隣り合うガラスは、見付け方向に見た場合に互いのガラスの見込み方向の厚さ部分の少なくとも一部が重なった状態で、見付け方向に並んで配置される、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項7】
前記隣り合う窓部は、窓部の種類が異なっており、
前記隣り合う窓部に配置される隣り合うガラスの室外側又は室内側の少なくとも一方側のガラス面同士は、同一平面上に配置される、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項8】
隣り合って並んで配置される複数の窓部を連結する建具の施工方法であって、
前記複数の窓部のうちの隣り合う窓部の間に連結部材を配置せずに、前記隣り合う窓部における各隣り合う窓部に隣り合う部材同士を締結部材により締結して連結する、建具の施工方法。
【請求項9】
前記隣り合う部材の間に止水材が配置され、
前記各隣り合う窓部の前記隣り合う部材同士を連結する際に、前記隣り合う部材のうちの一方の部材に対して、前記隣り合う部材のうちの他方の部材を係合させた状態で回転させて固定する、請求項8に記載の建具の施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建具及び建具の施工方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建物躯体の開口部に複数の窓部を連続して設けた建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-144376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の建物躯体の開口部に複数の窓部を連続して設けた建具においては、隣り合う窓部は、方立(連結部材)を用いて連結されている。特許文献1において、方立(連結部材)の見付け幅(左右方向の幅)が大きいため、意匠性を改善する余地がある。
【0005】
本開示は、建物躯体の開口部に複数の窓部を連続して設けた建具において、意匠性を向上できる建具及び建具の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、隣り合って並んで配置される複数の窓部を備え、前記複数の窓部のうちの隣り合う窓部の間に連結部材が配置されずに、前記隣り合う窓部における各隣り合う窓部に隣り合う部材同士が締結部材により締結されて連結される、建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の連窓を室外側から見た図である。
図1に示す連窓の横断面図である。
図1に示す連窓において開き窓が配置された部分の縦断面図である。
図1に示す連窓において嵌め殺し窓が配置された部分の縦断面図である。
開き窓と嵌め殺し窓とを連結した部分の拡大断面図である。
開き窓と嵌め殺し窓とを固定する手順を示す図である。
第2実施形態の連窓の横断面図である。
開き窓と嵌め殺し窓とを連結した部分の拡大断面図である。
開き窓と嵌め殺し窓とを固定する手順を示す図である。
第3実施形態の段窓を室外側から見た図である。
図10に示す段窓の縦断面図である。
図10に示す段窓において横辷り出し窓が配置された部分の横断面図である。
図10に示す段窓において嵌め殺し窓が配置された部分の横断面図である。
上段に配置された横辷り出し窓と中段に配置された嵌め殺し窓とを連結した部分の拡大断面図である。
上段に配置された横辷り出し窓と中段に配置された嵌め殺し窓とを固定する手順を示す図である。
中段に配置された嵌め殺し窓と下段に配置された嵌め殺し窓とを連結した部分の拡大断面図である。
中段に配置された嵌め殺し窓と下段に配置された嵌め殺し窓とを固定する手順を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書において、「見込み方向」とは、建具における室内外方向に沿う方向である。「見付け方向」とは、建具における面材(ガラス)の面方向に沿う方向であり、見込み方向に対して直交する方向である。「見付け面」は、建具における室外側及び室内側に面するそれぞれの面を意味し、「見込み面」は、建具において室内外方向に延びる面を意味する。図面において、建具の室外側を「室外側X1」とし、建具の室内側を「室内側X2」とする。建具を正面視したときの横方向を「左右」とする。
【0009】
第1実施形態の連窓1(建具)は、建物躯体100に形成された開口部11に納められる。図1~図4に示すように、連窓1は、見付け方向の左右方向(横方向)に2つの窓部が隣り合って並んで連設された連窓であり、建物躯体100の開口部11の左右方向の一方側(図1の左側、図2の右側)に配置される嵌め殺し窓3(FIX窓、窓部、一方の窓部)と、建物躯体100の開口部11の左右方向の他方側(図1の右側、図2の左側)に配置される開き窓2(窓部、他方の窓部)と、を備える。開き窓2と嵌め殺し窓3とは、開き窓2と嵌め殺し窓3との間に方立等の連結部材が配置されずに、互いの中間側縦枠24,33(隣り合う部材、縦材)同士がネジ37(締結部材)により締結されることで連結される。
【0010】
開き窓2は、図1に示すように、室外側X1から見て、建物躯体100の開口部11の右側であって、図2に示すように、室内側X2から見て、建物躯体100の開口部11の左側に納められる。開き窓2は、図2及び図3に示すように、枠体20と、枠体20内に納められた矩形の障子25と、を備える。障子25は、戸先側を室外側X1に押出し、吊元側に設けられた図示しない回動軸を中心として回動させることで、開放可能となっている。
(【0011】以降は省略されています)

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