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公開番号2025069978
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023179959
出願日2023-10-19
発明の名称開口部装置
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E06B 5/16 20060101AFI20250424BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 施工性を向上させることのできる開口部装置の提供。
【解決手段】 取付補助材1と枠材2a,2b,2c,2dと防火ガラス3とを備え、取付補助材1は、開口部4の四周の内周面4a,4b,4c,4dに取付けられる長尺の部材であり、枠材2a,2b,2c,2dは、押縁5を有するものであって、取付補助材1に対して内周側から係合し、内外周方向に位置を調整して固定してある。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
取付補助材と枠材と防火ガラスとを備え、取付補助材は、開口部の四周の内周面に取付けられる長尺の部材であり、枠材は、押縁を有するものであって、取付補助材に対して内周側から係合し、内外周方向に位置を調整して固定してあることを特徴とする開口部装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部に設置される開口部装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、建物の開口部に設置されるFIX窓等の開口部装置が知られている。かかる開口部装置においては、施工性を向上させることが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、施工性を向上させることのできる開口部装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部装置は、取付補助材と枠材と防火ガラスとを備え、取付補助材は、開口部の四周の内周面に取付けられる長尺の部材であり、枠材は、押縁を有するものであって、取付補助材に対して内周側から係合し、内外周方向に位置を調整して固定してあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による開口部装置は、取付補助材と枠材と防火ガラスとを備え、取付補助材は、開口部の四周の内周面に取付けられる長尺の部材であり、枠材は、押縁を有するものであって、取付補助材に対して内周側から係合し、内外周方向に位置を調整して固定してあることで、枠材及び防火ガラスの取付けを容易に行うことができるので、施工性を向上させることができる。また、防火ガラスを備えているので、防火性能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の開口部装置の第1実施形態を示す縦断面図である。
同開口部装置の横断面図である。
同開口部装置の室内側から見た正面図である。
(a)は同開口部装置の下枠部分を拡大して示す縦断面図であり、(b)は同下枠部分を分解した状態で示す縦断面図である。
(a)は上枠の取付け方を示す室内側正面図であり、(b)は他方側の縦枠の取付け方を示す室内側正面図である。
本発明の開口部装置の第2実施形態を示す縦断面図である。
同開口部装置の横断面図である。
(a)は同開口部装置の下枠部分を拡大して示す縦断面図であり、(b)は同下枠部分を分解した状態で示す縦断面図である。
(a)は同開口部装置の縦枠部分を拡大して示す横断面図であり、(b)は同縦枠部分を分解した状態で示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~4は、本発明の開口部装置6の第1実施形態を示している。本開口部装置6は、図1,2に示すように、ビルの外壁を成すカーテンウォール7の室内側の開口部4に設置されるFIX窓に適用したものである。
【0008】
カーテンウォール7は、図1,2に示すように、躯体(図示省略)に固定して複数本の方立8,8,…が左右方向に間隔をおいて設けてあり、方立8,8,…間に無目9a,9bが上下方向に間隔をおいて取付けてある。本カーテンウォール7は、図1に示すように、居住空間に対向するビジョン部10と、上下階の境界部分に対向するスパンドレル部11とを有している。ビジョン部10とスパンドレル部11は、上下方向に交互に配置されている。
【0009】
方立8は、アルミ形材よりなり、図2に示すように、室内側に矩形断面の本体部12を有し、本体部12の室外側にT字形を成すように見込壁13と見付壁14を有している。見込壁13の右側と左側には取付溝15a,15bが形成してある。方立8は、ビジョン部10とスパンドレル部11にまたがって連続して形成され、躯体に図示しないファスナで固定してある。
【0010】
図2に示すように、ビジョン部10においては、隣り合う左右の方立8,8の室外側の取付溝15a,15bにガラス(複層ガラス)16の左右端部を挿入し、取付溝15a,15b内のガラス16の室内側に押縁17を取付け、押縁17の室外側面とガラス16の室内側面との間、方立8の見付壁14とガラス16の室外側面との間にシール材18を充填して、ガラス16を保持してある。
(【0011】以降は省略されています)

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