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公開番号
2025073127
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023183605
出願日
2023-10-26
発明の名称
開口部建材
出願人
三協立山株式会社
代理人
個人
主分類
E06B
7/26 20060101AFI20250502BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】 水密性を高くすることができ、且つ安価に製造することのできる開口部建材の提供。
【解決手段】 枠1と障子2を備え、枠1と障子2間に室内側がタイト材3で閉じた半密閉空間4を有し、室外側に室外から半密閉空間4に通じる内外周方向の通路5を有し、枠1は、通路5を構成する見付面部6の内周側端に室外側に向けて突出する突起7を有するとともに、見付面部6の外周側端より通路5の室外側まで突出する段部8を有し、障子2は、通路5を構成する枠1側の見付面部6と対向し、外周側又は内周側に向けて突出するフィン9を有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
枠と障子を備え、枠と障子間に室内側がタイト材で閉じた半密閉空間を有し、室外側に室外から半密閉空間に通じる内外周方向の通路を有し、枠は、通路を構成する見付面部の内周側端に室外側に向けて突出する突起を有するとともに、見付面部の外周側端より通路の室外側まで突出する段部を有し、障子は、通路を構成する枠側の見付面部と対向し、外周側又は内周側に向けて突出するフィンを有することを特徴とする開口部建材。
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【請求項2】
枠と障子を備え、枠と障子間に室内側がタイト材で閉じた半密閉空間を有し、室外側に室外から半密閉空間に通じる室内外方向の通路を有し、枠は、通路を構成する見込面部に内周側に向けて突出するフィンを有し、フィンの内周側端に室外側に向けて突出する突起を有し、フィンは、通路を構成する障子側の見込面部よりも内周側に突出しており、障子は、通路を構成する見込面部の室内側端に外周側又は内周側に向けて突出するフィンを有することを特徴とする開口部建材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部に設置される開口部建材に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
枠に障子を開閉可能に納めた開口部建材においては、水密性の高いものが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、水密性を高くすることができ、且つ安価に製造することのできる開口部建材の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部建材は、枠と障子を備え、枠と障子間に室内側がタイト材で閉じた半密閉空間を有し、室外側に室外から半密閉空間に通じる内外周方向の通路を有し、枠は、通路を構成する見付面部の内周側端に室外側に向けて突出する突起を有するとともに、見付面部の外周側端より通路の室外側まで突出する段部を有し、障子は、通路を構成する枠側の見付面部と対向し、外周側又は内周側に向けて突出するフィンを有することを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の発明による開口部建材は、枠と障子を備え、枠と障子間に室内側がタイト材で閉じた半密閉空間を有し、室外側に室外から半密閉空間に通じる室内外方向の通路を有し、枠は、通路を構成する見込面部に内周側に向けて突出するフィンを有し、フィンの内周側端に室外側に向けて突出する突起を有し、フィンは、通路を構成する障子側の見込面部よりも内周側に突出しており、障子は、通路を構成する見込面部の室内側端に外周側又は内周側に向けて突出するフィンを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1記載の発明による開口部建材は、枠と障子を備え、枠と障子間に室内側がタイト材で閉じた半密閉空間を有し、室外側に室外から半密閉空間に通じる内外周方向の通路を有し、枠は、通路を構成する見付面部の内周側端に室外側に向けて突出する突起を有するとともに、見付面部の外周側端より通路の室外側まで突出する段部を有し、障子は、通路を構成する枠側の見付面部と対向し、外周側又は内周側に向けて突出するフィンを有することで、雨水が室内側のタイト材まで到達するのを防げるため、水密性を高くすることができる。しかも、室外側にはタイト材が不要で、枠と障子の室外側の部分の形状によって止水・水切りすることで、安価に製造することができる。
【0007】
請求項2記載の発明による開口部建材は、枠と障子を備え、枠と障子間に室内側がタイト材で閉じた半密閉空間を有し、室外側に室外から半密閉空間に通じる室内外方向の通路を有し、枠は、通路を構成する見込面部に内周側に向けて突出するフィンを有し、フィンの内周側端に室外側に向けて突出する突起を有し、フィンは、通路を構成する障子側の見込面部よりも内周側に突出しており、障子は、通路を構成する見込面部の室内側端に外周側又は内周側に向けて突出するフィンを有することで、雨水が室内側のタイト材まで到達するのを防げるため、水密性を高くすることができる。しかも、室外側にはタイト材が不要で、枠と障子の室外側の部分の形状によって止水・水切りすることで、安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本願発明の開口部建材の第1実施形態を示す縦断面図である。
図1の下枠側を拡大して示す縦断面図である。
第1実施形態の開口部建材の横断面図である。
図3の左側を拡大して示す横断面図である。
第1実施形態の開口部建材の室内側正面図である。
本発明の開口部建材の第2実施形態を示す縦断面図である。
図6の下枠側を拡大して示す縦断面図である。
第2実施形態の開口部建材の横断面図である。
図8の左側を拡大して示す横断面図である。
(a)は従来の開口部建材の例を示す縦断面図、(b)は同横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~5は、本発明の開口部建材の第1実施形態を示している。本開口部建材は、住宅用のたてすべり出し窓に適用したものであり、図1,3,5に示すように、躯体開口部に取付けられる枠1と、枠1に開閉自在に支持した障子2とを備える。
【0010】
枠1は、図1,3,5に示すように、上枠16と下枠17と左右の縦枠18,18とを枠組みして構成してある。上枠16と下枠17と縦枠18は、それぞれアルミニウム合金の押出形材よりなる金属枠部19と、金属枠部19の室内側の内周部に取付けた樹脂の押出形材よりなる室内側樹脂枠部20とで構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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